http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/527.html
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イラクの死に至る遺産(1)
http://www.youtube.com/watch?v=THqzKpD9k6k
Iraqi child cancer 'linked to US weapons'
http://www.sbs.com.au/news/article/1328172/Iraqi-child-cancer-linked-to-US-weapons
http://www.sbs.com.au/dateline/story/transcript/id/600687/n/Iraq-s-Deadly-Legacy
オーストラリアSBSは、イラク系オーストラリア人記者をイラクに派遣し
ファルージャやバグダッドで取材を行いました。
その全21分のレポート映像をネット上に公開しています。
前半10分では、ファルージャ現地の人々の発言、
墓地が足りなくなりサッカー場を墓地にした現場では、
多くの出生異常の子供達の墓が連なります。
ファルージャ総合病院の医師への取材では、
医師は出生異常の増加を認め調査の必要を説きつつも、
それ以上には突っ込んでは発言しません。
現地ジャーナリストは、ファルージャのあるアンバール州の
保健衛生局とファルージャ総合病院に
イラク中央政府の保健省から公式文書が通達されており、その内容は、
出生異常に関連する医師のどんな発言も禁止するというものだといいます。
それは米軍がイラク政府の保健省に圧力を掛けているからだと。
SBSの取材班はバグダッドに戻り、保健省に取材を申し込みますが、
拒絶されます。環境省は取材を受け入れます。
バグダッド中心部の旧イラク青年スポーツ省の建物は、
劣化ウラン弾の攻撃を受け、放射能除去作業を行いましたが、
現在でも残留放射能の反応が出ている現場をレポートに収めています。
後半は、イラク中心部にあり、現在も放射能が残留している
旧青年スポーツ省から程遠くない所にあるアルウィヤ子供病院を取材します。
目を背けたくなるような痛ましい赤ちゃん達が次々と映し出されます。
チグリス川を隔てた対岸にある小児ガン病院では
白血病の子供が増加しているといいます。
しかし具体的な数字については述べようとはしません。
バグダッドの病院の女性チーフが取材後数日して仕事後に何者かに射殺されました。
イラク保健省は少なくとも2008年まではシーア派のサドル派の拠点でした。
現在はどうなっているのかは私には分かりません。
保健省よりも重要性は劣ると思われる環境省は、
おそらくはスンニ派系が掌握しているのではないかと推測しています。
今年バグダッドで劣化ウラン弾に関する国際会議を呼び掛けているのも
環境省であり、オスマン環境相が呼び掛けています。
劣化ウラン弾問題で国際会議
http://megalodon.jp/2010-0705-1019-21/www3.nhk.or.jp/news/html/20100705/k10015534971000.html
http://www.youtube.com/watch?v=SD1q-FXcKX4
<参照>
ファルージャの子供達の悲劇:Tragedy of Children in Fallujah
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2009/10/post-5e20.html
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