http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/194.html
Tweet |
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu231.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
--------------------------------------------------------------------------------
F-35は攻撃機であって、制空戦闘機じゃないってことは常識だろ。
そんなものでシナのJ-20やロシアのPak-FA/T-50を阻止できるわけがない。
2011年1月14日
中国が制空権を狙ってステルス戦闘機「殲20」を開発
◆日本はF35導入を=米国防長官 1月12日 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110112-00000004-jij-int
【北京時事】ゲーツ米国防長官は11日の北京での記者会見で、日本の次期主力戦闘機(FX)として米英などが共同開発中のF35戦闘機を勧めた。
中国が制空権を狙ってステルス戦闘機「殲20」の開発を進める中で、日本も対抗できる防空体制を構築するよう求めたものとみられる。
ゲーツ長官は、日本政府はFXを選考中で、第5世代のステルス性能を持つ「正しい戦闘機を導入できる機会が与えられている」と強調した。また、12日からの日本訪問で、「助言するかもしれない」とも述べた。
◆Podcast28_Military_News_Blog 1月13日
http://podcast28.blogzine.jp/milnewsblog/2011/01/14152011113_a30.html
Robert Wall 記者による2011-1-12記事「Will J-20 Push Japan To Buy F-35?」。
イランのBM「シャハブ3」は、MDのセールスにとって最大の広告になった。同様に、シナのJ-20は、F-35の注文数を倍化させるだろうか?
東京に飛ぶ前にゲイツ氏はシナに於いて語る。いわく。日本政府はF-Xを考えている。彼らが正しい戦闘機を買えば、第五世代能力が得られるだろう。そのためにわたしはいくつかの示唆をするだろう、と。※すっかりセールスマンモードになっている。防衛省はすでにF-35を買うことは決めている。それをあたかも自分の手柄のように、米国内向けに広宣したいらしい。退任後も顧問等で稼ぐ気かよ、このオッサンは? それとも、ワシがF-22を禁止したおかげでF-35が売れるのだからロックマートはワシに恩義を感じろ??と??
これはロッキードマーチンのF-35を推薦することと同義に思えるが、こんなことを公言しては、げんざい、日本のF-X用として別の飛行機(ただし非第五世代)を売り込んでいるボーイングやユーロファイターのメーカーは怒るのではないか。日本には、F/A-18E/F や F-15の改善型も提案されているのだが……。
以下、この記事についてのコメント欄からの摘録。投稿者はもちろん海外の軍用機マニアである。ブログの編集者によって選ばれたコメントが、日本に同情的な意見ばかりなので驚いた。
DeltaCanard君のコメント。
普通の格闘戦用の戦闘機にAESAさえ搭載すりゃー、「部分ステルス」にすぎないJ-20なんてメじゃないぜ。JSF なんてダメだ。ステルス設計で多数のAAMを抱えられないし、余分なAAMを表皮外に吊下すればすごい低速になっちまう。オレの日本政府に対するオススメは、スウェーデンからグリペンを大量に買ってMETEOR〔ラムジェットの超大射程AAM。実用化は7年後か?〕を運用させることだ。まあゲオポリティクスが、日本政府に米国製戦闘機以外のチョイスを不可能にしてるんだけどね。だがシナ軍機は多数だ。それに対抗するには、数量が絶対に必要なんだよ。高価過ぎて少数しか調達できないF-35では、とても日本は防空できないだろう。
Talyn 君のコメント。
F-35は攻撃機であって、制空戦闘機じゃないってことは常識だろ。そんなものでシナのJ-20やロシアのPak-FA/T-50を阻止できるわけがない。それらの機体はF-22の対抗機として設計されてるんだぜ。F-35でなんとかなるわけないだろう。ダメだ、日本は絶対にJSFを買うべきではない。オレ〔おそらく東欧系の人かロシア好きの人〕のオススメは、ロシアと日本が戦闘機を共同開発することだよ。
sferrin 君のコメント。
アメリカ政府はたしかに日本にF-22を売らなかったが、沖縄には何かあるたびにF-22を派遣していますよ。それで何の問題が?
RSF 君のコメント。
高高度でF-22をやっつけるために開発されたJ-20に、低空作戦機のF-35で対抗ができるわけがないわなぁ。これが米空軍だったとして、敵がF-22級で向かってくるのに、それをF-35で迎撃したいと考えるか? 常識だよ。J-20がF-22の半分の性能しかないとしても、F-35をやっつけるには充分だろ。ゲイツは他の問題で頭がいっぱいで、戦闘機のことは何も理解してはいないことが推定できると思う。
snafu 君のコメント。
数量には大きな意味があるんだよ。20機のF-35では、防空なんて無理。つまり買っても無意味だ。しかし、48機のF-15級なら、決定的な意味が出るのさ。F-35は今後も価格が暴騰し続け、どの国も何十機とは買えないまでになりますよ。
RunningBear 君のコメント。
日本政府よ、F-35に決めたんなら仕方がないが、A型ではなくC型を買いなよ。日本のADIZは広い。C型なら燃料を 1,000 lbs. 余計に積めるからな。
ghemago 君のコメント。
日本は現有のF-15の更新用として F-35 を買うわけじゃないぜ。おまえら素人は黙ってろ。日本は航続距離と「双発」にこだわっているんだ。とすれば選択肢は、Typhoon か F15-Silent Eagle しかないだろ。Typhoon からは Meteorが運用できる。F-15SE は補給整備の合理性という点ではアドバンテージがあるが、Meteorを運用するようには考えて無いし、無理に搭載するとすれば機外吊下となるわけだ。MeteorはデカいAAMだからね。オレの結論は、日本は Typhoon を独自に改造(エンジンはEJ200+推力偏向式に)すべきだね。異論は認めん。
br_dlf 君のコメント。
日本の立場は、ノルウェイやオランダと似ていると思うんだ。つまり「アメリカ様を怒らせない程度に防衛力でお付き合いしときましょう」というスタンスじゃないのかな?
JSFにはじつはものすごい速力と航続力のポテンシャルがあり、それはこれから完成する??なんてガセは、僕は信じてないよ。JSF を領空の広い日本の防空に使うなんて、ナンセンスだろうね。かといって、航続力の足りないJSFで北京への侵攻爆撃ができるとも思えない。せいぜい、シナの港湾を叩けるだけだよね。
※日本がF-22を買えなくなったのは、北京の対米宣伝の勝利です。彼らはあらゆるレトリックで「日本がF-22を持って強くなることがアジアの平和に有害である。米国にとっても有害になる」と、英語で説いた。多数の英語スピーカーがそのために動員されました。それが成功した。シナ人によるその対米宣伝に対抗して、日本の政府と外務省と防衛省と空自と三菱商事も対米宣伝をすべきでした。しかし、彼らはそれを怠りました。特に現役時代の田母神氏は何をしたんですか? むしろシナ人の対米宣伝を補強してやる活動にいそしんでいたのではありませんか? 真珠湾攻撃を条約破りの侵略だったといまだに認めようともしない日本人が、どうして米国防省に「F-22を悪用しない」と信じさせられるでしょうか。
(私のコメント)
中国がF22に対抗するためのステルス戦闘機「殲20」を開発しているそうですが、写真まで発表されている。中国は着々と新兵器を開発していますが、経済力で日本を上回るようになって軍事力でも日本を上回るようになりました。アメリカの思惑としては、中国が軍事力増強を続ければ日本はますますアメリカを頼りにするという思惑なのだろう。
しかし、中国がアメリカを上回るようになったらどうするつもりなのだろうか? 2050年にはアメリカを経済力で上回るという予測もありますが、アメリカの急速な衰退も考慮しなければなりません。現在のアメリカ軍の強大な戦力から見れば想像も付かないことですが、経済から見ればリーマンショックよりも大きな金融危機が起きて、90年代のロシア軍のようになりかねない。F22の開発を中止したのも軍事予算が厳しいからだ。
私自身は、もはや有人戦闘機は時代遅れであり、無人戦闘機を開発すべきであり、無人戦闘機ならパイロットの養成もしなくて済んで、ゲームオタクでも無人戦闘機パイロットになることが出来る。F35にしても開発の遅延で開発コストが高くなる一方であり、いつ配備されるかわからない状況では、いろいろな手段を講じておくべきだろう。
有人の戦闘機も平時には多用途な目的で使うことがあるから必要なのですが、無人戦闘機をバックアップすることも必要だろう。アメリカ軍はすでに大型の無人爆撃機を開発しているそうですが、アフガニスタンでは無人偵察爆撃機が実用化されて戦果を上げている。誤爆で民間人を殺しても機械上のエラーとしてアメリカ軍は平然としている。
F35にしても、アメリカ軍はもはや有人戦闘機の開発に半信半疑の状態であり、F22の生産の中止も有人戦闘機は時代遅れと考えているのかもしれない。アメリカ自慢の原子力空母もミサイル戦争の時代には単なる標的に過ぎない。近代兵器を持たない諸国に対しては有効でも、中国やロシアなどには有効ではない。
もちろん平時においては治安維持活動などにおいて有人の軍用機や軍艦などの有用性は否定できませんが、先進国間の戦争になるとミサイルしか役に立たないだろう。今のところミサイルを打ち落とせる兵器は一般的ではないから、ミサイルの質と量が勝敗を左右する。戦場には軍人は居らず、無人兵器だけが走り回っているかもしれない。
もはや戦争によって外交問題を決着を付けるやり方は時代遅れであり、中国にしても非軍事的やり方の戦争を考えている。いわゆる情報宣伝戦でありプロパガンダ戦争が先進国同士の戦争では用いられる。ウィキリークスもアメリカなどに対して致命的なダメージになるのでしょうが、軍事力は最後の最後の手段であり、核ミサイル戦争になったら人類滅亡の危機であり、勝敗など吹っ飛んでしまう。
そのような視点で見れば、F35の用途も限られたものであり、ミリタリーニューズに書かれているように、中国のJ−20は日本にF35を売り込むために、米中が示し合わせて写真を公開したのかもしれない。私自身はアメリカも中国も信用しておらず、裏では米中は手を組んでいると見ている。そうすればアメリカは日本に兵器を高く売りつけることが出来る。これも情報宣伝戦のひとつなのだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。