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チュニジアは中東の2.26事件を起こしたのか
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/325.html
投稿者 metola 日時 2011 年 2 月 22 日 23:38:58: XbEFO1BzdtcZo
 

>デモの前から欧米メディアのネガティブキャンペーンがありました。無知蒙昧の
>阿修羅住人は気が付いていないかも知れませんが。有名どころでは、>Newsweekの2011年1月31日号(執筆は荒れる前だったことでしょう)で公共
>の敵の筆頭にムバラクが挙げられています。まぁ、他にもイロイロありますけどね。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/268.html#c2

このコメントは私からのヒント。これを読んでちゃんと調べた人は、この冬に始まった民衆運動が、イランでは政権を覆すには至らず、一方リビアでは大きく発展したのは何故かということが理解したでしょう。

調べてない人のために書くけど
まぁ、この雑誌から分かることからすると、奴らは、今、こう思っているんだろうよ。

エジプト、リビアの調理は終わったぞ。さて、お次はイエメンをひっくり返そうか、アルジェリアをひっくり返そうか、それとも、わざと手を抜いてやろうかな。(オバマは来年から予算を削ろうとしてるからな!)

ま、私の紹介した記事を見た人は、上のつぶやきが、ほぼ、記事の特定の箇所と同じことしか書いていないということが分かるだろうね。それだけ分かりやすい事例だから、今後どう発展するかは、皆さんがこの投稿をきっかけにして調べて下さいな。

ただね、コメント書く人見てて感じたんだけど、
まさかとはおもうけど、

国民の窮乏がどうのこうのでデモが大きくなる、とかさ、
宗教警察が恐いからデモは発展しない、とかさ、
メディアのアホくさい論評を真面目に信じてないでね。

こういうメディアの説明はそもそも破綻してるでしょ。実際、イランより過激に民衆運動を廃除しても、覆されるところは覆されるし、イランより豊かでも覆されるところは覆される。つまり、デモの発展に貧困とか、弾圧はあんまり関係ないの。その辺、理解しないとさ、このデモの本質は理解できないよ。

民衆運動には、金とノウハウが必要なわけ。そのノウハウのミソになるのは、リーダー不在のネットワーク型組織の構築。これがないと、リーダーが叩かれてすぐに終わってしまう。

ネットワーク型組織と聞けば、アルカイダとか、法輪功がピーンと頭に浮かんだ人がいるだろうけど、こいつらはその、背後に米国の諜報勢が絡んでいることは有名だから、いちいち説明しないぜ。

つまり、その金とノウハウが提供されているところは民衆運動が成長し、提供されていないところは、民衆運動が成功しないということをまず理解しないとね。そして、この民衆を組織して動かすことを積極的にやると公言して憚らないアメリカの動きがどうしても重要になる。

イランについて「民衆運動は失敗する」とほぼ確定口調で書いているのは、このノウハウの提供が戦略的にされないだろうと予測されるからだ。(まぁ、イランにも民主化団体がいるし、頭のいい人もいるだろうから、そういう人が自らお金を拠出し、ノウハウを学ぶ可能性は廃除できないけどね。)

アメリカはブッシュ時代から、イランを潰す潰すといいながら、実際にはイランの利益になることばかりをやっていたでしょ。今や、イスラエル軍の戦闘機がイランの領空を飛ぶときは米軍が相手をすると、イスラエルを脅す始末。
実際、今はアメリカにとって、イスラエルはいじめの対象で、逆にイランは非常に重要な友人だ。その理由については、散々、ここ阿修羅で書いているし、今更書くまでも無いだろうから書かないけれどね、調べてちょうだい。

中国に関しても同様に、彼の国はアメリカの友人である。そもそも、中国共産党はCIAの前身であるOSSの助けで一党独裁体制を築きあげてきたのだから、中国の内部は、(利権構造も含めて)アメリカと太いパイプで繋がっている。
だから、中国で革命や大規模な暴動が起きにくいのだ。

歴史ってのは、ついつい民衆目線で判断してしまいがちだけど、すこし目を高くあげて、こういう観点でもう一度、時事問題を整理していただきたい。  

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コメント
 
01. 2011年2月23日 00:33:02: 64jJAWLT1k
コントロールされていると思い込まないと不安で不安で仕方がないんだろうね。
なにせ、自分の財布にしか興味がないようだから。

02. metola 2011年2月23日 07:18:56: XbEFO1BzdtcZo : sUqFrWjrwA
>>1
>国民の窮乏がどうのこうのでデモが大きくなる、とかさ、
>宗教警察が恐いからデモは発展しない、とかさ、
メディアのアホくさい論評をまさかとは思うけど真面目に信じてなよね。

私に粘着していつもいつもコメント頂いているようだが、君コメント稿には毎度ながら内容が無いね。こちらの質問には答えないし。

財布に感心があるのなら、これを戦争板には書かないでしょう。なんでもコントロールされていると思うのなら、たとえば千早さんを批判したりはしないでしょう。


03. 2011年2月23日 07:56:12: Wvs9rlQHHs
>>02
藻前に中身がないから安心して粘着してるのさ。
しかし、タイトルと中身に見事に関連性がないな

04. 2011年2月23日 12:10:19: k1XAcSV7SE
イラン軍艦がスエズ運河を通過 イスラエルは反発
http://www.cnn.co.jp/world/30001903.html

05. 2011年2月23日 14:41:25: pEEdutPcGI
イランの民主化団体?統制派に対する開放派はアメリカとの対話も模索するという主張はしているけどだからといって体制まで売り渡そうなどと思ってない。
イランの一般国民の多くは(特に若者は)音楽にしても文化にしても西洋のそれを普通に見知っているが、国の根幹をそいつらになんとかしてもらいたいとはさすがに思ってないと思う。

イラン革命でシャーを追い出し神学生と双璧をなしたイスラム社会主義運動のムジャヒディン・ハルクは革命の主導権争いでホメイニの死後、神学派に政権を乗っ取られバニサドルが亡命してイラン政権打倒を唱え、イランに潜入しテロ工作に励んでいたが2003年の米によるイラク戦争で出撃場所のイラクともども叩き潰されて壊滅し実質的にイランへのアラブ側からの工作部隊は途絶えたし、イラン国内で頑健にテロ工作に励んでいるとすれば国内少数派のスンニ派とクルドということになる。
イスラエルの破壊工作はだいたい現地人をリクルートするからそれはあるかもしれないが。

中東で起きている民主化要求という運動は民主化の中身を問わず言葉だけを捉えて見ると間違うけどね。
バーレーンはシーア派の要求デモの要素が強い。サウジにしても国内に少数のシーア派がいるし、そもそも米軍基地自体、異教徒の軍隊を置くことはイスラムの守護を任じる国としてふさわしくないという不満がスンニ派から突きあがっている。

今はリビアに視点が移っているね。カダフィーは用なしになったというのは確かにそうだ。
というかカダフィー自身、アラブに愛想が尽きてアフリカの問題に関わると宣言して以降、アメリカと和解して(一方的に膝をくじかれたようなものだが)もはや敵でもなんでもない、ただの老いた革命指導者で息子が主導権を握っているから独裁ちゃあ独裁だがリタイヤしたようなもんだしなあ。
いまさら40年の長期独裁云々っていってもなあ(苦笑)。


06. metola 2011年2月23日 17:58:25: XbEFO1BzdtcZo : RO74hDYFnM
>>3
タイトルの意味まで説明が必要か。いいだろう、教えてやろう。
青年将校が貧窮する人々のために立ち上がったと見せかけて、軍需と人身売買で儲ける財閥に利益をもたらすに至った事件=2.26事件

あとは自分で考えなさい。


07. 2011年2月23日 22:20:09: vq1J7pcI9s
metola-san,

Interesting.


Ozawa<--the Rothchilds.


08. 2011年2月23日 22:49:33: yk4pD82ScA
「無知蒙昧の>阿修羅住人」の一人として、お願いがあります。
ソースを示して下さい。内容的には興味深いことが書かれています。
>>Newsweekの2011年1月31日号
は以下の記事でしょうか?
Four Lessons From Egypt by Dan Ephron Jan 31, 2011

近頃、米国、特にオバマ政権とイスラエルの関係が冷え込んでいるのは認めますが、
>実際、今はアメリカにとって、イスラエルはいじめの対象で、逆にイランは非常に重要な友人だ。
が、分かりません。具体的に説明してもらえれば、ありがたいです。

>中国に関しても同様に、彼の国はアメリカの友人である。
>中国の内部は、(利権構造も含めて)アメリカと太いパイプで繋がっている。
は分かります。中国共産党を誕生させたのは、中国の有数な財閥であり、この財閥の大立者がキッシンジャーを通して米国に太いパイプを持っていたことは、あまり
知られていません。
>中国共産党はCIAの前身であるOSSの助けで一党独裁体制を築きあげてきた
これが初耳です。ソースを示してもらうと助かります。

チュニジアの暫定政権、エジプトの臨時軍事政権、共に米国の手の内にあります。
それらの政権に対する両国民の反対運動は続いています。
リビヤのカダフィ大佐の場合、かなり以前から国際石油資本を通じて米国とパイプがありました。

米国は、これら「ジャスミン革命」に見舞われた北アフリカ諸国に「テロとの戦い」のスローガンの下に、軍事協力、支援を通じてすでに進出していました。
事前の工作が行われたとすれば、今後判明するだろうと思います。工作は秘密裏で
行われるので、今の時点で、そのような情報がないのは当たり前です。

商品市場が高騰して各国で騒動が起きたのは、これが初めてではないので、金融緩和で濡れ手で粟の資金を手にした「ウオール街」が、投機に向えば同じ様な
事態が起きることは事前に予測できたことです。

米国は、ネオリベラリズムで不満を募らせ、終には爆発させ政権交代を誘導し、さらに新政権によるネオリベラリズム継続を可能にする方法を取っているのかもしれません。ベンアリ、ムバラク共に、ネオリベラルから離れようとした矢先に撃たれたような感じがしてなりません。


09. 2011年2月23日 22:59:45: vq1J7pcI9s
metola-san,

Meiji restration
Thomas Glover-Yataro Iwasaki (Mitubishi-UFJ)

Mitsui-Sumitomo
"Hiropon"


10. 2011年2月23日 23:20:35: 6kuobrWeYc
>>05

カダフィも用なしか。
「過激」発言は面白かったのだが。
安保理を「テロ理事会」と呼んだのとか。
誰か続けてやってくれないかな。


11. metola 2011年2月23日 23:55:10: XbEFO1BzdtcZo : cvjFnsXzCw
>>8
>公共の敵(Public's enemies)の筆頭に
と書いているとおり、同じ名前の囲み記事があるでしょう。

中国とOSSの関係については、いろいろありますが、たとえば
http://www11.plala.or.jp/jins/newsletter2006-6.files/senryaku.htm
を参照ください。


12. metola 2011年2月24日 00:31:28: XbEFO1BzdtcZo : cvjFnsXzCw
あぁ、ごめんなさい。
イスラエルについて書くのを忘れていました。
イスラエルいじめの理由は?
と言われると、いろいろ候補はあるのですが、まだ確定していないので書けません。

ただ、ブッシュがイラク戦争をおっぱじめたころから、明かに、アメリカがイスラエルを追い詰めていたのは事実で、アメリカが動く度にイスラエルの周りの反イスラエル勢力を助長させてしまって、ご覧のとおりイスラエルは疲弊しています。
そのため、それは何故だろうと国際情勢を分析する人は誰でも思うわけです。「ブレジンスキーらしい戦略」だと言われたり、「米国をコントロールするイスラエルに嫌気がさした」なんてことかと疑う田中宇みたいな人もいれば、「単なる銀行屋のおっさんの考えることだ」と切り捨てる原田武夫みたいな人もいたり、「NWOの一貫で」などという陰謀論者もいるわけですが、何が正解かは今のところ断定できません。
まぁ、荒れる日程をみれば、「銀行屋」路線でしょうけどね。カルト宗教の影響も無いわけでは無いだろうと考えて情報収拾のアンテナは出しています。


13. 2011年2月24日 07:24:55: ToOlLlpPeM
metola、>>05の人には対応してないな。
荒らし扱いされても文句は言えない漏れには一所懸命反応してたのにな。
やはり、自分が荒らしレベルなのでまともな議論をする能力はないようだ。
地頭が最低レベルなのに身に付きもしない無駄な勉強ばかりしたから虚偽
の屑になっちゃたんだな。

14. 2011年2月24日 08:33:28: vq1J7pcI9s
metola-san,

'More than 80 British (英国) firms are represented at the ongoing International Defence Exhibition and Conference (武器) (IDEX) in Abu Dhabi(アブダビ), including BAE, Thales UK and Motorola UK. The firms are offering everything from weapons and communications equipment to parachutes and uniforms.

Lockheed Martin (ロッキード) and L-3 communications from the US, France's Renault (レナウント) and Germany's Rhinemetall AG are among other major defence multinationals represented at IDEX.

Now in its 10th year, IDEA has attracted over 1,000 exhibitors this year, most of them from the United States, Britain, France and Germany. European governments have blocked sales of law enforcement equipment, like tear gas grenades, to some countries, but there are few restrictions on the sale of military equipment.'
- David Icke (デ―ビッド・アイク)24 Feb 2011
http://www.davidicke.com/headlines/45151-as-protests-crackdowns-continue-west-lines-up-to-sell-arms-to-middle-east-dictators


15. 2011年2月24日 15:25:33: lTmkODDXZ6
貧困で暴動は起きますよ、それを扇動するかどうかは別として・・・

16. 2011年2月24日 22:21:47: Wh7Pa57PC2
アサンジと言う餓鬼はいつ始末するのか
ヤーさん連合よ

17. 2011年2月26日 01:05:26: 8ValrlKxgQ
「運動」に国民も参加させるということは
今までみたいに内緒で利益を独占できないし
分け前がへるということ
そんな手しか打てなかったということは
どっちにしてもアメリカの力が弱ってるにはかわりない

18. metola 2011年2月26日 08:55:29: XbEFO1BzdtcZo : 5e3pDRmW7I
>>17
アメリカは、特にハーバード大などはCIAとつるんで昔からガンジーの研究をしていたのです。それをどう悪用しようかとね。

19. 2011年2月26日 20:46:30: jnfNSWU47M
次のサイトが世界情勢などの分析に詳しく、次の二つの記事の他多数の記事が投稿されていますので参照下さい。。

http://globalresearch.ca/index.php
==>
http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=23395
Battles rage in Libya; Gaddafi loyalists launch counter-attack

http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=23278
The Popular Uprising in Egypt: The Military Machine Remains Intact, The Political Status Quo Prevails

アメリカ他の支援のもと政権を獲得した後、特権階級の利益拡大が続き、GDPは拡大しても国内の格差が拡大し、アメリカやIMFの指令を受入れ国富を差出している限り独裁政権は許されています。その間に第二、第三の軍部指導者等はアメリカにて軍事技術と共に国民の手懐け方騙し方を訓練されている訳です。
国民の人気が落ち反乱が発生し独裁者が国外逃亡しても、多くの場合何時の間にか
暫くは国民の為に働くような顔をした替りの独裁者に乗っ取られる事が多いようです。
しかし志願兵徴兵者等はより国民に近い意識を持っているので、高級軍人でなくこれら多くの軍人が一致して人々の為に働いてくれれば良いのですが、一度には難しいようです。

その他次のサイト等を(から辿って)参照下さい。
http://tanakanews.com/
http://www.world-newspapers.com/world-news.html
http://english.aljazeera.net/indepth/


20. metola 2011年2月26日 21:48:48: XbEFO1BzdtcZo : 5e3pDRmW7I
>>19
良い投稿をありがとうございます。
globalresearchは軍事的な事件が起きたときに、真っ先に確認すべきサイトですね。

21. 2011年2月28日 00:32:19: Wh7Pa57PC2
フェイクリークスが閉電して
フェイクブックの存在意義は二つも有って
庶民には不要なノイズ
アングロの小さな水晶脳は奇数、偶数の配列
彼らの超えられない壁

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