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ロン・ポールは国際金融資本マフィアを倒せるか
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投稿者 姉葉大作 日時 2011 年 1 月 02 日 12:43:43: 1eq0f123HFFf2
 

我々が、アメリカの最良の利益に反する活動をしている秘密の陰謀団の一部であると信じている者たちすらいる。私の家族と私を「国際主義者」と特徴づけてさらに統合されたグローバルな政治と経済の構造、いうなればワン・ワールド(世界政府)を築くために世界中で他の者たちと共謀していると。
もしも、それが、訴えであるなら、私は、有罪である。
そして、私は、そのことを誇りに思う。
-ディビッド・ロックフェラー「Memoirs」2002年-

日本人の99.9%以上の人々がアメリカ政府の金融政策は、アメリカ政府が決めていると思っているけど実はそうではない。政府にも議会にも知らないところで国際金融資本家(グローバル・エリート)がFRBを使って決めているの..........欧米のグローバルエリートが集合するビルダーバーグ会議にバーナンキやグリーンスパンなどのFRB議長が参加しているのは、今後の金融政策を100人足らずの超エリート集団で決めているからなの。(いろいろな国際機関の最高責任者参加しており2008年の米大統領選ではヒラリー・クリントンとオバマ大統領も参加している。ちなみにビル・クリントンが大統領に選ばれる前にも参加していたのw)
そんな国際金融資本マフィアの権力装置じゃなくてアメリカ連邦準備理事会を監視する権限をアメリカ議会に取り戻そうとしているのがロン・ポール議員なの........今年から米下院議会の金融政策小委員会の委員長にロン・ポール議員が就任する。
これは大事件なの。
なぜならロン・ポール議員は、アメリカ連邦議会の調査権駆使して今まで公にされなかったロックフェラー一族の組織犯罪&国家犯罪を国民に告発して1983年8月31日に搭乗していた航空機が撃墜されて死亡したラリー・マクドナルド議員(民主党)と党派を超えて協調関係を結んでいたの
アメリカの経済ブログなどでは、バーナンキが自分の辞任と引き換えにQE3(ドル崩壊装置)を発動するという話も飛び交っていて興味津津........あと原油、穀物、地金が超暴騰で世界中で暴動が発生(地域間紛争が頻発)、CINNs(財政破綻する全米の州)がデフォルトするという話も。

1975年11月、ラリー・マクドナルド、「ロックフェラー・ファイル」序文


ロックフェラー・ファイル」は、作り話ではない。
これは、我々の生涯で最も重要な話となるかもしれない、
簡潔で、説得力を持つ、恐るべき発表である。
それは、同じ傘下で、超資本主義と共産主義を結合させて、
すべてを、自分たちの支配下に置き、
ワン・ワールド政府(世界政府)を創ろうという、
ロックフェラー家と彼らの同調者たちを駆り立てている欲動についてである。

ジョン・D・ロックフェラー氏が、彼に思いつく限りのあらゆる邪(よこしま)な策略を用いて、
巨大な石油独占会社を創り上げた日から、百年以上もの間、ロックフェラー家について、
図書館をいっぱいに出来るほどの本が書かれてきた。私は、その多くを読んだ。
そして、私の知る限り、ロックフェラーの話の最も重要な部分を明らかにしようとしたものは無かった。
それは、ロックフェラー家と彼らの同調者たちが、少なくとも、50年にわたって、
彼らの経済力を用いて、まず、アメリカ、それから、世界の残りを政治的に支配する計画に、
注意深く従ってきたことである。

私が、意味しているのは、陰謀か?
そうだ。

ラリー・マクドナルド議員「ロックフェラー(CFR)が共産主義に資金援助して支えていた事は事実です」


ロン・ポール米下院議員(共和、テキサス州)は来月、国内金融政策を監督する下院小委員会の委員長に就任する。米連邦準備理事会(FRB)にとっては、悩みの種がさらに増えることになるだろう。

 長年のFRB批判派であるポール氏は、同小委の委員長への就任によって、米国と世界経済におけるFRBの役割について、今後FRBをさらに厳しく追及する機会を得る。

 ポール氏は、インタビューで、委員長として、自らが推進しているFRBの金融政策の運営に対する監査制度の創設について、さらに多くの支持を集める構えを示した。ポール氏の提案は昨年、金融改革法案に盛り込まれ、最近ではFRBの緊急融資制度に関する細目にも反映されている(融資先などを含む詳細が近々盛り込まれる予定)。

 だが、ポール氏は、監査条項やFRBの情報開示は「不完全」であると述べる。『FRBはいらない』の著者としても知られる同氏に、国内金融政策小委員会の委員長としての役割について聞いた。以下はその抜粋。

―小委員会を率いるにあたって最優先事項は何か。

 FRBの監視だ。これが小委員会の目的であり、わたしが今後やろうとしていることだ。FRBの透明性を確保することこそが最も効果的な監視策であり、そのためには、FRBの全面的な監査が必要だ。

 これについては既に多くの注目を集めることに成功しており、昨年320もの共同スポンサーを獲得するほど支持を得ている。われわれは確実に前進しており、市場もわれわれが向かう方向に動いている。FRBはこれまで聖域とみなされてきた。だが、FRBのQE2(FRBによる6000億ドルの国債買い入れ措置、量的緩和第2弾)は、FRBがいかに簡単に紙幣増刷に踏み切れるかに気付いていなかった多くの人たちの注意を喚起することになった。

―FRBはいずれ、それら資金を再び市場から引き揚げるつもりではないのか。

 資金を投入したり、その一部を引き揚げたりの繰り返しだろう。資金を引き揚げるにしても、それだけの額の金をもて遊んでいることに変わりはない。FRBがすることには必ず何らかの結果が伴う。

 結果的に(FRBの保有資産の)価値が増えるかどうかにかかわらず、貨幣的効果が残存することに変わりはない。最終的に、米国債を保有しようが、デリバティブ(金融派生商品)を保有しようが、そのことは変わらない。

―国内金融政策小委員会は、これまではあまり注目を浴びてこなかった。委員長ができることは何か。

 注意の喚起や情報取得、監視だ。小委で協議すべき法案がある。FRBの監査に関する協議もある。他の委員会でも、すべては要求の高さに応じて行われている。今はさらなる情報公開に対する要求が高まっている。

 新基軸通貨の創設について、是非FRBと議論したい。これは実現しないだろうが、議論はしてもいいはずだ。ドル準備通貨制度は永久的なものでないことは、大半の人が気付いている。国際的な銀行家たちでさえ、新たな基軸通貨や金を基軸とする可能性まで口にし始めている。

 問題は、国家主権を今以上に国際機関に委譲し、失敗が目に見えている、ばかげたブレトンウッズ体制を再び試すべきか、それとも伝統を守り、健全な金融政策を目指すべきかということだ。

−この1年は、FRBに関する情報が議会や国民に一段と公開されるようになった。それによって、何か変わったことはあるか。

 政策を変えるには至らなかった。だが、FRBに関するわれわれの理解は少し深まったと思う。だが、FRBにとっては、あまりいいことはなかった。FRBの人気に変化が生じた。今、FRBはあらゆる角度から厳しく追求されている。

 だが、わたしが本当にやろうとしているのは、FRBの糾弾ではない。わたしが言いたいのは、FRBの政策はいずれ破綻(はたん)する運命にあるということだ。みな、わたしにバーナンキ議長を非難させようとする。だが、個人の問題ではない。グリーンスパン前議長やバーナンキ議長がどうという問題ではないのだ。問題は、そのシステムであり、それが存続可能ではないことだ。

 連邦準備制度を通じた中央集権的な経済計画は機能しない。物価の安定化も、それがどういう意味であろうと、無理だ。物価上昇が始まっても、それを阻止する能力もない。FRBの無能さを示す格好の例が、その政策目標となっている雇用の最大化だ。

―共和党議員の多くが、FRBの政策目標を改定し、インフレ調整だけに専念させたがっている。これによって、どのような効果があると思うか。

 恐らく根本的な変化はないだろう。だが、この話題はFRBのあり方に関するものであり、興味がある。FRBは責任を抱え込みすぎている。失業率の問題もそうだ。FRBは雇用の拡大に完全に失敗している。FRBの政策目標の意義について協議するには絶好の時期だ。

―FRB廃止論を支持している連邦議員の割合はどの程度か。共和党議員の多くは異なる見解を持っているのではないか。

 支持している議員はそれほど多くないだろう。わたし自身、FRBを今すぐ廃止しようなどとは考えていない。議論がしたいのだ。わたしの著書『FRBはいらない』では、通貨間の競争を許すことについて触れている。事態は変化している。わたしは25年間議論を続けてきたが、誰も興味を持ってくれなかった。だが昨年、共和党議員がみな、わたしの監査条項を支持してくれたことで、勇気づけられている。


ロン・ポールが、ベン・バーナンキと連邦準備制度を監視する、下院の委員会に就任する一月に、デス・マッチが始まる。
それは、政治劇場になるだろう。

しかし、もしも、彼が、うまく立ち回れば、劇場よりも良い、ポールが教育を施す機会となるだろう。
それが、大きな「もしも」であることは、確かであるが、このようになり得るのだ。
このインターネットの時代、24時間、ブログで生中継し、ニュースをユーチューブに上げる我々の歴史において初めて、オーストリア経済学と、ケインズ主義が、生きている俳優と台本無しの役で戦うことになるのである。


何世代で初めて、投票に行く可能性のある何百万もの有権者たちが、おそらく、大手三局からニュースを得ている人たちも含めて、他の惑星から侵入してきたも同然の考え方を耳にすることになるのである。

そして、それが、彼らにとって、大いに肯けるものであるかもしれないだ。

政府部門自身によって創り出される好況と不況の景気循環について学ぶだろう。
我々の経済行為の最暗部すべてを測定し、モデル化し、定量する、経済学者の大群による、勇ましいが役に立たない取り組み。
世論調査が、やばい臭いのするたびに、「何かしろ!」と、人々の精神に負荷をかける政府の命令と政治勢力。

そのような措置が取られるたび毎に、まさに現在も含めて、どうして、それらが、失敗するのかを学ぶだろう。

それらすべてが行われなかった時のことも学ぶだろう。
オーストリアンたちが、「誤投資」と呼ぶものが、このシステムから一掃され、我々の経済が、より強く、より賢く立ち直って、経済収縮は、つらく、おそらく激しくもあったが、それについては急速に忘れ去られた時のことを。

連邦準備制度に与えられた、物価安定と完全雇用の維持という、「二つの任務」について、議論が最近あったが、連邦準備制度には、後者において果たす正当な役割は、まったく無いという見方をポールが、ほとんど確実に促進するであろう。
政府には、後者において果たす役割が何も無いという単純理由によってである。
ロン・ポールと、彼が生み出した茶会(ティー・パーティー)に参加している何百万の者たちと、さらに多くの何百万の同調者たちは、企業家たち、民間部門においてリスクを取る者たちが、雇用を創り出すことを知っている。

連邦準備制度が、その過程で果たせる役割は、企業家たち、リスクを取る者たちの思考を歪めること以外は、一切無いのである。
政府によって「創り出される」どんな仕事も、民間部門から取り上げられたお金で資金供給されており、それゆえに、それに相当する量の雇用の可能性を取り除いているのだ。
実際の政府の仕事で、今、民間部門の仕事の賃金の二倍払っており、それは、政府が、仕事を「創り出す」たびに、民間の二つの仕事が失われているのである。

しかし、世の中の純粋主義者、飛びつくものを探しているロン・ポールの最大のファンたちのために、彼は、物価の安定を維持する連邦準備制度の能力にも、どんな自由市場者も、そうすべきように、ほとんど確実に異議を唱えるであろう。
どうして、自由市場支持者が、ほとんどの価格操作の計画を嘆きながら、お金自体のまさに価格を決める組織を容認できようか?
そして、ポール、トーマス・ウッズ、ますます大きくなるその他の合唱隊によって非難されている、部分準備銀行制を可能にしている連邦準備制度のシステムが、少なくとも今後二年間、間違いなく、熱い討論が行われ、テレビで放映されることになるのである。
物価の安定は、素晴らしいことかもしれないが、それは、連邦準備制度の結果として起こることになる。

近い将来の出来事?
 

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コメント
 
01. 2011年1月02日 18:09:05: xDKFbXQBkE
米国100都市が2011年にデフォルトの可能性=米有識者
2010/12/23(木) 14:46


米国の著名アナリスト、メレディス・ホイットニー氏は、「米国の各州と大都市の負債額は2兆ドルに達し、2011年に米国の100都市がデフォルトを宣告する可能性がある。かつて銀行を次々に破たんに追い込み国の金融を脅かした債務危機は近い将来、各地方政府を崩壊させることになる」という大胆な予測を出した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  世界的な信用危機の発生について正確な予想をしたことがあるホイットニー氏は19日夜、米CBSの番組の中で「米国の各州と地方政府の巨額債務は、米国経済が直面する最大の課題で、景気回復を妨げる可能性もある」と語った。

  また、「これは米国の不動産市場に次ぐもっとも重大な問題で、米国経済に対する最大の脅威であることも確かだ。今後、多くの地方政府の破産状態を目にすることになり、その数は100都市に達し、さらに多くなることも考えられる」とホイットニー氏。

  この予測に対し、ニュージャージー州のクリスティ知事は問題点について次のように語った。支出項目が多く、大量に貸借をしたことで信用が過剰に拡張した。これは過去数十年にわたって自身のために掘った巨大な穴で、今はこの穴から這い出なければならないが、それは非常に困難だ。

  報道によると、現在の米国各州の支出は税収入を5000億ドル弱上回り、年金基金は1兆ドルの資金不足に陥り、多くの地方政府は予算の大幅削減を迫られている。

  デトロイトを見てみると、警備、照明、道路メンテナンス、清掃などのサービスの予算が削られ、住民の20%に影響が及んでいる。イリノイ州政府の財政も同様に困難な状況にあり、支出が実質税収の2倍に達し、6カ月近く支払いが滞っており、イリノイ大学だけで4億ドルの負債を抱える。イリノイ州が債務不履行に陥る可能性はその他の州より高く、21%に達している。そのほか、フロリダ州も支払不能の苦境に陥ることが予想される。(編集担当:米原裕子)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1223&f=business_1223_039.shtml


02. 2011年1月03日 23:17:02: 4yAGFWyMRs
ロンポールさんもイルミナテイじゃないのかな。両建でしょう。FRBというのは前から廃止する予定になってたでしょう。理由は金利をとる政策はワンワールドではだめだから。同一共同体だから。上層部は専制貴族。下層部共産主義奴隷になるからね。

イルミナテイの計画は遅れても必ず実行されてます。陰謀は多くがほんとうでしょうね。かれらは人間を作った宇宙人との混血ですから人間を家畜として支配するのでしょう。

本やネットなどでで言われているように北米は一体化されます。米国もドルも潰す。スーパーではスペイン語が併記されて準備進んでます。日本でもシナ語と韓国語が併記されてきて準備してます。アジアはシナが統一します。すべては上が在日で隠れて日本破壊に工作してるようです。せかい統一政府へが決まってますよ。日本は無くなり日本民族は消滅する。我々は抵抗していかなければいけない。未来のタイムラインを変えるべきです。


03. 2011年1月03日 23:34:49: xthL1oU52Y
02さん、大丈夫かい。

ロンポールが暗殺されないことを祈るだけだ。というより、少しでも不審死したときの茶会の反連邦の動きが怖いから闇の勢力に思いとどまらせているんだろう。でももし次の大統領選に彼が立候補したとしたら非常に危険なことがおこるかもしれない。


04. 2011年1月08日 08:10:52: MwD6vaXd0Q
コメディアンに揶揄されるFRB、次は新議会が攻撃へ
2011年 01月 7日 16:05 JST


[ワシントン 6日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第2弾(QE2)は、コメディアンや漫画家に揶揄(やゆ)され、海外からも批判が相次いでいるが、次は議会から激しい攻撃を浴びそうだ。

 バーナンキ議長は7日、新議会で初の証言を行う。

 先の中間選挙で躍進した共和党はFRBに対する攻勢を強めており、一部の共和党議員からは、FRBはなりふり構わぬ大きな政府の象徴、との批判さえ出ている。

 下院では、激しいFRB批判で知られるロン・ポール議員がFRBを監視する小委員会の委員長に就任。保守派のティーパーティーがFRBに対する攻勢を一段と強める可能性がある。

 今回の議長証言は、その軽いウォーミングアップとなりそうだ。 

 今後FRBは議会で、QE2に関する厳しい質問責めに遭う可能性が高い。FRBの使命に雇用最大化は必要か、金融政策を議会監査の対象にする必要がある、といった声も出ている。

 上院では民主党が多数派を維持しており、政権も民主党であるため、FRBに対する議会の不満が法制化につながる可能性は低い。

 ただ、FRBに対する不信感は党派を超えて広がっており、FRBは今後、庶民よりもウォール街を優遇しているとの批判に反論する必要に迫られそうだ。

ブッシュ政権で大統領報道官を務めたトニー・フラット氏は「靴でテーブルをたたいて抗議する人間も出てくるだろう」との見方を示した。

 <コメディアンのネタに> 

 QE2はコメディーや漫画の格好のネタになっている。

 コメディアンのジョン・スチュワート氏は、QE2を「紙幣の発行」と解釈するのは正しくないと主張。

 FRBは銀行に準備資金を提供しているだけで、銀行が資金を貸し出さなければ現実の紙幣にはならず、「国民は紙幣を夢想しているだけだ」と批判している。

 同氏はバーナンキ議長が2年前に「(国債買い入れは)紙幣発行とまったく同じではないが、それに非常に近い」と発言したことを取り上げ、「バーナンキ、君は紙幣の発行を認められたひげのおじさんなんだろ」と皮肉った。

 スチュワート氏の番組は全米で150万人が視聴しているとされる。

 ユーチューブで約400万回近く視聴されたアニメ漫画( herehttp://www.youtube.com/watch?v=PTUY16CkS-k&feature=related )では、のどかな風景の中、2匹の可愛らしいクマが次のような会話を交わす

「何で量的緩和って言うんだろう。何でお札の発行って言わないんだろう」

 「お札の発行は、経済がだめになった帝国や小さな国の最後の手段なんだ。FRBはそれしかアイデアがないことを認めたくないんだよ」  

 <悪魔との取引>

 ジョークはさておき、今後、新議会はQE2への攻撃を強めていくとみられる。

 QE2は、海外ではドル安や通貨安競争を招くと批判されているが、米国内では、保守系議員だけでなく、FRB内部からもインフレの温床になるとの批判が出ている。

 カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁はQ2を「悪魔との取引」と表現。

 ブッシュ政権で財務省のエコノミストを務めたフィリップ・スワジェル氏は「QE2は異例の措置であり、さまざまな意見が出るのは当然だ」との認識を示した。 

 FRBをめぐっては、金融機関の救済に対する批判が根強く残っており、融資先や融資理由の一段の情報開示を求める声が強まる可能性がある。

下院監視・政府改革委員会のイッサ新委員長は、FRBに圧力をかけるため、召喚権限を利用する考えを表明。現在5年後の公表となっている連邦公開市場委員会(FOMC)筆記録の公開前倒しを目指す考えも示している。

 同委員長は「現状では、FRBに関する十分な情報を適切な時期に得られない」と述べた。

 議会では、金融政策の議会監査を求める声も出ている。

 ロン・ポール議員は昨年、金融政策の議会監査を義務付ける法案を提出。法案は成立しなかったが、同議員は今年、FRBを監視する下院金融委員会の国内金融政策小委員会委員長に就任した。

 同議員は昨年11月、「(FRBは)独立性が強すぎる。そのような権限を持たせるべきではない」と批判している。

 (Mark Felsenthal 記者;翻訳 深滝壱哉) 


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18920620110107?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0


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