http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/634.html
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NISTビデオ2:WTC第7ビル火災とNISTの大嘘、爆破の証言、赤外線映像
最初に、もうご存知の方も多いと思いますが、ブログ「新ベンチャー革命」さんが次の記事を掲げてくれました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/folder/57483.html
新ベンチャー革命2010年9月8日 No.190
タイトル:9.11事件と戦後日本は米国戦争屋を介してつながっていると知れ!
この記事の趣旨には強く賛同いたします。また、この中でブログ主宰者の方が
『9.11事件を調査しているNIST(米国立標準・技術研究所)から、最近、膨大な記録写真・画像が公表されたもようです。この事件への疑惑は無数にありますが、その中で、もっとも疑惑視されているのが、WTC第7ビルの崩壊です。(後略)』
と、書いておられます。ひょっとすると私の先日の阿修羅投稿をご覧になったのかもしれません。
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/585.html
ツインタワー崩壊前の爆風噴出と爆発音:NISTからやっと解放された莫大な量の鮮明ビデオと写真
もしそうだとすればありがたいことです。私はこのNISTから公表されたビデオについて、できる限りのものを阿修羅掲示板を通して次々とお知らせしていくつもりです。
なお、情報自由法(the Freedom of Information Act;FOIA)に基づいてNISTの《拘留ビデオ》を“解放”させたThe International Center for 9/11 Studies(IC911STUDIES;911研究国際センター:仮訳)のJustin KeoghやDavid Chandlerなどは、私としても親しい仲(ただしメールで議論や意見交換をしているだけですが)ですので、彼らの活動や映像の分析などの情報が入れば、それもお知らせします。
では、前回の投稿以後にIC911STUDIESからYouTubeにアップされたビデオをご紹介します。5つあります。
(1)WTC 7 Before Collapse
http://www.youtube.com/user/IC911STUDIES#p/u
これはWTC第7ビルの火災と、当日のビル周辺を記録する貴重なビデオですが、MSNBCテレビニュースの元映像と思われます。
このビデオでは正確な時刻が分かりませんが、ビデオの時計で2分40秒過ぎの映像に、第7ビル西側面に全面的に太陽の光が当たっているところを見ると、すでに午後をずいぶん回っていると思われます。MSNBCニュースビデオを調べている「911の真実を求める建築家とエンジニアたち(AE911Truth)」によると午後4時45分の前後ではないかということです。第7ビル崩壊は午後5時20分ごろに起こりました。
注目ポイントがいくつかあります。
●この1分40秒あたりから中継のリポーターが面白いことを言っています。まず「このビルが何か知らない」と話していますね。中継ではある程度の準備をしているはずで、あれほどの大きなビルを本当に知らないとしたら、よほど不勉強か準備不足だったのでしょう。ところが驚くべきことに、「ひょっとすると崩壊する可能性がある」というようなことを言っています。奇妙ですね。崩壊したツインタワーの周辺には、第7ビルよりずっと激しく燃えていたWTC第5ビルもあったのですが、もちろん崩壊していません。
このビデオには第7ビルの火災の様子が克明に記録されています。じっくりとご覧ください。いくつかの階が燃えていますが、ビルの大部分は火災とは無縁です。しかも火災に遭った階も、すでに中の可燃物の多くが燃え尽きていると見えて、その階の一部の窓から炎と黒煙が見えているのみです。
この程度の火災を、防災の専門家でもない中継のTVリポーターがチラッと見ただけで、「ビル崩壊の可能性」なんかを云々できるのでしょうか。誰にそんなことを教わったのでしょうね。
●しかしそれよりも、もっと重大なことがあります。
ビデオの2分37秒あたりから3分5秒付近にかけて、および3分50秒から4分40秒くらいにかけて、第7ビルの火災の様子が克明に記録されています。
この火災については次のサイトをご参照ください。
http://doujibar.ganriki.net/26wtc7-biglieofnist.html
『第7ビル:NISTの更なる大嘘』
この最初の項目【火災について】にある次の映像にご注目ください。
http://doujibar.ganriki.net/othertheme/ae911truth-WTC7-01.jpg
(もしこのUrlで写真が出なければ、上記サイトに入ってご覧ください。第7ビルの火災を北側から写した写真です。)
今のビデオで3分55秒付近の映像がこれと全く同じです。(この投稿の上に説明入りの写真を掲げておきます。)私のサイトにある写真はAE911Truthによるものですが、これはMSNBCテレビニュースからのものでしょう。
同時にまた、ビデオの2分50秒から55秒にかけての映像をご参照いただきたいのですが、第7ビル12階は、その東半分(画面左側)がすでにほとんど燃え尽きており炎は全く見えません。12階の真ん中あたりと西側(画面右側)の一部に火が見えますが、その中間ではまだ窓ガラスがはまっており、激しい火災になっている様子はうかがえません。
今の私のサイト『第7ビル:NISTの更なる大嘘』に詳しく説明しているのですが、NISTは、第7ビル12階の北東側で激しい集中的な火災が続いたために、そこでコア支柱の崩壊が起こり、それがビル全体の崩壊を導いたとしています。彼らが作ったコンピューターシミュレーションでも、12階北側面のほぼ全体が、崩壊の直前まで激しい火災に遭っていたように描かれます。
(参照:NISTによる崩壊直前の第7ビル12階火災のシミュレーション画像)
http://doujibar.ganriki.net/othertheme/wtc7nist-a3.jpg
しかし、実際には第7ビル12階では、東側の部分の火災は、そのずっと以前にすでに火勢がほとんど収まっていたのです。NISTはいったい、何を根拠にしてシミュレーションを作ったわけなのでしょうか。
このビデオはNISTから公開されたものです。NISTはこのビデオ映像を知っていたわけです。そして彼らは、その映像とは全く矛盾するコンピューターシミュレーションで「第7ビルの崩壊」を公式に説明しました。つまり、彼らは、事実を知っていながら、なおかつ意図的に、そして公式に、大嘘を発表し世界をペテンにかけた、ということになります。
今までは、この第7ビル崩壊についてのNISTの大嘘を屁理屈でごまかしていた者たちも、NIST自身が公開したこのビデオによって、沈黙せざるを得ないでしょう。もはや「知らなかった」ということすら言い訳にはならないのです。
●今のビデオで別の注目点を取り上げますと、4分40秒以後に映されている焼け爛れた自動車です。
ここでもリポーターが「貿易センタービルからの残骸が飛んできた」と言っていますが、しかしこれらの車には、上から何か大きなものが当たって激しく壊されたような跡がほとんど見えませんし、周辺にツインタワーから飛んできたと思われる大きな鋼鉄やコンクリートの塊は全く見えません。では、これほどの多くの自動車がこれほどに焼けた理由は何でしょうか。
さらに、自動車同士の間隔がかなり開いている場合でも、やはりそろって焼け焦げています。1台が何らかの原因で燃え始めてそれが延焼したというよりは、それぞれが別々に同時に燃え始めたように見えます。これはどういうことでしょうか。
ビデオの5分7秒あたりで、背後に燃えているビルが見えますが、これは第7ビルではなく、第5ビルを北側から見たものでしょう。リポーターのいる場所は北タワーから300メートルほど離れた第7ビルの裏側(北側)であると思われます。
ツインタワーからの残骸は、鉄骨(最高で150メートルほど飛ばされている)を除き、ほとんどすべて粉々になって吹き飛ばされました。しかも、この自動車が燃えている場所は、直接にタワーの残骸が落ちたのではなく、残骸が落ちた後に発生した粉塵の雲に覆われたのです。次のサイトにある第1ビル崩壊と粉塵の雲発生の写真をご参照ください。
http://doujibar.ganriki.net/19wtc-dustclouds.html
超微粒子の《火砕流》 (↓参照の写真)
http://doujibar.ganriki.net/wtc1_others/wtc1-final2.jpg
http://doujibar.ganriki.net/wtc1_others/wtc1-dustcloud7.jpg
こんな場所で自動車火災を大量に誘発するほどの温度があったということになります。しかし、ビデオの最初の方に映っていた自動車では、ここまでひどくは焼けていないもの、窓ガラスが割れていても全く燃えた跡のないものなどもありましたね。
その粉塵を被った場所でも、低温の部分と非常に高温の部分があった、つまり、ツインタワーから飛ばされた残骸の少なくとも一部が、非常に高温のままで粉々になって飛んできた、ということになるのでしょうか。
しかしご注意いただきたいことは、ツインタワーの火災がビルの上層階の一部でしかなかったことです。ビルの最小でも80%は全くの常温だったはずです。しかもその火災の部分でも、「非常な高温」とはとうてい言いがたい状態です。次をご参照ください。
http://doujibar.ganriki.net/note-4.html
『ノート4:ツインタワー「火災の熱」についての言論詐欺』
仮に北タワーで火災に遭っていた部分がNISTの言うように非常な高温だったとしても、その上層階がこの位置まで水平に飛ばされたという事実は全く存在しません。先ほどの私のウエッブサイトにある写真をご覧ください。もちろんですが、NISTが頼りにしている「パイルドライバー説」とか、FEMAの言う「パンケーキ説」などで、「高温になった上層階の建材」がこの位置に飛んできたような説明は100%不可能です。
ビルの破壊にテルミット系の物質が使われ、ツインタワーの複数箇所で溶けた金属が作られていたとしたら、離れた箇所にある異常な高温の跡も説明可能かもしれません。また爆発時にすぐに反応をしなかった一部のテルミット系の物質が、やや時間を置いて地面についた後で高温を発した可能性もあるでしょう。実際に、未反応や反応途中で終わったスーパーテルミットが粉塵中に発見されています。
(参照)
http://doujibar.ganriki.net/20wtc-moltenmetal.html
ツインタワー崩壊の特徴:熔けた金属
http://doujibar.ganriki.net/911news/explosive_to_destroy_WTCs.html
WTCを破壊した高性能爆発物(目次)
なお、この焼けた自動車については、宇宙の人工衛星からの「ビーム兵器」説もあります。これについては次をご参照ください。
http://www.asyura2.com/07/war98/msg/246.html
「宇宙からのビーム兵器」および「WTC周辺の焼け焦げた自動車」について
●最後に、このビデオは、リポーターの「behind me」という声の後でいきなり終わっています。どうにも不自然に感じます。敢えて公開したNISTにとって、ひょっとするとよほど困るようなものでも映っていた(あるいは何かの音が録音されていた)ので、その部分を消して公開したのでしょうか。疑えばきりが無いのですが、今のところ何とも分かりません。
これらの問題について、いずれ、建築家やエンジニア、科学者たちからの分析と疑問が出されることと思います。その際にはまたお知らせします。
(2)ツインタワーの赤外線映像
FLIR Footage of Twin Towers Burning
http://www.youtube.com/user/IC911STUDIES#p/u/3/xQEd8PgY8vo
不思議な映像です。これはFLIR、つまり赤外線を使って物の表面温度を表すもので、画面左側に温度を示すスケールが付いています。明らかにWTCツインタワー(左に南タワー、右に北タワー)の火災の場面ですが、火災が起こっていると思われる場所の温度は、このFLIR画像で見る限り、最高でも100℃程度の様子です。火災ならもっと温度が高くてもよいように思われますが。
時々ビルのそばをヒラヒラと舞い落ちる建材(おそらくアルミ外装板かガラス)の温度は、目見当ですが50〜60℃ほどであるように思えます。これはさほど無理のある数字とも思えませんので、FLIRの装置自体がおかしいわけではないでしょう。
奇妙に思って、IC911STUDIESのJustin Keoghに聞いてみたのですが、彼は「あくまでもこれはキャッチできたビルの表面温度を表すに過ぎず、火災の温度を示すものではない」と言っています。確かに、北タワーの北面で、飛行機が激突してできた穴に人間が立っている写真がありますので、火災現場といってもビル表面は必ずしも高温にはなっていなかったのでしょう。
この映像を記録した時刻が全く分からないのですが、両ビルとも、少なくとも炎が外にあふれていたときではなく、比較的穏やかな火から出てくる煙だけが割れた窓から外にあふれ出していたとき、ということになるのでしょうか。よくわかりませんが、もしこのFLIR画像が正確な事実を記録したものだとすると、NISTがツインタワーの火災について仮定した温度自体が、やっぱりトンデモに他ならないことになるでしょう。
ただ、これについては、多くの専門家の分析が必要だと思います。
なお北タワー(画面右側に見える)の、火災現場から相当に離れた下の方の階が数十℃の温度になっているようです。これはわかりません。しかし、その位置が74階と75階に作られていたメカニカル・フロアーの付近であることに気付きます。これらの普段は人の入ることが無い特別に頑丈に作られた階で何が起こっていたのか、気になるところです。実際に、第1ビル(北タワー)の崩壊の時にこの階の付近で巨大な爆発があったことが明らかです。次をご参照ください。
http://doujibar.ganriki.net/06wtc1-blastedwall.html
第1ビル:吹き飛ばされた巨大な壁
次からの3本のビデオは、全て「爆発」の証言を納めたものです。
(3)爆発を語るバリー・ジェニングスへのオリジナル・インタビュー・ビデオ
Raw Footage of Barry Jennings Interview
http://www.youtube.com/user/IC911STUDIES#p/u/4/-XOK-r80nr8
故バリー・ジェニングス氏はニューヨーク市の職員だったのですが、このインタビューで、もう一人の男性と共に、WTCに起きた大きな爆発を証言しています。
(4)ツインタワー爆発を語るTVリポーターの証言
WB11 Eyewitness
http://www.youtube.com/user/IC911STUDIES#p/u/1/TYJKURAlBf4
ここでは、TVリポーターが、第2ビル(南タワー)が崩壊を始める直前に爆発が起こったと証言します。アナウンサーが「ビルの内部で他の爆発があったのか?ひょっとして爆弾?」と聞いているようです。リポーターは「火事で燃えていた場所の下の方が爆発を起こして、ビルが崩れ落ちた」と伝えています。
(5)多くの爆発が続いていることを伝えるTVリポーター
Numerous Explosions, Continuous Explosions
http://www.youtube.com/user/IC911STUDIES#p/u/0/SY95decSS_I
このビデオは、第2ビル(南タワー)がまだ崩壊していないときですが、ニュースのレポーターは「膨大な数の二次爆発(誘発された爆発?)が起こっている。爆発が続いている。」と報道しています。
ジェニングスの証言は有名ですが、後の二つは私は始めて見ました。もちろん、爆発の証言は他にも数多く知られていますし、おそらくこれらのNISTから解放されたビデオの中には、今までに知られていないもっと多くの爆発の証言が含まれているのではないかと思われます。
つまり、NISTは、「爆発」を告げる証言が数多くあったことを十分に知っているわけです。しかし、彼らの『WTCタワー崩壊に関する最終報告書』には、それらは1語たりとも触れられていません。まるでそうするのが義務ででもあるかのように、完璧に無視されています。彼らがこういった資料に対して、いかに不誠実でごまかしに満ちた仕事をしたのかが、ここでも明白になるでしょう。
現在のところは以上です。
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