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ブラジルのルーラ大統領: 独自路線 【サンパウロ新聞】 http://www.asyura2.com/10/warb4/msg/178.html
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DO_N_ID=34855 国際社会を挑発する伯国 核安保中にイランと経済協定 国際情勢無視し、独自の道を歩むブラジル―。米国ワシントンで12、13の両日、ルーラ大統領はじめ47か国の首脳が出席して開かれた核安全保障サミットの真っ最中、伯国はミゲル・ジョルジ開発・工業・貿易相を団長とする80人の経済使節団をイランに派遣。5月に締結予定の貿易振興協定の調停を行った。 12日にテヘラン入りしたジョルジ開・工・貿相は、来月中旬のルーラ大統領の訪問に先駆けて、貿易クレジットなどを柱とする貿易協定を調整。伯国の輸出拡大で両国が基本合意した、両国中銀や商業銀行の直接融資ラインの制定について協議した。 伯国はイランに、穀物、大豆油、砂糖、畜産肉などの一次産品を中心に、軽量車向けのモーター付き車体や鉄鉱石など100品目を輸出。年間の輸出総額は12億ドルとされる。1月の牛肉輸出は前年同月比2倍など、好調だ。 伯イ貿易は現在、アラブ首長国連邦のドバイを中継した三角貿易の形態で行われており、これを直接取り引きとすることで両国の利益は一気に拡大する見通し。新協定の中核となる銀行融資も、2国間貿易を実現させるためのものだ。 現在のところ、イランの主な貿易相手国は、中国やドイツ、アラブ首長国連邦、韓国など。参入を狙う伯国としては、ルーラ大統領のイラン訪問を機に一気に固めたいところ。協定についての詰めの協議は数週間内に行われる見通しだ。 しかし、核開発疑惑で国際批判が高まるイランに、核安保サミットと同時期に閣僚が訪問したとあっては、欧米諸国が黙っているはずがない。 13日にはアフマディネジャド大統領とも会談した開・工・貿相は、「純粋に経済協力が訪問の目的」とし、デリケートな話題についてのコメントを避けたものの、イラン側は、「国際社会からの孤立」を否定するのに同相の訪問を挙げ、伯国との友好関係を強調しているという。 伯国は、「多元外交主義」で独自路線を敷くのはいいが、他国のことは我関せずといった調子で二枚舌的な外交戦略を続けていると、そのうち痛い目に遭いそうだ。 2010年4月14日付
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