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誰のための戦争か?
藤澤仁 ( 31 京都 会社員 ) 10/12/04 AM11 【印刷用へ】
FRBから通貨発行権を合衆国政府に取り戻そうとする働きで有名な、アメリカのロン・ポール議員(共和党)ですが、今回の北朝鮮と韓国+アメリカを巡る半戦争状態についても、言及しています。
軍産複合体維持のために戦争が仕掛けられ、いつまでその戦費をアメリカ国民が負担しなければならないのか?と。
以下、ブログ:豆長者「また軍産複合体のための戦争ですか?」(リンク)にて紹介されたロン・ポール議員の「北朝鮮を非難する決議案」に対するコメント
ちなみに議決案は賛成403票、反対2票で圧倒的大差にて可決されています。
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議長、私は、この威嚇的な決議案に反対いたします。 ※
北朝鮮と韓国の間の緊張を不必要に増大させるものであり、
実際に、この地域に駐留している米国軍を危険にさらすかもしれません。
この決議案は、二つの朝鮮(コリア)の間の最近の敵対行為を、
北朝鮮が、「挑発を受けていないのに軍事攻撃」を行ったと描写しています。
それは、真実ではありません。
韓国が、係争地域の付近で、実弾軍事演習を行っていたこと、
そして、米軍の支援と参加を得た、その行為によって、
双方の間で砲火を交すに至ることもあり得たことを、私たちは知っています。
この決議案が述べているように、ジョージ・ワシントン空母打撃群が、
朝鮮半島の西の海上で、大韓民国海軍と軍事演習を行っています。
テキサス沿岸沖で、ベネズエラと合同軍事演習を行っている中国軍を、
ちょっと想像してみましょう。
それは、挑発的だと、アメリカは見なしませんか?
これは、北朝鮮の軍事行為を弁解したり、是認したりしているのではありません。
それが、遺憾であることは、確かですが、この出来事を正確に描写することが、重要です。
この決議案は、不正確と誇張では十分ですが、本当の論点を避けています。
それが、なぜ、朝鮮戦争が終わってから50年以上が経って、
アメリカの納税者が、現代的で裕福な韓国を守るために、
米軍の支払いを今なお強いられているのかです。
北朝鮮を抑止するための「仕掛け線」として、
米軍を引き続き駐留させることは、効果がなく、危険です。
それは、二つの派閥の間に、アメリカの人命たちを置くことで、
再発する敵対行為を抑止することを意図しています。
最近、私たちが見たように、韓国の指導者たちは、
アメリカの保護によって大胆になっており、
争いを最終的に終わらせる方向に働こうというより、
北朝鮮の反応を挑発しようとしています。
アメリカの駐留は、争いを長引かせ、我が国の空の国庫をさらに枯渇させ、
我が軍を危険にさらすのに、役立つのみです。
私は、議員の皆さんに、この対外強硬主義の決議案を退け、
その代わりに、ついに米軍が韓国に駐留し防衛するのを終わらせるために、
私たちが憲法上与えられている権限を用いることを勧めます。
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