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(回答先: 韓国: 北朝鮮が哨戒艦沈没事件の責任を認めない限り協議再開はない。(ロイター 投稿者 hou 日時 2010 年 10 月 28 日 22:05:51)
http://www.chosunonline.com/news/20101028000020
南北赤十字会談:北がコメ50万トン、肥料30万トン要求
26日と27日の二日間にわたり開城で行われた南北赤十字会談で、北朝鮮は韓国側に対してコメ50万トンと肥料30万トンの支援を求めた。離散家族再会行事の拡大および定例化を求める韓国側に対し、北朝鮮側は、「(その問題は)コメと肥料を提供すれば解決する」として、離散家族問題と人道支援問題を関連づけた。これは、韓国側の金竜賢(キム・ヨンヒョン)首席代表が明らかにした。
統一部によると、北朝鮮は会談の中で終始、コメと肥料を要求したという。北朝鮮側のチェ・サンイク代表団長は金首席代表に対し、「時を逃すなという言葉がある。チャンスはいつでも訪れるものではない、という意味だ」「(大韓赤十字社の)柳宗夏(ユ・ジョンハ)総裁はもうすぐ任期が終わる。任期中に、北南関係の改善に何としても取り組むべきではないのか」と述べた。
さらに「韓国ではコメが有り余って頭を痛めていると聞いた」「信じれば良い。同族を信じれば、何事もうまくいくだろう」「金首席代表のカバンはかなり重そうに見える。何か良い提案を多く準備してきたようだ」などと、笑みを浮かべながら語ったという。
こうした北朝鮮側の要求に対し、韓国側は、「これほど大規模な支援は赤十字だけでは不可能だ。当局間で検討すべき問題」との考えを示した。これは、金首席代表本人が明らかにした。
コメや肥料以外にも北朝鮮側は、「離散家族再会の定例化を実現させるには、再開場所の問題が解決されなければならない」という主張を繰り返し、「金剛山観光事業の再開について話し合う実務協議を1日も早く開催すべきだ」と求めた。これに対して韓国側は、「金剛山観光事業と離散家族の再会は別問題だ」として取り合わなかった。
双方は来月25日に次の会談を行うこと以外には、合意には至らず、会談は午後4時50分に終了した。
統一部の関係者は、「北朝鮮が離散家族再開に言及したことを大きな成果だと錯覚してはならない。金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権の10年で北朝鮮に与えられたコメは、1年平均で25万5000トンだった。今回、再開の見返りにその2倍もの支援を求めてくるなど話にならない」と語る。
北朝鮮への支援に関しては、韓国政府は何もあせっていないが、この点を北朝鮮は理解していないとの見方もある。この日、ある韓国政府高官は、「北朝鮮は非常にあせっている。この状況を最大限生かさなければならない」「国内の政治状況に配慮し、むやみに北朝鮮との対話を急げば、国益という観点からマイナスになる」という趣旨の発言を行った。
統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官はこの日行われたあるフォーラムで、「哨戒艦『天安』の沈没事件から7カ月が過ぎたが、北朝鮮は何ら態度を改めていない。出口のカギは問題の張本人、北朝鮮にある」と指摘した。
統一部の関係者は、「北朝鮮が本当にわれわれの支援を望むのであれば、もはや形だけの平和攻勢ではなく、天安問題に対して誠意ある対応をまずは示さなければならない」と述べた。
一方、政府当局者は、「大規模な支援は人道的な観点だけでは決められない。赤十字会談に加え、さまざまなレベルでの会談が必要となる」と語る。この発言を根拠に、統一部と北朝鮮の統一戦線部が高官同士の協議を行い、天安沈没問題と人道支援の問題を同時に話し合う可能性もささやかれている。
開城=共同取材団
李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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