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キルギス大統領が辞任、隣国カザフスタンに出国 暫定政府と合意【CNN:とりあえず内戦危機は回避】 http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/189.html
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004160001.html キルギス・ビシケク(CNN) 中央アジア・キルギスの政変で追放されたバキエフ大統領が15日、大統領を辞任し、隣国カザフスタンに出国した。両国の政府が明らかにした。 カザフスタンのサウダバエフ外相は声明を出し、キルギス暫定政権とバキエフ氏の間でバキエフ氏の出国に関する合意が成立したと発表。カザフスタン外務省によると、バキエフ氏を乗せた飛行機は、キルギスと国境を接するタラスに到着した。 キルギス暫定政権高官は、バキエフ氏は大統領を辞任したと語った。バキエフ氏は先に、自分と親族が安全に出国できるなら辞任する用意があると表明していた。 バキエフ氏の出国は、カザフスタンのナザルバエフ大統領、オバマ米大統領、ロシアのメドベージェフ大統領や、欧州安全保障協力機構(OSCE)、国連、欧州連合(EU)といった国際機関の働きかけで実現した。OSCEは欧州、中央アジア、北米の56カ国が加盟する組織。 OSCE議長を務めるサウダバエフ氏は声明で「キルギスにおける情勢の安定と、法秩序の枠組みへの復帰、内戦の防止に向けた重要な一歩となる」と述べている。 キルギスはロシアと米国の両国にとって極めて重要性が高い。両国ともキルギスに軍の基地を持ち、米国の基地は、アフガニスタンに駐留する米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍の重要な供給ラインとなっている。
【モスクワ=星井麻紀】キルギスの臨時政府は15日、カザフスタンに出国したバキエフ大統領から辞表を受け取ったと発表した。インタファクスが伝えた。バキエフ氏の辞任で、7日に首都ビシケクでデモ隊と治安部隊が衝突して以来の二重政権状態は解消した。臨時政府は憲法改正や大統領選の準備を本格化させる。 臨時政府を率いるオトゥンバエワ元外相によると、バキエフ氏は辞表で、衝突で多数の犠牲者を出したことなどの責任を認め、「国民の将来とキルギスの領土保全のために辞任する」としているという。 臨時政府はまた、バキエフ氏の支持基盤とされる南部に治安部隊を派遣し、国防相だったカルイエフ氏を拘束。デモ隊への発砲を命令したとされるバキエフ氏の弟も投降する模様だ。オトゥンバエワ氏は、バキエフ氏一族による犯罪行為に対し刑事捜査を開始したと発表し、バキエフ氏が滞在するカザフスタンに身柄の引き渡しを求めた。また、国連に対し、バキエフ氏一族の犯罪を客観的に審議する国際委員会の創設を求めた。 出身地の南部ジャラルアバド州に逃れていたバキエフ氏は15日、親族らと共に軍用機で同州を離れ、カザフスタン南部のタラスに到着した。 ロシアのメドベージェフ大統領は15日夜、「バキエフ政権の崩壊は汚職と同族支配に関係している。社会・経済の発展をもたらす能力もなかった」などとの声明を出した。
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