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(回答先: ロシア下院のコサチョフ国際問題委員長:「感情が限界まで高ぶっており、戦争勃発の脅威は非常に高い」【ロシアの声】 投稿者 hou 日時 2010 年 5 月 27 日 07:41:16)
http://japanese.ruvr.ru/2010/05/26/8538401.html
韓国の哨戒艦「天安(チョナン)」号の沈没事件が自国の魚雷によるものとの調査結果が出たことを受け、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は「内外世論に誤解をもたらすための完全な創作」と疑惑を全面否定。調査団派遣の意向も示したが、韓国側から拒否された。
朝鮮半島の緊張がかなり危険な水準までエスカレートしている。北朝鮮政府は25日、朝鮮中央通信を通じた声明で、韓国とのあらゆる関係を断絶すると宣言した。韓国側が制裁対象から除外していた開城(ケソン)工業団地から韓国人を追放し、電話や通信を遮断。板門店にある赤十字連絡代表部の事業も中止が通告された。韓国の船や飛行機の領内通過も禁止。全軍に戦闘態勢入りが指示されたとの情報もある。
韓国はチョナン号沈没が北によるものと断定し、週明けに経済関係の中断を宣言。米軍と共同で対潜合同演習を実施する意向だ。今回北はその報復を宣言した形で、状況は半世紀前の朝鮮半島直後まで戻った。双方とも現状に留まることはないだろう。心理戦に向けた準備をしている。韓国は北向けの宣伝放送を再開した。
東洋学研究所で朝鮮半島情勢を研究するドミトリー・モシャコフ氏は南北関係について、「時折悪化する慢性病」と診断した。
「朝鮮半島は実質的にかなり厳しい状況にある。しかし限界近くまで達したことは過去に何度もあった。その度に、状況を安定化し交渉を始めるための道筋が見つかっている。北朝鮮・韓国ともに全面戦争突入で得られる利益はない。」
米国のクリントン国務長官は26日、ソウルを訪問し、「北とその指導者に責任を求めるための追加策」を検討していると述べた。沈没事件への北の関与は確定済みとの立場だ。一方、ロシアと中国は状況悪化にブレーキをかけたい。特にロシアは軍事紛争への突入に絶対反対との一点を強調し、関係正常化に向けた働きかけを促す意向だ。
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