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(回答先: 6カ国協議中国首席代表の武大偉朝鮮半島問題特別代表: 25日午前、外交通商部庁舎で柳明桓同部長官と会合【聯合ニュース】 投稿者 hou 日時 2010 年 5 月 25 日 19:41:02)
哨戒艦沈没:米中戦略・経済対話が開幕(上)
http://www.chosunonline.com/news/20100525000041
哨戒艦沈没:米中戦略・経済対話が開幕(下)
http://www.chosunonline.com/news/20100525000042
哨戒艦沈没
クリントン国務長官「中国、対北対応に協力を」
戴秉国国務委員「北朝鮮がやったという確信ない」
ヒラリー・クリントン米国務長官は、予想された通り、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没に関し、中国に強い圧力をかけてきた。クリントン長官は24日、北京人民大会堂で行われた「米中戦略・経済対話(S&ED)」開幕式で、「米中両国は『天安』沈没に関する北朝鮮への対応で、必ずや協力していかなければならない」と述べた。
そして、「『天安』が北朝鮮の魚雷により沈没したことについて、北朝鮮は責任を取るべき。この『挑戦』を乗り越え、韓半島(朝鮮半島)の平和と安定という共通の目標を果たすには、米中が協力していかなければならない」と強調した。クリントン長官は、スピーチのうちかなりの時間を、この問題への言及に割いた。「韓国側の調査結果に対し、評価作業を行っているところ」という理由で、あいまいな態度を取っている中国に、行動に出るよう促したのだ。このスピーチは、式に出席していた中国の胡錦濤国家主席も聞いていた。
クリントン長官はこの日、中国国内の一部で取りざたされている「南北対話優先論」についても遠回しに批判した。長官は開幕式会場で記者らに対し、「米国は、ややもすれば衝突に至るかもしれない韓半島の緊張高潮を防ごうと最善を尽くしている」と語った。南北が直接、この問題を解決しようとすれば、中国が回避しようとしている極限的な衝突が起きる可能性もあることを、間接的に強調したものとみられている。
哨戒艦沈没:米中戦略・経済対話が開幕(下)
哨戒艦沈没
これに対し、中国は従来の見解を繰り返した。中国外務省の馬朝旭報道局長は同日午後、米中対話に関する記者会見で「関連諸国が冷静かつ自制し、緊張が高まるのを避けるべき」と述べた。また、「国際社会や地域の問題は、善悪を見極め、公正で客観的に処理しなければならないというのが中国の主張。『天安』事件も同様に、こうした基本精神に基づくべき」ともしている。馬報道局長のこうした発言は、20日に発表された中国外務省の記者発表内容とほぼ同じで、同日、釣魚台迎賓館で行われた米中戦略・経済対話で、双方が見解の歩み寄りに失敗したのではないかという見方もある。
戴秉国国務委員(副首相級、外交担当)は開幕式のあいさつで「今の世界で対立を激化させ、戦争を先導する行為は適切でない。どのような形の戦争にも反対する」と述べたが、「対象を特定していない一般論」というのが北京外交筋の分析だ。戴国務委員は前日の23日、米国代表団歓迎夕食会でも「今回の沈没が北朝鮮の仕業だという確信するには、調査結果に対する分析がまだまだ必要だ」と、クリントン長官の北朝鮮に対する制裁協力要請を保留する姿勢を示したという。
中国国内の専門家たちは、「天安」沈没の原因調査が行われている最中に、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中を受け入れたことから、中国が短期間に態度を変化させることはないと見ている。北朝鮮が沈没関与を否定する声明を連日出し、調査団の派遣にまで言及しているのも、中国側としては負担になっている。北京大学の金景一(キム・ギョンイル)教授は、「中国の独自評価にはかなりの時間がかかるはず。その前に結論を出し、行動に移す可能性は低い」と語った。同大学国際関係学院の王勇教授も「米国は圧力をかけているが、中国は慎重な姿勢を崩さないだろう」と見ている。
だが、時間はかかるものの、国際社会の世論により、中国が姿勢を変化させる可能性があるとの見方もある。イランの核問題を見ても、中国は長い間、追加制裁に反対してきたが、米国が説得した末に同意の方向に転換した前例があるためだ。
北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員
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