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(回答先: 第三次世界大戦・Wikipedia(エジプトを見ていると人類が軍産複合体の脚本を凌駕して米国の一人負けとなる気がします) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 2 月 17 日 12:18:46)
今回のエジプトでおきた民衆デモで露骨だったのが、ハーバード大学の存在感である。Facebookはハーバード大内部の出会い系サイトが前身。(堂々とSNSという映画を作りやがった。もちろん印象操作が目的だろうが。)
これだけ大量の血を流しておきながら、「平和裏」に行ったデモだと強弁するメディアも、これの背景にあるのが「胡散臭い民主化団体」の主張であり、この怪しげな民主化団体の母体は米国CFRの関連団体であり、このCFRの関連団体にやはりハーバード大学のGene Sharp教授の研究を応用した民衆運動のシンクタンクがある。
ちなみに、このSharp教授というのは、ガンジーの非暴力抵抗運動の研究者である。適当な紹介が今すぐに見つからないが、下記のURLを参照頂きたい。
http://www.experiencefestival.com/gene_sharp_-_sharps_influence
つまりガンジーという戦略家の研究の結果が(彼自信は悪い人では無いのかも知れないが)、近年のカラー革命をはじめとする「怪しげな民主化運動」に応用されている。この点をよく認識する必要がある。そもそも、偽善に満ちたイラク戦争でさえ、そのきっかけを丁寧にしらべると、アルカイダによる同時破壊テロではなく、「胡散臭い」民主化団体の運動なのだ。
イラク戦争やカラー革命が、民主化が目的ではなく、原油などの資源の輸送路の確保と関係しており、それも、そういう大切な通商路で騒乱を引き起こすことにより、ただたんにバブルを引き起こしたり弾けさせたりする「ダケ」の目的だったことを思い起こして頂きたい。結末は、イラクは未だに地上の地獄の様相を呈しているし、カラー革命を起こした国々も、真の民主主義とは程遠い。偽善も甚だしい。
今回のエジプトも、期末の3月に経済を荒れさせる要因のためダケに利用された可能性が高い。去年のこの時期にも、一昨年前のこの時期にも、中東が荒れていたことをお忘れではないだろう。今年もお約束どおり、中東に火種がまかれた。ま、例年とは少し手法が違うけど。実に下らない。バカバカしい。ヒズボラやハマスは、エジプトが不安定になったことに乗じて、イスラエルにちょっかいを出すという芝居を打つだろう(もちろん、マッチポンプなんだがね)。やれ中東大戦争が起こるだの、なんだの。あとは楽しくやってくれ。毎年のことだ。
ついでに、エジプトが不安定になったのに乗じて、「アルカイダの活動がアフリカで活発になった」なんてことに発展するかもしれない。一発目は、日本のメディアは、報じないだろうけど、たとえばナイジェリアで宗教紛争だ。また血が流れる。バカバカしい。そして、これでアフリカの鉱物資源の価格がまた高騰する。それが狙い。下らない。
タイミングが毎年同じような時期に起きるんだから、気がつきそうなもんだがね。
ちなみに、毎年同じような時期に同じような事が起きるのは、6月にアメリカ国債の扱いが決まるからだろうね。それまでに、あっちこっち価格調整をしないとね。
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