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911事件の公式発表に対する疑問が科学者会議の雑誌に掲載される【月刊 「日本の科学者」誌】 http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/826.html
http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2010-04-04 「日本の科学者」というマイナーな雑誌がある.日本科学者会議(JSA)という,主に大学の教員がメンバーの団体が発行している月刊誌である(当ブログの JSA関連記事は末尾).その最新号の4月号に,911事件関連の記事が出た.「『日本の科学者』2009年1月号の南雲和夫論文に反論する」というタイトルで,長崎大学の戸田清氏と週刊金曜日の成澤宗男氏との共著である(以下,戸田・成澤論文と略).タイトルから分かるように,1年3ヶ月前の同誌掲載の論文に対する反論である.相当気の長い論争である. さっそく書架から問題の南雲和夫論文が掲載されている号を取り出してみると,かなりたくさん自分でアンダーラインを引いているのが分かった.ところどころに“?”のマークも付けている.つまり私も南雲論文に相当疑問や不満を持ったことが分かる.実際,南雲論文は「論文」と言うには丁寧な論証や説明がほとんどなく,単なる断定を並べて綴ったような印象を受けたことを思い出した.そこで今月号の戸田・成澤論文を読んでみると,ほとんど納得がいく.南雲論文が「911陰謀論の否定」であるのに対して,戸田・成澤論文は「911事件の公式発表に対する懐疑論」である.後者に対して「納得いく」と言ったので,私が「懐疑論」の側であることはおわかりかと思う. 911事件の公式発表(ブッシュ前政権の元の調査委員会による)に対して相当根本的な懐疑論を,たとえばビルの崩壊が爆破解体によるのではないか,などという議論を言うと,これを「陰謀説」と呼んで「トンデモ系」扱いする向きがあるが,戸田・成澤論文は,この言い方に対する冒頭の痛烈な反撃から始まる.ブッシュ前政権による,「アルカイダによるテロである」とする公式見解もまた「陰謀説」ではないかというのである.つまり「FBIがオサマ・ビン・ラディン首謀説を首肯していない」(36ページ)ことからわかるように公式見解は確立したものではなく,むしろ「アルカイダ陰謀説」と呼ぶべきだという.これに対立する議論は「米国政府関与説」であり,すなわち「陰謀説」どうしの争いである,という.これはなるほどそのとおりと思う.
http://www.youtube.com/watch?v=HaW_8713AV0
最近,サウスタワー(第2ビル)崩壊直前10分間の,消防士らの無線交信のテープが公開された. 「日本の科学者」を所蔵する図書館
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