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自民党の最後っ屁は、辺野古移設だけではなく、ジブチ自衛隊基地建設も〜特権を行使する立場としての日本 http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/413.html
ロードマップのお手盛りぶりが明らかになっていますが、 憲法記念日近くに訪米したのは、麻生太郎・前首相、小泉進次郎・自民党衆議院議員、長島昭久防衛政務官・民主党衆議院議員(ブレジンスキーの教え子で、ソマリア派兵を最初に国会で主張)ら。しかも同時期に大手新聞主筆もワシントン訪問。目的は米戦略国際問題研究所(CSIS)が主催する日米関係のセミナー出席。 沖縄の基地反対と同時に、憲法違反の自衛隊海外基地(軍事占領)にも反対を。 さて掲記本文です。 《転載開始》
そこで、国会での審議はどうだったのかと思ってチェックしたら、なんと、森本敏氏が、 【今回、日本とジブチの地位協定といいますか、実際は地位協定とは言っておらず、交換公文を双方が交わして統合任務部隊を現地に展開させているわけですが、思えば、日本の戦後の自衛隊の活動で、ホスト国とのこの種の地位に関する交換公文、協定を結んで統合部隊を展開させる言わば初めてのケースであり、これは今後の日本の自衛隊の海外における活動の非常に良い例といいますか、になりつつあるんだなということを強く感じるわけであります。特に、この交換公文の中で、すべての刑事裁判権を日本側にゆだねているという、大変日本に有利な地位協定の内容になっていることに私は一種の感慨を覚えるものです。】 【この日・ジブチの交換公文というのは、いかなる場合でも自衛隊員がジブチに駐留する場合に起こした事件についての刑事裁判権というものを日本がすべてその責任を負うということになっているのは、たとえ公務執行中でない事故が起きたとしても、裁判権を日本の国内法に基づいて日本が裁判権を取るということになっているのは、日米地位協定との関係において日本が特権を享受している、つまりそういう意味では日本が有利である。 と述べているのを発見した(http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/171/0059 /17106160059019c.html)。 基地建設どころか、裁判権を放棄させている、それも勤務中以外も…。 何て横暴なんだ。しかも、森本氏がそれを喜んでいるとは…。 交換公文を調べたら、確かに、【日本国の権限のある当局は、ジブチ共和国の領域内において、ジブチ共和国の権限のある当局と協力して、日本国の法令によって与えられたすべての刑事裁判権及び懲戒上の権限をすべての要員について行使する権利を有する。】となっている。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/pirate/pdfs/djibouti.pdf) 交換したのは、平成21年4月3日。中曽根外務大臣とユスフ・ジブチ外務・国際協力大臣との間で行われたようだ。 辺野古移転を前提とした「在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定」が米国との間で締結されたのが、同じ年の2月中旬(http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/2/1188021_1092.html)。 自民党政権は、基地問題について、沖縄に被害を残す協定を結んだだけでなく、日本の軍隊が他国へ基地を設け、そこでの裁判権を受けないという特権を与えるという、二面的な最後っ屁を残していった。 沖縄の基地についてレポートする際、日本ほか以外基地を、そして特権者としての自衛隊を認めることの問題点について触れたメディアはあっただろうか…。 進駐軍としての立場を認めたら、進駐される立場を拒否することもできない。 メディアの奮起を期待したい。 ●「米有識者が日米両政府に再計画を提唱」との情報。 【アメリカの外交政策に大きな影響力を持つ超党派組織「米外交問題評議会(CFR)」の上級研究員、シーラ・スミス氏は4月27日、同会のホームページに論文を寄稿し、日米両政府は先の県民大会で示された「沖縄県内にこれ以上米軍基地はいらない」という沖縄県民の意思を組み入れ、県内移設の検討をただちにやめるとともに、今後は県外移設を軸とする在日米軍再編計画の練り直しに力をあわせて解決を図るべきだと訴えた。】 《転載終了》
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