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【パリ=古谷茂久】フランス軍参謀本部は19日、仏軍の戦闘機がグリニッジ標準時同日午後4時45分(日本時間20日午前1時45分)、リビアの反政府勢力の拠点ベンガジ付近でリビア政府軍の車両数台を攻撃したと発表した。国連安全保障理事会の決議を受け、カダフィ政権に対するはじめての軍事行動となる。
参謀本部によると作戦はベンガジ周辺の100〜150キロ四方の区域で実施した。戦闘機ラファールやミラージュ2000のほか空中警戒管制機など約20機が参加した。ロイター通信によると標的はカダフィ政権側の戦車と装甲車だったという。
仏本土では追加作戦に向け戦闘機などが待機している。このほか仏海軍の原子力空母「シャルル・ドゴール」も20日に同国南部トゥーロンからリビア沖へ向け出港する。フリゲート艦2隻もリビア沖へ向かう予定。ジュペ仏外相は19日夜(日本時間20日未明)、テレビに出演し「リビアの現政権が国連安保理決議に従うまで、攻撃は数日は続くだろう」などと語った。
このほか英キャメロン首相は19日夜、英国軍がリビアで軍事行動に入ったと発表した。キャメロン首相は軍事行動について「必要であり、法的に正当だ」などと述べた。英仏に続きカナダや米国軍なども作戦に合流する見通しだ。
これに先立つ19日午後(日本時間同日夜)、英仏独の首脳のほかクリントン米国務長官、潘基文(バン・キムン)国連事務総長、アラブ連盟のムーサ事務局長、アフリカ連合の代表らがパリに集まりリビア問題について協議。軍事介入は不可避との認識で一致した。
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