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2010年12月26日15:22 軍産複合体
第二次世界大戦終了後から朝鮮戦争を経て、米英の軍産複合体が米英と中露が冷戦構造において対立する構造を作りあげる事に成功しました。
冷戦中、核兵器の限りない製造競争が両陣営において行われ、米露と同盟国の国民の税金が惜しみなく軍産複合体に流れ続けました。
そして冷戦終了。
今度は作った核兵器の平和的削減とやらで莫大もない税金が旧式の核兵器解体の為につぎ込まれています。
何のことはないその裏で新型核兵器競争が始まって相変わらずの血税が殺人兵器製造に流れ続けている構造は変わりません。
さらに都合のいい戦争を作り出しました。
ブッシュのテロとの戦いです。
これまでの国家間の戦争からテロという実態の掴めない敵との終わりのない戦争が始まったのです。
この戦争が最終的にはイスラム世界との全面戦争(宗教戦争)を画策している事は疑いの余地はありません。
しかしながら現在の世界はサブプライム、リーマンショックからの金融崩壊により、米英基軸から多極化へと流れが変わりました。
米英という海洋国家支配からユーラシア大陸という大陸国家(中国、ロシア、インド、中東など)を解放して経済発展を成し遂げようという大きなパワーシフトです。
これに欧州が加わります。
世界地図をみると東西で英国と日本という島国がユーラシア大陸をはさみ込むようにあるのがわかります。
まさに地政学的にユーラシア大陸の要(かなめ)の役割をしている事がわかります。
しかしその、くびきが今解かれようとしているのです。
金融資本主義と原油ドル基軸通貨システムの行きづまりです。
朝鮮戦争の直前に米国務省(外務省)は応援していた国民党(蒋介石)が中国内戦に敗れ台湾へ逃げたのを見捨てて、毛沢東の共産政権と和解する方向に舵を切りました。
しかしながらその後、金日成(キムイルソン)に「今なら韓国を武力で併合するのはたやすい」と吹き込み
南進させる事に成功し朝鮮戦争が勃発しました。
これはフセインを米国女性外交官が「クェートには関与しない。」と騙し、侵攻させたのと同じ策略です。
米軍は中国国境まで攻め上がり毛沢東中国共産党と全面対峙する事になりました。
この時にマッカーサー元帥がこのまま中国へなだれ込めば一気に勝利する事が出来るとばかりに主張し、解任されます。
有名な「老兵は死なず、ただ去るのみ。」という言葉を残し戦場を去ったマッカーサーは戦争には勝ったが政治には勝てないという悔しさの言葉であったのです。
このような状況はその後のベトナム戦争やアフガン戦争でも繰り返されます。
米空軍が北ベトナムのハノイを攻略出来る寸前になると必ず撤退命令が出されました。
つまり軍産複合体は全面的勝利は望んでいないのです。それは全面的勝利をしてしまえば戦争が無くなってしまうからなのです。
常に冷戦状態や戦争前夜状態を世界中に作るのが奴等の狙いであるわけです。
そして朝鮮戦争により米英の軍産複合体は、米中の恒久的敵対関係を作り上げる事に成功してアジアに冷戦を持ち込むことに成功します。
そして現在です。
多極主義(ユーラシア主義)や米国内のオバマ大統領に代表される勢力に追い詰められている米英軍産複合体は、かつての様に朝鮮半島に戦乱を起こし、米日韓対中露北という戦端を開かせようと画策しているのです。
第一次は北の金日成(キムイルソン)をそそのかし、第二次は韓国の李明博(イミョンバク)をそそのかしている最中なのです。
韓国の軍艦撃沈や尖閣列島、延坪島砲撃、中韓の漁船事件など、すべて軍産複合体の仕業である事を私たちは肝に命じなくてはなりません。
それに乗せられ主婦や子供まで駆り出しての日の丸行進は、煽動(せんどう)するものを厳しく弾劾(だんがい)しなくてはなりません。
また軍産複合体とは米英だけのものではないのです。
日本にもまたそぞろそのおぞましい姿を現し始めているのです。
資本主義の欠陥である競争による過剰生産からのデフレスパイラル(大恐慌)による財閥の寡占化です。
小泉による弱者切り捨ては強者同士の間にも起こりました。
西武グループやダイエーグループは容赦なく潰され乗っ取られて行きました。
西武の堤さんは、社内の先代の銅像を引き倒されるという暴挙を受け、吉永さゆりさんは今更ながらの芸能界復帰をせざるを得ないほど追い込まれてしまいました。
ダイエーの中川さんは最後は気を病み急死して行きました。
10大財閥がいつのまにか三井、三菱、みずほに集約され、そしていつのまにか姿を現したのが、三井、三菱、川崎、という和製軍産複合体です。
戦前とまったく変わらない構造が日本でもすでに生まれているのです。
今後は間違いなく売れなくなった自動車や家電に代わり、これらの軍産複合体が生産する戦車や飛行機を日本政府が税金で買い上げて行くという資本主義のどん詰まりの姿を見る事になるでしょう。
またそうするしか経済が立ち行かなくなって行く為、それで生活する人達も大勢出るわけで、いつの間にか「仕方ない」と若者は食べる為に軍隊へ志願して行くようになり、それが正しい事であるという風にあっと言う間に変わってしまうのでしょうか。
どこかでこの負の連鎖を止めなくてはならないのですが、書いていて底知れぬ無力感に襲われてしまいますが、果たして人類はこの鎖を解く叡智を示す事が出来るのでしょうか。
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