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【ワシントン=望月洋嗣、サンサルバドル(エルサルバドル)=尾形聡彦】リビアに対する多国籍軍の軍事作戦を指揮するロックリアー米海軍大将は22日、カダフィ政権が停戦するまで、攻撃を続ける考えを示した。一方、ゲーツ米国防長官は、リビア軍の防空網に大きな打撃を与えたため、多国籍軍の攻撃は数日のうちに大きく減るとの見方を示した。
今後の軍事作戦の指揮権については、オバマ米大統領が22日、訪問先のエルサルバドルからキャメロン英首相やサルコジ仏大統領と電話で協議。オバマ氏は「多国籍軍への指揮権の移譲に何の疑いも持っていない」と述べ、「今後数日」で指揮権をどう移譲するかが明確になるとの見通しを示した。
米国防総省によると、多国籍軍は攻撃開始以来、巡航ミサイル「トマホーク」計162発を発射。米軍機は計212回、その他の参加軍は計124回出撃し、リビア軍の地上部隊などに計108回の空爆を実施した。
地中海で作戦を指揮する米第6艦隊の旗艦マウント・ホイットニーから衛星回線を通じて記者会見したロックリアー大将は、カダフィ政権に対し、反体制派の拠点都市ベンガジへの進攻中止と、ミスラタ、ザウィヤ、アジュダビヤ各都市からの即時撤退を求めた。「カダフィ大佐がこうした要求に応じ、市民への攻撃をやめれば、我々の任務も完了する」とし、当面は攻撃を続ける構えを示した。
ゲーツ長官は22日、訪問先のモスクワで記者団の質問に応じ、「リビアの防空網の破壊が成功したため、(多国籍軍の)攻撃は減っていく」と説明した。
リビアからの情報によると、多国籍軍の空爆で政府軍の東進は止まったものの、反体制派の拠点である西部ミスラタや南西部ゼンタンで戦闘が続いている。リビア西部では、政府軍は衰えを見せていないという。
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