http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/287.html
Tweet |
パレスチナ支援船を襲撃・拿捕してトルコ人9名を殺害したイスラエルの蛮行に国際的非難が高まるなか、孤立を恐れたイスラエルは苦境を抜け出すために、最大の庇護者であるアメリカの力を借りるといういつもの外交手段に打って出た。
自国民を殺害されたトルコの謝罪要求をはねつけたままネタニヤフ首相は7月5日訪米、案の定アメリカはイスラエルとの絆は「壊せない」と救いの手を差し伸べた。
========================================
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_79892
ウェブ魚拓:http://megalodon.jp/2010-0707-0921-28/jp.wsj.com/US/Politics/node_79892
イスラエルとの絆は「壊せない」=米大統領
2010年 7月 7日 7:52 JST
【ワシントン】オバマ米大統領は6日、ネタニヤフ・イスラエル首相と約1時間会談したあと、ホワイトハウスで共同記者会見し、米国とイスラエルの結束は「壊すことができない」と強調。また、2人が中東和平直接交渉の開始に向けた具体的措置で合意したと明らかにした。
オバマ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相
両首脳は、両国関係がここ数カ月冷え込んだとの見方を否定し、特に安全保障と和平に関して両国の利害が一致していることを再確認した。
オバマ大統領は、ネタニヤフ首相が中東和平で「リスク」を取る用意があるとし、同首相が最近東エルサレムでの入植の部分凍結を打ち出したことを評価した。
ネタニヤフ首相は、会談では中東和平直接交渉に向けて今後数週間に取るべき「具体的」措置が話し合われたと述べるとともに、自分自身、オバマ大統領、それにアッバス・パレスチナ自治政府議長にとって直接交渉すべき時が来ていると強調した。
オバマ大統領は、入植の部分凍結が9月に終わる前に直接交渉が始まることを期待していると語った。
同大統領はまた、パレスチナ側は最近安保面で前向きな措置を取っているとしながらも、「イスラエルを妨げるための機会」を探らないよう警告。「パレスチナ側が扇動の口実を探したり、挑発的言辞をろうしたりしないことが極めて重要だと思う」と述べた。
イスラエルが5月、パレスチナ自治区ガザ向けの支援船団を襲撃し、活動家9人が死亡した。これによってイスラエルの外交的立場が危機にさらされて以来、両国首脳が会談したのはこれが初めて。両首脳とも、この襲撃事件について話し合ったかどうか明らかにしなかった。
ネタニヤフ首相は、オバマ大統領が先週、対イランの厳しい制裁措置に署名したことを評価、他国も同様の措置を取ることへの期待を表明した。
記者: Jared A. Favole
========================================
【関連記事】
直接交渉で米イスラエル首脳一致 対パレスチナ自治政府(共同通信)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。