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http://www.cnn.co.jp/world/30002035.html
トリポリ(CNN) 内乱状態が続くリビア情勢で、カダフィ政権打倒の戦闘を進める反体制派は5日、同国の正統政府の発足へ向けた国民評議会の結成を発表した。反体制派のラジオが報じた。
全土をほぼ網羅する地域代表の31人が同評議会に参加し、その初会合が5日、東部ベンガジ市で開かれたとも伝えた。評議会の国際的な承認、リビア解放、憲法起草や選挙実施などを目指すことになった。
評議会の本部は首都トリポリの「解放」までベンガジに置くとし、議長にはカダフィ政権を離脱したアブドルジャリル前司法書記(法相)が指名された。評議会の布告によると、リビア解放の戦闘を指揮し軍再建を図る軍事評議会も創立し、参加メンバーも決まった。
一方、カダフィ大佐の次男であるセイフルイスラム氏は4日夜、CNNとの会見に応じ、政府は国土の85%を掌握していると主張。今回の騒乱はカダフィ一族の存在に関連付けられないとし、内戦も起きないなどと強気の見方を示した。
反体制派と政府軍部隊との衝突は東部、西部各地で続き、多数の死傷者が出ている模様だが、反体制派は5日、首都から西へ約48キロ離れたザウィヤ市と東部ラスラヌフ市を再度掌握したと発表した。政府軍は4日、両市を攻撃しザウィヤを奪還したと主張していた。
ラスラヌフ市の反体制派は、政府軍の空軍機1機を撃墜したと発表した。同市西方にあるカダフィ大佐の出身地シルトへ進軍する構えも見せている。ラスラヌフに近いシドルでは空軍のヘリコプターが反体制派部隊の陣地に空爆を加えた。トリポリでは6日未明、激しい銃声が鳴り響いたが、政府当局者はザウィヤ、ラスラヌフ制圧の祝砲だと説明した。
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