http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/120.html
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(回答先: 10月17日 北朝鮮を除く韓米日中ロの次席代表または関連当局者:ソウルで非公式の会合( 投稿者 hou 日時 2010 年 10 月 18 日 07:03:36)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1016&f=politics_1016_007.shtml
温家宝の発言すらも封じられる中国の言論封鎖、改革なるか?
Y! 【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/10/16(土) 11:06
劉暁波氏のノーベル平和賞受賞決定と公開書簡、政治体制改革(1)
ノルウェー・ノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル平和賞を中国の人権活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏に授与すると発表した。中国共産党の一党独裁に対して政治改革を求めた「08憲章」を起草し、09年6月に逮捕され、国家政権転覆扇動罪で懲役11年の有期刑を受け、刑務所に収容されている劉氏へのノーベル平和賞授与に対し、中国政府・外交部の馬朝旭報道局長は「賞の趣旨に反し、平和賞を冒涜(ぼうとく)するものだ」と強く反発した。
劉暁波という人は誰なのかという質問を、周りの若者に聞いてみたら、あまり知らないという答えばかりだった。しかし、21年前、天安門広場で劉氏の講演を聞いた人たちは劉暁波という名前をいつまでも忘れられないだろう。あの時、日差しが厳しく、熱された天安門広場の地べたに居座って徹夜した大学生たちは、今は中年になって中国社会の中枢を担っている。彼らは今でも自由民主の夢を抱いているのだろうか。もしかすると若き時の夢を忘れてしまったのではないか。劉氏の受賞は眠っている彼らの夢を呼び起こす効果があったかもしれない。
最近、故毛沢東主席の元秘書、元中国共産党中央組織部常務副部長李鋭氏と元「人民日報」総編集長、社長の胡績偉氏(94)をはじめとする中国共産党元幹部ら23人(法律界と出版界の知名人)が言論や出版の自由を唱っている中国憲法第35条の順守などを求める公開書簡をインターネット上で発表した。劉氏へのノーベル平和賞授与決定に呼応した動きとみられる、全国人民代表大会(全人代=国会に相当)常務委員会にあてたこの公開書簡は温家宝首相らの発言さえも封じる党中央宣伝部を「見えない黒幕(邪悪な手)」として糾弾している。
「中華人民共和国の1982年憲法第35条には、中華人民共和国公民は言論、出版、集会、結社、行進、示威の自由を有すると明白に記載しているが、この条目は28年間実施されたことがない。党と政府の「執行細則」によって否定されている。原則的には認めらるが、実際には認められない仮(ニセ)民主は世界民主史上の醜聞である」と公開書簡は指摘した。公開書簡の核心は検閲制度の廃止と追懲制度の改革にある。
現実の中国社会では憲法第35条に記載された「言論出版自由」は手が届かない高嶺の花になっている。言論・出版の自由は「出版管理条例」などの具体的な執行細則を通じて初めて体現される。その執行細則は数え切れないが、掻い摘んで言えば審査制度である。新聞出版法の制定と審査制度の廃止は目下の急務であるという。
公開書簡は全人代が早急に新聞出版法の制定に取り組み、「出版管理条例」と新聞出版を束縛する地方政府の「規定」を廃止するように建議した。憲法第35条によって国民に与えられた言論・出版の自由は体制的な面からも、マスメディアが党と政府機関のコントロールから独立して、「党の御用喉舌」から「社会の公器」に変わることを求めている。
2010年10月3日、アメリカのニュース専門の有線テレビ局(CNN)は温首相のインタビューを放送した。温首相は記者の質問に答える際、「中国憲法は民衆に言論の自由を賦与しているし、人民の自由の要望は拒むことができない」と述べた。
最近の数カ月以来、温首相は政治体制改革に関していくつかの大胆な声明を発表した。10月15日から開かれる党内の会議は活発な政治改革の動きを見せ始めるだろうという予測もある。だが、服役中の劉氏のノベール平和賞の受賞は温首相の動きを妨げる恐れがあると分析する人もいる。
次回、政治体制改革について詳述する。(編集担当:村瀬かおり)
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