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【ワシントン=嶋田昭浩】米司法省は六日、国家機密情報を新聞記者に漏洩(ろうえい)したとして、米中央情報局(CIA)元職員で弁護士のジェフリー・スターリング容疑者(43)を逮捕した。同省は、流出した情報の内容や記者名、所属する報道機関を公表していないが、米紙ニューヨーク・タイムズは、情報の提供先を同紙のジェームズ・ライゼン記者と報道。イランの核開発に対するCIAの妨害工作についての情報が問題とされたとの見方を伝えた。
ライゼン記者は、ブッシュ前政権の秘密情報活動を明かした二〇〇六年出版の「ステート・オブ・ウォー」(邦題「戦争大統領」)の著者。
司法省によると、スターリング容疑者は、一九九三年から二〇〇二年までCIAに勤務し、複数の国の兵器に関する機密情報を扱う任務に就いていた。
タイムズ紙は、ライゼン記者が同容疑者から提供を受けたとされるイラン核関連の情報について、新聞に掲載すれば国家の安全保障を脅かす、と米当局者から指摘され、同紙編集者らが記事の掲載見送りを決定。その後、ライゼン記者が著書に情報の内容を書き記した、と説明している。
同紙によると、ライゼン記者は、ニュースソースについて明かすことを拒否。捜査機関にも協力していないと主張している。
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011010802000029.html
やはり「大義」は無かったのだ, 2007/6/2
By 藤崎健一 (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー) (トップ1000レビュアー) レビュー対象商品: 戦争大統領―CIAとブッシュ政権の秘密 (単行本)
副題が示すとおりホワイトハウス(+国防総省)と
CIAの裏側を明らかにした一冊。
対イラク戦争の開戦に至る経緯を主軸にCIAが行った
対イラン工作(表側で行っていることとは全く正反対
の性質を持つ)や時の政権とサウジアラビアの関係等
にも迫っています。
良くも悪くアメリカは世界最強の民主主義国家であり
それを国民・政府も誇りにしている国です。
(それ故に自己の価値観を勝手に広めようという
お節介な面も多々見受けられますが……)
当然、そういう国であるからこそ、何かをするに
あたっても正当なプロセスを踏んで進められている
ものと考えてしまうのですが、本書を読むとそれが
勝手な考え、思いこみだったということを実感させ
られます。
・正義を説く国が、不正義をあちこちで行っている。
・偉い人が好む情報だけを提出していたCIA。
・逆に、不都合な情報を見つけてもそれを黙殺した
ホワイトハウスや国防総省。
・他人の職権を侵して突き進んだネオコン。
・指摘されていた兵力不足も黙殺した結果故に
泥沼化しているイラク。
・アフガンの戦後を考えていなかったホワイトハウス。
と、いろいろ挙げられますが、本書に一貫して通じる
ものは、時の政権が自分たちにとって都合の良い「情報」
しか信じず(逆にそれを肯定する為の嘘情報まで持ち出した)
それを元に動いてきたということです。
こんなことに人の命やお金に資源を浪費している
現実の愚かさを知るにも一読する価値有る本です。 レビューを評価してください
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5つ星のうち 2.0 State of War, 2007/5/29
By エパメイノンダス - レビューをすべて見る
(VINEメンバー) (トップ100レビュアー) レビュー対象商品: 戦争大統領―CIAとブッシュ政権の秘密 (単行本)
サウジアラビアとのコネクション、前CIA長官テネットの問題、アブグレイブ刑務所のこと、N
SAの監視プログラム、大量破壊兵器捜索の顛末、イラク戦争計画の不手際、麻薬国家と化し
たアフガンの現状、対イラン情報工作の失敗等々、ブッシュ政権の失策の数々を暴いてはいる
ものの、分析や視野を欠いた単純な断罪や緻密さの欠如が目立つのであまり高い評価にはなら
ない。
位置づけとしてはあくまでウッドワードの「ブッシュのホワイトハウス」の副読本。ウッドワ
ードがあまり細かく書いていないことをこの本の記述で補完することができるので併せて読ん
だほうがよいと思う。
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5つ星のうち 4.0 衝撃的なファクト・ファインディングだが……, 2006/12/15
By 精神交遊 - レビューをすべて見るレビュー対象商品: 戦争大統領―CIAとブッシュ政権の秘密 (単行本)
たとえば、本来は海外での監視業務を担うはずの米NSAが、超法規的な措置で米国民の市民的自由を侵し、米国内で監視活動を続けていた。あるいは成功したと評されるアフガニスタンへの攻撃だが、米国によるタリバン政権打倒の後、かえって当地では麻薬栽培が増えた。存在しなかったイラクの核兵器開発計画を、必ずあると疑い、開戦の口実に利用した――。
ライゼンが発掘した一つひとつのファクトは、凄みがある。
とはいえ、ボブ・ウッドワードの「攻撃計画」などを読んだ後に、この書を読むと、あまりにも文章表現が新聞記者の雑報報道めいた書きっぷりで、読ませる文章上の工夫が乏しい。
よほど訳者が拙劣なのかと思いきや、ウッドワードと同じ伏見威蕃氏の訳。ということは、本人(ライゼン)の表現力の問題である。
おそらく彼はきっと特ダネ新聞記者だろうと思う。しかし、新聞でせいぜい100行の記事を書くのと、200〜300ページの本を書くのとでは、およそ書き方は根本から違う。そのへんの自覚がウッドワードと比べて足りない。
「コメント」
なぜ、これを書いたのか、当然警察庁が本当にテロのことを考えているのかという疑問を持っているからだ。上の逮捕の理由も、その悪に対して証言封じ行おうとしているからだ。これは、日本も含んで重要な政治・外交問題である
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