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http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20110325k0000m030038000c.html
【ベンガジ(リビア北東部)高尾具成】破壊され、焼け焦げたリビア政府軍車両が幹線道路脇に放置されていた。19日に始まった仏軍による空爆。反体制派の拠点ベンガジでは、政府軍の侵攻を食い止めた仏軍への「感謝」が広がっていた。
「(空爆が)2時間遅かったら政府軍は市街に突入し、状況は最悪となっていたはず」。自営業セリム・アル・ハシーさん(55)が、「カダフィ(大佐)の墓場」と描かれた戦車を指しながら語った。空爆時、政府軍の侵攻を恐れて自宅にいた。その後の爆音が仏軍の空爆とは思いもしなかったという。
ベンガジ中心部から西約15キロでは、戦車や装甲車など数十台が砕けていた。19日夕に中心部へ進軍していた政府軍車両の残骸だった。
仏軍の空爆は19日午後6時45分に開始。国連安保理決議を受けたカダフィ政権に対する初の軍事行動だった。
トラブ地区には破壊された軍用車が集中し、空爆のすさまじさを見せつけた。戦車には穴が開き、砲身の一部が数十メートル離れた場所に吹き飛んでいた。空爆は住宅密集地では行われなかったという。
戦闘が落ち着いた22日、空爆の「成果」を見ようと市民らが同地区を訪れていた。商店主のサリム・イッタルフォーニさん(42)は「政府軍は無差別殺害でベンガジを一掃しようとしていたはず。仏軍機の空爆は民家への被害もほとんどなかった」と話した。
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