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(回答先: 『尖閣諸島は誰のもの?』 (猫王@腱鞘炎さんの日記)・・国際法に詳しいらしい・・ 投稿者 tk 日時 2010 年 9 月 27 日 01:25:34)
やたら長いのでかいつまんで読んだだけだが、門外漢のおいらでも疑問符を付けざるを得ない部分があったので異論を差し挟むことにした。
先ず、沖縄は薩摩藩が併合して以来、日本領土であり、第二次世界大戦後、施政権を米国に渡したものの、領有権までは放棄していない。従って領有権の根拠として第二次世界大戦以前の事実を挙げることは間違いではない。
沖縄返還
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E8%BF%94%E9%82%84
『(略)1951年に署名された日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)では、潜在的な日本の主権は認めながらも、アメリカ合衆国の施政権下に置かれるものとされ、1952年4月28日に発効した。(略)』
尖閣諸島の領有権に関しては以下の資料がある。
尖閣諸島
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6
『(略)1880年代後半から1940年にかけ、琉球諸島の住民が建設した船着場や鰹節工場などがあったが、後に無人島化した。1971年に地下資源埋蔵の可能性が確認されると、領有権を巡って中華人民共和国と中華民国が領有権を主張し出した。日本国政府は沖縄県石垣市に、台湾は宜蘭県に属すと、各々主張している。(略)』
尖閣諸島領有権問題
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E9%A0%98%E6%9C%89%E6%A8%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C
『(略)1970年以前に用いていた地図や公文書などによれば両国とも日本領であると認識していたようで、米国の施政時代にも米国統治へ抗議した事実がない(略)』
1880年代から日本が実効支配しており、中国側もそれを認めていたと読める。
確かに日本政府の領土保全に対する認識の甘さは認めざるを得ないが、それは政治屋の認識の甘さであり、能力の無さに起因し、そういった政治屋を地縁・血縁・看板で盲目的に選択してきた有権者に帰着するものだろう。
自民党政権時代の腰砕け、先送り外交を民主党も踏襲している情けなさ。
出口戦略もなしに拿捕し、相手国の脅迫に屈したことは自民党時代以上の禍根を残すことになるのではないだろうか?
小沢が自民党との連立の理由として挙げた民主党の力量のなさをまざまざと見せつけられた感がある。
泥縄式の政治しかできない政治屋大国日本の当然の帰結なのか?
政治屋を批判する前に、こんな輩しか選んでいない有権者自身の不明を恥じるべきだろう。
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