http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/626.html
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スペイン国営TV1、トップニュースの冒頭で、映画「ZERO」の場面を紹介(他)
スペインでは昼ごはんの時間が午後2時から4時ごろまでと、日本よりずいぶん遅く、そのため、こちらのテレビでは、メインニュースを午後3時前後に放送します。夜も遅くて、各放送局ともメインのニュース番組は午後9時から行います。
スペイン国営放送TV1の午後3時の全国ニュースは、トップニュースとしてニューヨークの911事件9周年を取り上げたのですが、そのほとんど冒頭を飾ったのは、
何と!
いま日本で上映会が始まったイタリア映画「ZERO:9/11の虚構」の場面なのです。
次をご覧ください。(ただしスペイン語ですので、ほとんどの方がお分かりにならないでしょうが、少し下がったところにビデオ画面がありますので、真ん中の△印の下に「ver video」と書かれたところをクリックしてください。)
http://www.rtve.es/noticias/20100911/nueva-york-conmemora-zona-cero-noveno-aniversario-del-11-s/353403.shtml
Obama: "No estamos ni estaremos nunca en guerra con el Islam" (スペイン国営放送のウエッブサイト、9月11日)
ビデオの最初の約10秒間は、グラウンド・ゼロ近くにできる予定のモスクをめぐって、米国でイスラム嫌悪が盛り上がっていることを伝え、「しかしながら同時に、この事件に関して多くのその他の運動も生まれ、常に存在してきた」というアナウンスが入ります。
そして画面で、13秒から28秒くらいまで、映画「ZERO:9/11の虚構(ZERO: An investigation into 9-11)」のいくつかの場面が紹介されます。これは「陰謀論の最大の部隊である真相解明運動」と紹介されています。
そのほかに、事件を防ぐ努力を怠ったとして米国政府を告発する殉死した4人の消防士の未亡人たち、多くの「奇病」患者と死者を出した瓦礫撤去作業に携わった人々の告発の運動などが紹介されます。
まあ、「陰謀論の最大の部隊である真相解明運動:este movimiento por la verdad, uno de los mas militantes en la teoria de conspiración」という表現には恐れ入りますが、私としては見た人が「こりゃ、陰謀論の方が正しそうだ」と思ってくれればそれで良いわけです。いずれにしても、この911事件が「解決済み」からは程遠いことを知らせてくれており、それはそれで、それなりにありがたいと思うべきでしょう。まあ、あのとち狂ったキリスト教の牧師とやらも、この事件に対して大いに衆目を集めてくれたわけで、これもまた、それなりにありがたいということなのかな。
スペインでも、マドリッドやバルセロナで何度も「ZERO」の上映会が行われており、公式見解への疑問は徐々に広がってきています。
そこで、次にご紹介しますのは、全国紙エル・ムンドのブログに載せられた記事です。
http://www.elmundo.es/blogs/elmundo/desde_el_mas_alla/2010/09/10/el-eterno-11-s-de-las-victimas.html
El eterno 11-S de las víctimas(犠牲者の周辺)
最初に、最上段で紹介されているのが、BuildingWhat.orgによる次のビデオです。
http://www.youtube.com/watch?v=hHIj9wzbYGQ&feature=player_embedded
Help Put This Ad On Air - Go to BuildingWhat.org
ここには映画「ZERO」にも登場するマックルベインさんも登場し、WTC第7ビルが飛行機の激突も無しに崩壊したこと、そして公式の説明には納得できないと語る遺族の声が伝えられます。
途中の文章はスペイン語ですので、お分かりにはならないでしょうが、おおよその内容をご紹介します。
文中のリンクで、ニューヨーク市民8万人の再調査要求の署名を集めるNTCCAN
http://nyccan.org/Decision_Denied.php
そして40の主要な疑問を列挙する911Truth.org
http://www.911truth.org/article.php?story=20041221155307646
またスペイン語でこの事件への「批判的分析」を繰り広げる11-S: Análisis crítico
http://11-s.eu.org/11-s/
が紹介されます。
続いて、マドリッドの街頭で行われた行動の写真です。「彼らは我々を騙している:あれは内部犯行だった」と書かれたプラカードが見えます。
そして、当日のブッシュたちが見せた疑惑の行動の紹介とビンラディン「犯行声明」の疑わしさを書いた後で、ベトナム戦争もトンキン湾事件というでっち上げ事件から始まったことが述べられます。続いて、FBIが事前に怪しげな動きをキャッチしていたにもかかわらずほったらかしにされたこと、エイブルデインジャー問題、PNAK(アメリカ新世紀計画)で「新たなパールハーバー」が語られていたことが述べられます。
最後に、すっかり有名になったBBCの「第7ビル崩壊フライング報道」のビデオ
New NEWS - BBC Video - WTC 7 - Prior Knowledge
http://www.youtube.com/watch?v=PNK1V6S2cbo&feature=player_embedded
を掲げて、WTC第7ビル崩壊の謎を紹介しています。
もちろん、いちおう公平を保つために、ポピュラー・メカニックスによる
Debunking the 9/11 Myths: Special Report
http://www.popularmechanics.com/technology/military/news/1227842
を、最後に紹介しています。
新聞紙の上には現れないブログとはいえ、エル・ムンド紙はスペイン第2の全国紙で、中道右派系統の新聞です。同紙は311(マドリッド列車爆破)事件の公式見解に対して常に批判的な態度を保っています。この新聞だけではなく、いくつかの中道、中道右派系統のマスコミは、現在のところこれらの事件に対して表向きには「イスラム・テロ事件」としていますが、時々現れてくるこういった記事を見ますと、スペインのマスコミの中では「陰謀論」に対する関心が常に渦巻いている様子です。
なお、スペイン第1の日刊紙はエル・パイス紙で、これは中道左派系統、かつての朝日新聞同様のいわゆる「進歩派」ですが「陰謀論」は積極的に排除しています。実に興味深いですね。
以上、お知らせまで。
なお、NISTから解放されたビデオ・写真資料については、今まで表に現われなかった資料がまた少しずつ公開されていますので、溜まったところでご紹介しましょう。
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