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アメリカのオバマ大統領: 4月6日 「核体制の見直し」(NPR)を発表 【ロシアの声】 http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/898.html
http://japanese.ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=3576&cid=63&p=07.04.2010 米大統領が核ドクトリン発表 「核なき世界」に勢い 米国のオバマ政権は6日、核兵器に関する同国の主要な方針を取り決めた基本文書「核体制の見直し」(NPR)を発表した。非核国に対する核攻撃の放棄などが主な内容だ。 文書は02年の前回版で謳われた一連の項目に対して、米国の態度の軟化を反映したものとなった。核拡散防止条約(NPT)加盟国であれば、化学兵器や生物兵器で攻撃したところで米国は通常兵器で反撃するという。もっとも、イランや朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は例外だ。 一方でゲーツ国防長官が「米国と同盟国、パートナー国の盾」と呼ぶミサイル防衛(MD)など通常兵器を積極開発していく。 戦略核兵器のバランスは、経済的な観点からみてもロシアに利益をもたらす。米国は核ポテンシャルの拡大でより大きな力を持っているのだから。米国カナダ研究所のパーヴェル・ゾロタリョフ副所長は、米国の新戦略が全体として正しい方向性を持ったものと語った。 「核攻撃の脅威に対抗する場合を除いて核兵器を使用しない、というオバマ氏のアプローチは賞賛に値する。また、文書が新型核兵器開発の防御壁となった点も重要だと思う。特に地下貫通型核爆弾などは、ロシアも含め様々な懸念を呼んでいた。」 今回発表されたNPRはオバマ大統領自身が米紙ニューヨーク・タイムズに語っていた内容と大差ないものだった。その時点で下院(国家会議)のコサチョフ国際問題委員長は概ね肯定的に評価し、「核のない世界」などグローバル安全保障においてロシアが示す視点と共鳴するものと語る。 ただ、グローバルな安全保障を実現するためには、当然さまざまな問題を解決する必要がある。例えば、現代世界における北大西洋条約機構(NATO)の役割やロシアとの関係だ。ロシア政府は2月に承認した新軍事ドクトリンのなかで、NATOが国際法に違反してグローバルな機能の獲得を目指そうとしていると明確な懸念を示した。その他の事情を含めたリスク評価の結果、結局文書からは核の先制使用の可能性が除外されることはなかった。とはいえ専門家はロシア側も核兵器の地位を徐々に落とし、核不拡散政策を進めている点も指摘しており、「核のない世界」の実現に向けた強い流れを強調している。
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