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きくちゆみのブログトポッドキャスト
http://kikuchiyumi.blogspot.com/
2010/10/04
『ZERO』初日@イメージフォーラムに田中優さん!
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2010/10/zero_04.html
より
メルマガ<持続する志>10月4日号より
http://archive.mag2.com/0000251633/index.html
陰謀論という名の陰謀
田中優
(以下に全文転載)
「ZERO」という映画を観てきた。ZEROというのは2001年に世界貿易
センタービルを襲ったいわゆる「911事件」のグラウンド・ゼロに、
ビンラディンがやったという証拠ゼロ、米政府がまとめた公式評価に
真実ゼロをかけたものだ。しかし911事件の公式見解に疑問を持った
途端、周囲からは「陰謀論者」のレッテルが貼られ、えも言われぬ疎
外を受け、あるいはひどい中傷を受ける。だからぼくも、積極的には
自分が公式見解を信じていないことを言いたくない。
しかし内側はどうかと言うと、ずっと信じていない。38メートルの
ボーイングが5メートルのペンタゴンの穴に入りはしないし、イギリ
スのBCC放送の記者が「ただ今入った情報です。貿易センター第七
ビルが崩壊したとの情報が入ってきました」と放送している後ろに、
当の第七ビルがまだ建って映っていたことも超能力で知ったとは思え
ない。ひとつ信じられないなら、ひとつながりで理解される一連の事
件だって信じるわけにいかない。
それはぼく自身の内側で信じるわけにはいかないのだ。ところが多
くの人の判断は、周囲の人たちのムードに左右される。周囲が「陰謀
論」などと怖いレッテルを貼られる環境の中で、自分だけの見解は持
てないようだ。しかし「真実」以外に何を信じると言うのだろうか。
たとえば学者の人たちとつき合うと、「その説は言えないなぁ」と
いうことによく出くわす。「学会でつま弾きになっちゃうよ」という
ものだ。また先日の検察庁でのFD改ざん事件でも、「これは誤操作
だったんだ!」と強く上司に言われた途端、部下たちは何も言えなく
なった。そんなもんだと思う。だからそうならないぼくは、「協調性
がない」とずっと言われ続け、「変わった人」という評価を受けてい
たのだと思う。
だけど本当のことを言おう。5メートルの穴に38メートルの飛行機
は入らないし、シナリオがなければ「第七ビルが壊れました」と言っ
たあとに崩れるなんてことはない。
ぼくが予測したいのは現実の未来だし、解決したいのは現実の問題
なのだ。ところが元となる大事なデータにウソを入れてしまうと、架
空の話にしかならなくなってしまう。いくらそのほうが多くの人に受
け容れられるからといって、架空の話の上に築いたお伽話では解決に
向かう鍵にはならない。
ぼくが心配になったのは毎回貴重な情報を届けてくれているきくち
ゆみちゃんが、「陰謀論者」のレッテルにナイーブになりかかってい
ることだった。彼女が自分の内側の判断に従って表明することは何も
おかしいことではない。それを受けとめる側がそれを正しいと思うか
どうか判断すればいいだけの話なのだから。
ぼくが聞きたいのは「その人に対する他人の評価」なんかじゃない。
本当の真実を知るための信じ得るデータなのだ。そのデータに基づい
て、ぼくはぼくなりに判断する。だから「陰謀論」かどうかなんてほ
っといてくれないか。
今回の「ZERO」は再び重要なデータを届けてくれた。米軍が特許を
持つ鉄を溶かせる高性能爆弾「テルミット」の痕跡が検出された。建
築時には加えられていない硫黄やバリウムなどの成分だ。それなら
「制御解体」と呼ばれるビル解体技術そっくりに第七ビルが崩れたの
もうなずける(貿易センタービルもそう見えるが)。そして多くの生
存者・関係者が、無視される中で必死に本当のことを証言している姿
も映し出される。
陰謀論者とレッテルを貼りたがる人たちから言われる、「もしあれ
が政府のしたことなら、なぜ誰もそのことを公表しないのか」という
質問にも答えになるだろう。無視されているのだ。同じ言い方をすれ
ば、「もし上関原発に反対の人がいるなら、なぜテレビや新聞で紹介
されないのか」となるだろう。それはいないのではない。無視され、
どこにも公表されないだけだ。
ではなぜビル解体のような大がかりな準備ができたのか。第七ビル
のオーナーは保険金をたんまり儲けた。つまり予定されていたとしか
考えられない。「予定されていた? 一体どこまで?」それは各人で
考えてもらいたい。レッテルを気にする以前に事実に耳を傾けてほし
い。ぼくはこの「ZERO」を観てから言葉を発してほしいのだ。
たとえば紛争は、よく「心の問題だ」などと言われる。なぜエネル
ギーや資源問題のある場所に集中して起こるのだろうか。エネルギー
や資源がある場所では、人々の心が悪くなるのか。ぼくは資源と利益
の関係を調べた上で、紛争はエネルギーや資源の利益の奪い合いだと
考えている。それを無効にするための方法(たとえば自然エネルギー
など)を考え、実現していくために実行可能な手段を考える。
ぼくが正しいなんて言うつもりはない。あくまでぼくの現時点での
判断にすぎないからだ。あなたはあなたなりの結論を得ればいい。だ
けどお互い同じ時代に生まれていて、同じように「平和を求めている」
なら、互いに敬意を持って接していいのではないか。敬意を持たない
人には、「もしかしたら他のものを求めているのではないか」と考え
ざるを得ないのだ。自分の利益や名誉・立場を優先してしまうのなら、
そりゃ他の人の判断が自分の利益を台無しにしかねないのだから、他
者の存在を消去したくもなるだろう。
それぞれが自分なりに考えて判断すればいい。同じになろうなんて
気持ち悪いことを考える必要はない。それより伝えたい言葉がある。
「ZERO」に出てくる父親の言葉だ。彼は911事件で26歳の最愛の息子
を失った。
「真実を求めない者は自分を恥ずべきです」と。
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映画『ZERO:9/11の虚構』 http://zero.9-11.jp/
渋谷・イメージフォーラムにてレイトショー上映!
<予告編>http://www.youtube.com/watch?v=07l1mZMzefE
米国同時多発テロが起きたのは
2001年9月11日――あれから9年。
米政権の公式説や、
それをそのまま伝えた報道だけを信じてきたが
今こそ、向き合うときではないのか?
何の確証もないまま、戦争を始めたことに
◆上映期間:10月2日(土)〜10月15日(金)
※連日レイトショー上映
◆上映館:渋谷/シアター・イメージフォーラム
http://www.imageforum.co.jp/index.html
東京都渋谷区渋谷 2-10ー2
<アクセス>JR渋谷駅より徒歩8分。三益坂上がり、2つ目の
信号を渡り、スターバックスの右手に入って15m右側角
◆上映時間:21:00〜23:00頃
※土日祝日は上映前に関係者のトークがあるため、
終了時間が 23:10 頃になる場合があります。
◆入場料金:(税込・未就学児入場不可)
当日券 一般 1,800円/ 学生 1,500円
シニアおよび障害者手帳をお持ちの方 1,000円
※尚、9/11〜の東京都写真美術館での未使用前売り券
(但し、半券切り離し無効)でもご入場いただけます。
<映画『ZERO:9/11の虚構』データ>
原題:ZERO An Investigation into 9-11(105分)
原版(イタリア語)制作: TELEMACO(伊)
英語版制作・国際配給: MercuryMedia International Ltd.(英)
日本語版制作・国内配給:ハーモニクスプロダクション
日本語版宣伝・国内配給:株式会社リンク
広報協力:東京ピースフィルム倶楽部、ワールドフォーラム、
911冤罪被害者支援の会
◆お問い合わせ先
配給/株式会社リンク:050-2018-0511(受付時間:平日10時〜18時)
◆広報・担当/浅野 携帯:090-4459-3020
e-mail:pr@zero.9-11.jp
(以上、転載終了)
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