http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/346.html
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(数分前)
外国の経済サイトから。
アメリカは海軍をリビアの首都トリポリに差し向けた。アメリカ単独の制裁戦争だ。第二のベトナム戦争だ。第二のイラク戦争ではない。第二のアフガン戦争でもない。NATOは動かなかったからだ。国連安保理も決議を控えているからだ。(中国・キューバなどの反対により)
ソース→http://blogs.voanews.com/breaking-news/2011/02/28/exodus-from-libya-grows-as-conflict-continues-2/
【リビアにNATO軍を進軍できず焦るアメリカ!ペンタゴンの企みを欧州は百も承知だ】
(数時間前)
オバマ大統領はホワイトハウスで国連事務総長パン・ギ・ブンと会談。「リビア国民に向けられている残虐行為を止めるために世界が取るべき実行手段について」話し合った。
(とこれはいつものカムフラージュ。世界の注目をこっちにひきつけておくための)
ベルギーのブリュッセルでEU代表者会議。27加盟国が全員一致でリビア制裁措置を決定した。前週土曜日に国連安全保障理事会で決定した(経済)措置も含めて。EUはカダフィ政権が使用している施設の売却を禁じた。
これまで焼く11万人がリビアから隣国エジプトおよびチュニジアに脱出した。さらに多くの人々が脱出する資金が泣くリビア国内に立ち往生しているとのこと。
リビアの戦況は「内戦化」の様相を見せ始めた。政府軍も反政府軍も地下にある塹壕に潜入し始めたからだ。カダフィは「死ぬまで戦い続ける。私も私を支持する者たちも」と声明を出したが、米国連大使ライス女史は「カダフィはリーダーとして不適格、現実の状況から絶縁している」と厳しく応じた。
首都トリポリ。治安軍(カダフィ軍)が反政府勢力を蹴散らした。トリポリの200キロ東のミスラータ。反逆軍とカダフィ忠誠軍が拮抗している。製油所が集まっている石油都市ザイーヤでは周りを囲んだカダフィ忠誠軍が反撃に出て奪還するのは時間の問題。さらにカダフィ忠誠軍は空軍を使ってベンガジの武器倉庫を空爆した。
一方EU側フランスは飛行機2機で支援物資を反乱軍に輸送した。
カダフィはアリ・アジャリ駐米大使を解雇した。アリ・アジャリは政権を離脱して反乱軍についた。
(大使が二重スパイ、ということはよくある話しだ。おいしい話で親分を裏切り国土とその富を米国に売り渡したのだろう)
【中国も警戒している、米の新作戦『民主主義クーデター』国連人権理事会で「外国軍の介入は前例を作ることになる」】
国連人権問題理事会。アメリカおよびEU諸国は一致してリビアを加盟国から除名することに同意した。が、キューバの国連大使は「平和的・国家主権による解決を尊重すべき」として議決に反対した。中国大使も「外国軍の介入を奨励するようなことは避けるべきだ。決議されたアクションは前例となる」として決議を拒否した。
世界は気がつき始めている。米国ペンタゴンの野望を。世界は感じている。ペンタゴンの焦りを。米国内でもうすぐ「ウィスコンシン州化」が始まる。州議会議事堂に集結した7万人のデモ。標的は公務員の実質増税法案を議会に提出した州知事スコット・ウォーカー氏だ。強力な支援者、カンザス州の億万長者デイビッド・コックとの電話を州公務員に膨張されてユーチューブで流れた。コック(冗談口調で)「デモの中にトラブルメーカーを侵入させたら?」知事(ユーモラスに)「もちろんそのことも考えたさ」
この会話がさらに州公務員たちの怒りを買った。しかしスコット・ウォーカーの「赤字財政の縮小」「小さな政府」方針のどこが間違っているのだ。ウィスコンシン州の教員5500人、消防・警察職員5000人。このまま行けば彼らへの年金と給与で現在36億ドルの赤字が39億ドルまで膨らむ。「人員を削減せず年金と医療保険の料金を小額アップすることで赤字の膨大化を防ぎたい」とする知事の願いは曲解されて12日間の連続ラリーとなった。学校も急行、子供もデモに借り出された。「公務員の団体交渉権を取り上げる」という知事の提案は「組合潰し」と解釈され、全米から組合員が応援に駆けつけて7万人の大集会となった。
ウィスコンシン州は昨年末の中間選挙で共和党に知事選を取られた。組合は民主党の支持母体だ。50万人の署名が集まれば(州内有権者の)ウォーカー知事のリコールも夢ではない。ところが面白いことに知事を選挙で応援したティーパーティーがらりーの外側を囲むようにしてデモを展開し始めた。共和党と民主の対立構造で事件が展開し始めた。オハイオ州やアラバマ州もこの動きをじっと注視しているそうだから、デモ対だもの大騒動がもうじき全米中に吹き荒れることだろう。
(筆者コメント)
このような国内不安を抱え、シャドウキャビネット・ペンタゴンは大いに焦っている。ということで、とうとうアメリカは痺れを切らし、大西洋に待機させていた米海軍を出向させた。地中海、トリポリを目指して。リビア国内に忍び込ませていた反乱分子の力だけではもうどうにもならないと判断したのであろう。アメリカは動いた。単独で。NATOを欧州に押さえられて、アメリカは単独でリビア征伐に進軍を開始した!
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