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6月11日7時32分配信 Record China
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100611-00000003-rcdc-cn
2010年6月8日、AP通信社は、イラク戦争での最大の受益国は「中国」だと報じた。高い経済成長を続け、石油の需要も高まる中国が石油の輸出に関してイラクとの間で合意に達した。環球網が9日付で伝えた。
2003年にアメリカがイラクに対してしかけた「イラク戦争」。これに対して最も批判的な態度をとっていたのが中国だったが、結果としてその中国が「イラク戦争で最も大きな利益を得るところとなった」と記事は伝えている。欧米各国がイラクの石油資源に手を出しにくい状況になっているのに対して、中国はイラクとの間でいくつもの取り決めを協議を締結しているという。
イラクは数年来の戦争や内乱の影響で石油生産量が240万バレルと、2003年以前と比べて大幅に落ち込んでいるものの、今後7年以内に1日当たり 1200万バレルにまで生産量を高める目標を掲げている。この目標の実現可能性は定かではないが、いずれにせよ石油生産量が向上することによる最大の受益国が中国になることは疑いないという。
エネルギー関連情報配信のプラッツ社によると、中国の今年4月時点での石油需要量は1日当たり843万バレル。これは国内生産量の2倍に当たり、中国が期待する中東の石油資源確保の大きさがうかがえる。現在、イラク国内でも比較的治安のよいワーシト県では、中国とイラク両国による油田の共同開発が進んでいることが確認されている。
(翻訳・編集/岡田)
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