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リビア東部ベンガジで4日夜、反政府派の市民によるデモがあり、北大西洋条約機構(NATO)軍の支援を求め数千人が声を上げた。カダフィ政府軍に包囲されている西部ミスラタで犠牲になった市民200人以上の名前や行方不明者リストも張り出され、情報を求める市民が集まった。
反政府派がデモをした広場には、数百人の女性や子どもも集まった。娘と一緒に参加した地元女性(45)は「NATO軍はどこへ行った。国連決議に基づいて一刻も早く市民を助けて欲しい。孤立したミスラタでは市民の犠牲者が日に日に増えている」と話した。
反政府派は、米軍を中心とした多国籍軍の空爆が続いた先月下旬は、首都トリポリがある西へ進軍が続いた。しかし、空爆が減った最近はカダフィ派に押し返され、兵力や訓練不足により劣勢になりつつある。NATO軍の誤爆で市民の犠牲者も出たとされるが、「自分たちの誤射が原因だった」と主張して、引き続きNATO軍による空爆を求めている。
多国籍軍の指揮権は3月末に米軍からNATOに移った。その後の4日間で出撃は701回にのぼっているが、具体的な攻撃内容は明らかになっていない。カダフィ派は戦車などでの大規模攻撃を控え、小型車を武装して市街地に紛れ込んでいるとの情報もあり、反政府派の期待ほど攻撃の効果は上がっていない。
ミスラタでは、周囲の陸地を政府軍が包囲。4日にも政府軍による砲撃があり、病院は負傷者であふれているという。(ベンガジ=奥寺淳)
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