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http://www.asahi.com/international/update/0308/TKY201103080490.html
【カイロ=玉川透】リビア政府軍は8日、反体制派の首都トリポリへの西進を阻止するため、地中海沿岸の石油関連都市に繰り返し空爆攻撃を仕掛けた。反体制派が制圧した各都市も重火器や組織力で勝る政府軍に包囲され、医薬品などが不足し始めている。
ロイター通信によると、反体制派が掌握している東部の港湾都市ラスラヌフでは、政府軍の相次ぐ攻撃で先週末から石油の積み出しが停止。8日も少なくとも4回空爆された。同じく東部のブレガでも港湾が操業停止に追い込まれており、海運業者は「大半の石油関連の港は閉鎖している。仮に開いていても危険で作業ができない」と語った。
無差別空爆で民間人の被害も多発。AFP通信は、ラスラヌフ郊外で家族連れの車に爆弾が命中し、父親と息子が大けがを負ったと伝えた。
首都トリポリ近郊にある西部のザウィヤやミスラタにも政府軍が攻撃を継続。ロイター通信によると、カダフィ大佐の息子が率いる精鋭部隊に包囲されたミスラタでは、病院のベッドが足りずけが人が床まであふれ、医薬品も底をつき始めているという。
カダフィ氏の三男サアディ氏は、中東の衛星テレビ局アルアラビアのインタビューに「我々は外国からの攻撃にも備え戦力を温存しており、全戦力を投入していない」と述べ、戦闘が長期化しても耐えられると強調した。
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