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中国との有事発生でも米国の参戦求めず 台湾総統が発言【CNN:沖縄に海兵隊を置く論拠の一角が崩れる】
http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/401.html
投稿者 一市民 日時 2010 年 5 月 09 日 09:17:20: ya1mGpcrMdyAE
 

http://www.cnn.co.jp/world/AIC201005010004.html
中国との有事発生でも米国の参戦求めず 台湾総統が発言

(CNN) 台湾の国民党政権を率いる馬英九(マー・インチウ)総統は4月30日、中国との有事が発生した場合、台湾支援で米国の参戦を求める考えはないとの立場を表明した。CNNとの会見で述べた。

馬氏は、中国との衝突のリスクを削ぐため米国からの武器調達は今後も続けるとしながらも、有事が起きても米国の参戦を促す考えはないと述べ、「この方針は極めて明瞭である」と強調した。また、自らこれまで進めてきた対中関係改善の成果で、中台紛争に米国が巻き込まれる危険性は過去60年間で最も少ないとし、台湾と中国との間の緊張の火種も大きく減じたとの見方も示した。

総統は会見で、航空路線、食糧、観光客招致や司法協力などの分野で中台は過去2年間で12件の協定に締結したとし、いずれの協定も台湾の主権や領土を犠牲にしたものではなく、台湾の繁栄と安定に寄与するものだと強調した。

しかし、米国からの武器調達については、台湾海峡の平和と安定の維持のために極めて重要との見解を表明。米国が武器輸出を現在の水準から縮小すれば、中台を含む地域情勢の信頼を低下させることになると述べた。

武器輸出を含む米台間の関係に中国は神経をとがらせており、今年1月には米国による台湾への地対空誘導弾パトリオット(PAC3)システムやヘリコプター「ブラックホーク」など総額60億米ドル以上の兵器売却決定に強く反発、撤回を要求している。ただ、米国は台湾側が求めていたF─16戦闘機の売却は見送っていた。

中国は、台湾は自国領土の一部と主張している。  

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コメント
 
01. hou 2010年5月09日 11:44:59: HWYlsG4gs5FRk: ThH39hdkWI
台湾関係法の破棄にも触れる発言だけに 台湾だけで、このような発言をしても意味が無いので
アメリカとの協議があったものと思われる

時期的な見方としては ベタだが北朝鮮問題の進捗を後押しという感じだろう
大変重要なニュースである。

台湾関係法の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/台湾関係法

外交関係 [編集]
中華民国当局とアメリカ合衆国は準外交関係を存続していくことを認めている。
中華民国を国家として承認せず、外交関係は存在しないとするが、それによってアメリカ合衆国内の法体系へ影響を与えずこれまで通りとする。
1979年以前の中華民国との協定の維持を認める。
中華民国を諸外国の国家または政府と同様に扱う。
在米台湾協会に対して免税措置を与える。

防衛関係 [編集]
アメリカ合衆国の中華人民共和国との国交樹立は、中華民国の将来が平和的に決定されることを期待して行われたものである。
平和構築のため、中華民国に兵器の提供を行う。
アメリカ合衆国は中華民国市民の安全、社会や経済の制度を脅かすいかなる武力行使または他の強制的な方式にも対抗しうる防衛力を維持し、適切な行動を取らなければならない。
その他 [編集]
アメリカ合衆国議会は本法の施行を監督する。


02. 2010年5月09日 13:13:17: aqvqSMGJaA
台湾関係法は条約ではなく、米国内法ですよ。

03. hou 2010年5月10日 07:05:09: HWYlsG4gs5FRk: fbAzVnkxM6
>>02
うん? 国内法といえども
この法案で何回も機動部隊を出動させていることを考えると

勝手に、中国に取引材料として提案できるレベルの問題とも思えません
あくまでも、内政干渉できない中国への奇策だと思いますし
国内法とはいえ、その性格は条約に近い物かと思われますが?

この解釈はまちがいですか?


04. 2010年5月10日 09:32:58: aqvqSMGJaA
>>03
条約に近いものだと考えられるかもしれませんが、それは情勢に左右されるものです。現在の米中関係からすれば、米国はこの法案を店晒しにしても不都合はないと思われます。
米国内法である以上、米国はこの法案を自由に廃止できるし、台湾もこの法案を無視できるわけです。
一方、中国は反国家分裂法で対抗しているわけで、台湾としても、この2つの他国が勝手に制定した法案を、米中に対する牽制に、情勢を見ながら使い分けられますね。

05. hou 2010年5月10日 21:40:14: HWYlsG4gs5FRk: sY3KHDuHEs
>>04
ご丁寧な説明ありがとうございました。

中国が内政干渉をしないという理由で 行われている外交戦略は
アメリカが主導しているものと思っていました。

現に日本の場合は外交において、アメリカ政府に完全に掌握されています
首相の右往左往の演出と外務省のしっかりしたフォローには
一つの政府とは思えないような対応も幾度か見受けられました

それほど、外交面ではアメリカのイニシャチブが強いので
台湾も同じ物と考えていましたが、台湾国民党は、あくまでも

独自の政策で、中国/アメリカの冷戦構造のうねりを乗り越えていると判断してもいいという事でしょうか?
確かに、台湾の財閥は癖が強く しっかりとした判断ができているともおもう事は
多々あります 今後も台湾国民と北朝鮮労働党の命運がいかなるとこに落ち着くか見て行く
必要があると考えています。



06. 管理人さん 2010年5月11日 12:57:52: Master
別のところに重複投稿がなされ、それを削除。そこに付いていたコメントを転載

01. 2010年5月11日 10:58:44: QXVaulDOhs
中国共産党の最高幹部の子弟の多くが米国に留学している。胡錦濤の娘が有名である。父親が帰国せよと言っても帰ってこない。こんな状況なので中国としても絶対に米国と戦争出来ない。

02. 2010年5月11日 11:17:59: RumzxWsQt2
中国人は英語は堪能です。家族が世界中に散らばっている人も多く、国際感覚は日本人の比ではない。中国とアメリカが近づくのは必然ですね。語学も出来ない、国際感覚もない国民に政策的に教育されたことが問題です。早急に手を打たないとアジアの孤児になるのは早いでしょう。


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