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(回答先: 中国外務省の馬朝旭報道局長:「日米安保条約は冷戦時代の産物で、日米2カ国間の合意だ。」(毎日新聞 投稿者 hou 日時 2010 年 10 月 30 日 08:11:26)
http://www.taiwanembassy.org/ct.asp?xItem=165298&ctNode=3591&mp=202
中華民国とパナマ共和国が共同声明に調印
10月22日、馬英九総統は総統府において、パナマ共和国のマルティネリ大統領と、双方が共に関心を寄せているテーマ、両国の政府間ならびに民間の間における既存の友好関係および協力関係の強化、現在情勢についての共同声明に双方調印した。
両国元首が調印した共同声明の内容の全文は以下の通りである。
中華民国総統馬英九閣下
共同声明
パナマ共和国大統領マルティネリ閣下
パナマ共和国のマルティネリ大統領閣下は、中華民国総統、馬英九閣下の招きにより、2010年10月21日より23日に代表団を伴い、中華民国を公式訪問した。
誠意あふれる友好的な雰囲気の下、両国元首は双方が共に関心を寄せているテーマ、両国の政府および民間による既存の友好関係ならびに協力関係の強化、現在情勢について意見交換を行い、以下の通りの共同声明に調印した。:
1.両国の元首は現段階の両国関係が、きわめて良好な状態にあることについて安堵の意を示すと共に、対話のメカニズムおよび経験の交換を拡大し、それにより二国間および多国間の政治的関係を強化および発展させていく政治的意向を重ねて表明した。
2.両国の元首は、両国間における既存の良好な長きにわたる友好関係が、農業・漁業技術の協力、文化交流、観光協力、航空および自由貿易協定(FTA)の締結を通して、各種の領域における相互支援および協力に根付き、両国の友好関係をより一層強固で堅実なものとしたことを表明した。
3.両国はグローバル化の進行プロセスが次第に加速し、世界各国が強い相互依存をしており、各国間の安全と繁栄が一体化し、各国の主な脅威と発展についての問題が、グローバル化の下での関連的な性質を持っていることを認識した。上述の問題を効果的に対処するために、国際社会は共同努力ならびに、話し合いの原則と相互連動のメカニズムをもって共同で行動をしなければならないことを両国は認識した。
4.両国の元首はいかなる国際的あるいは地域的な衝突あるいは危機についても、必ず国際法の原則と規範を遵守し、平和的に争議解決を図るメカニズムに訴えるようにしなければならないとのコンセンサスを得た。
5.パナマの大統領は、馬総統の政府が切り開いた台湾海峡両岸対話に対して、賞賛の意を示すと共に、両岸経済協力枠協議(ECFA)といった海峡両岸が達成させた各協議が、すでに両岸の接触および理解を促進させていることを認識しており、また同時にこれはアジア太平洋地域の安定と平和にプラスになることも認識した。
6.マルティネリ大統領閣下は、馬英九総統閣下が長年にわたりパナマ共和国に提供している資源協力計画および、奨学金提供額の増額によりパナマが国家発展の重要計画と事業を行うことができ、パナマの国民の福祉に恩恵を与えていることに感謝の意を表する。
7.双方はパナマ政府が制定した、公共行政の可視化の原則および国家発展の優先順位による両国協力計画が効果的な管理および監督の原則の下で得られた結果に対して、慶賀の意を表した。中華民国政府は、2009年5月に発表した海外援助白書の原則の下、パナマ政府が運輸、政府機関の強化、国民の安全、教育、公衆衛生、その他の分野に関する協力計画の実施を引続き支援することを重ねて表明した。
8.双方は両国政府が調印した自由貿易協定(FTA)が重要性を持つと共に、二国間貿易および投資協力関係がすでに強化されていることのコンセンサスを得た。
9.両国の元首は、両国の外交および公務によるビザ免除協定の調印に同意すると共に、両国国民の往来増進に尽力することにも同意した。
10.馬英九総統閣下は、パナマ政府がアジア太平洋経済協力(APEC)の新規加盟国となる申請への意向を、中華民国政府は支持すると表明した。マルティネリ大統領閣下は、パナマ政府は中華民国が国際組織への有意義な参加、とりわけ「国際民間航空機関(ICAO)」および「気候変動枠組条約(UNFCCC)」への参加の訴えを引続き支持すると重ねて表明した。
11.マルティネリ大統領閣下は、パナマ政府がその優越した地理的な位置関係および計画している施設により、地域の人道的救援計画センターを設立ならびに中米統合機構(SICA)の加盟国安全協力調整センターを設立し、地域の自然災害および人道的危機の救援物資を、より一層効果的に運用すると共に事故対応力の改善を図る意向を表明した。馬英九総統閣下は、パナマ側が地域の中枢となる提議に対し賛同の意を示すと共に、両国のアジア地域および米州地域において地理的位置の優勢性があることを強調した。
12.両国の元首は、双方の政府の卓越した行政に対し、また、国際平和および安全に対する貢献に対し、評価の意を示すと共に、相互に勲章を贈呈することを表明した。
パナマ共和国のマルティネリ大統領閣下ならびに随行した訪問団の全てのメンバーは、中華民国馬総統閣下および同国国民より、訪華期間中に熱誠なるもてなしを受けたことに対し、衷心より感謝の意を表した。
本共同声明は、中国語およびスペイン語によりそれぞれ2部作成し、いずれも同一基準とし、中華民国99年10月22日、すなわち2010年10月22日に中華民国台北市において調印する。
中華民国総統 パナマ共和国大統領
馬英九 マルティネリ
【総統府 2010年10月22日】
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