01. hou 2010年7月28日 23:03:31: HWYlsG4gs5FRk: 2MpUwT1WjQ http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1227750.html原文入力:2010-07-27午後07:30:26(1766字) ←クァク・ビョンチャン編集者 昨日は韓国戦争休戦記念日、世界戦史上 類例のない凄惨な骨肉相争う戦闘が中断された日だった。当然その惨状を記憶し戦争のない韓半島を誓わなければならなかった。しかし惨状の記憶はどこかに消え、どこもかしこも史上最大の戦争演習と最先端殺傷武器に関する話で壁貼りされていた。朝から晩まで苦々しかった。 その日、東海上では世界最強の航空母艦とイージズ巡洋艦、駆逐艦など最新鋭戦艦20隻余りが戦闘隊形で機動した。韓半島上空では出撃後40分で北の心臓部を打撃できるというF-22ラプターなど200機余りの戦闘機が旋回し、海底では攻撃型核潜水艦TUCSONが目標物を探し潜行するなど大規模訓練が展開された。動員された海空軍戦力としては韓国戦争後 最大規模だった。 韓半島を併呑した日本の自衛隊幹部らも訓練を参観した。韓半島有事に備え自衛隊再配置、武力増強を推進する日本がいつでも介入できることを示す象徴的措置だった。20世紀はじめ、米国と日本はフィリピンと韓半島に対する排他的支配権を相互に認めあった。 中国がじっとしているわけがなかった。韓-米連合訓練に対し繰り返し強力な対応を明らかにした中国は、自国の安全と利益活動に影響を与えることにきっぱりと対処すると警告した。党機関紙は妄動という表現を使いながら韓国を糾弾した。北韓も必要ならばいつでも核抑止力に基づいた報復聖戦を開始すると公言している。実際に北韓は3次核実験を実施する可能性があると観測された。ロシアは天安艦沈没原因に対し、それなりの科学的反論を提起し連合訓練の正当性に疑問を提起するなど、これらを側面支援した。韓半島では韓-米と北韓-中国が鋭く対立し、日本とロシアが後方に待機する戦線が形成されていた。 状況がこのように悪化した原因は天安艦沈没事件に対する政府の未熟な対処だった。原因糾明過程は拙速で、従ってその結果は弱点だらけだった。これを根拠に国際的な対北韓制裁を推進したために、国際社会が利害関係により分かれ再び互いに牽制する事態は避けられなかった。 その上、政府は米国の全面的支援だけに依存したために、状況管理の主導権を米国に渡したようなものだ。たとえ政府が確信するように北韓の所業だとしても問題解決の主導権を渡してはならなかった。航空母艦ジョージ ワシントン号、核潜水艦TUCSON、戦闘機F-22ラプターが掌握した韓半島南側安保状況が象徴するように、米軍は韓半島の運命の鍵を握ったように見える。韓国海空軍の主力が米第7艦隊の付属戦力として編成されたことは韓国の境遇を象徴する。 自国の問題を外国軍に依存し解決しようとする時、どんな結果に直面するのかよく示すのが没落期の朝鮮王朝の形態だ。無能な王朝は1882年壬午軍乱、1884年甲申政変の時、清軍に頼り没落した王権ではあるが、それでも維持したことに感泣し甲午農民戦争の時にも清に農民軍鎮圧を要請した。しかし清軍の韓半島進駐を座視する日本軍ではなかった。清軍が南陽湾に上陸するや日本軍も仁川へ進駐した。結局、韓半島の独占的支配を執拗に追求してきた日本軍が先に清の軍艦を沈没させ日清戦争は勃発し、朝鮮民衆は何の理由もなく凄惨な戦争被害にあわなければならなかった。10年後にも朝廷はロシア軍を引き込もうとしたが露日戦争の口実となった。歴史には仮定は必要ない。しかし甲午農民戦争の時、朝廷が自決原則により農民軍と交渉し弊政改革を受け入れたとすれば韓半島の運命は変わっただろう。 旧韓末や解放政局の激動期‘米国(奴)を信じず、ソ連(奴)にだまされるな。日本(奴)が立ち上がる’という内容の歌が流行した。中国人を含めてもかまわない。凄惨に被った歴史的経験が表わした知恵だった。しかし毎度のように、あちらこちらに頼ろうとして民族的惨禍を体験した。歌詞のとおり‘朝鮮人よ、気を付けよう’ クァク・ビョンチャン編集者 chankb@hani.co.kr |