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イスラエルはイランのキーとなる核施設にターゲットを絞るだろう (ROCKWAY EXPRESS ) http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/753.html
http://rockway.blog.shinobi.jp/ イスラエルはイランのキーとなる核施設にターゲットを絞るだろう イランのナタンツの核施設
イランの核施設に対するイスラエルの攻撃が取りざたされてからもう何年にもなるが、今年はその限界の年かもしれない、という見方をこのブログでもしている。 それをイスラエルも見越しているのではないだろうか。そうすると今年がその限界の年とならざるを得ない。 結局、お得意の奇襲攻撃で、さっさと懸念の核施設を破壊して休戦に持ち込まねば、悪くすると、ハルマゲドンという中東発第3次世界大戦に発展しかねない。イスラエルはますます追い詰められている。
イスラエルがイラン攻撃をするとすれば、できるだけ石油関連施設あるいは民間施設への攻撃を避けて、核施設への精密な攻撃に集中するだろう。 過去のイスラエルの作戦は、1981年のイラクのオシラク原子炉攻撃や2007年のシリアの似たような施設への攻撃に見られるように、ピンポイント攻撃の作戦となりそうだ。これは軍事的な力量に制限があることと戦争が拡大することを恐れるためだ。 イスラエルの3隻のドイツ製のドルフィン型潜水艦は旧来型の弾頭と同時に核弾頭を装着した巡航ミサイルを運搬できると考えられている。これら潜水艦は昨年行ったように、ペルシャ湾に到達するためには、エジプトのスエズ運河を通過しなければならないだろう。 標的を捕捉し攻撃を可能にするためには特殊部隊の展開がなされることになろう。イスラエルはまたサイバー戦争を行うことのできる能力を開発している。そしてこういった能力をモサドの秘密工作員の地上での活動と一体化させて活用することになろう、と報告している。 ◆戦略的な焦点 「もし、イスラエルの攻撃がなされる場合にイスラエルが考慮することは、核施設だけに対する精密攻撃であろう」と、テルアビブ大学国家安全保障研究所の上級研究アソシエイツであるエミリー・ランダウ氏は語った。「イスラエルはイランとの間には軍事的核能力を高めているということと激しい論戦以外の問題は抱えてはいない」と彼女は語った。 イスラエルは、イランのエネルギー施設、たとえば石油生産と積み出し施設などを攻撃することは避けようとするだろう。もしこれをすると、石油価格の高騰は避けがたいことになる、そして国際的な論調が反イスラエルになり、同時に反対派のイラン人の動きも離れてしまうだろう。 それでもイスラエルはその攻撃の標的を拡大せざるをえなくなるかもしれない。イスラエルの攻撃に対して、イランがシェハブ・ミサイルでテルアビブを攻撃すれば、ネタニヤフ政府は戦闘をエスカレートさせないわけには行かないだろう。イランがシェハブ・サルボによる攻撃を停止するには、アメリカ軍のイランに敵対するリストを通して、あるいは休戦など、何らかの外部からの保証が必要になるだろう。 「イランとの紛争の拡大化はイスラエルにとって明らかに何のメリットもない。それは更に戦争が拡大していく危険性があるためだ。紛争が紛糾すれば、いつ終わらせることが出来るのかという問題が出てくる」とランダウ氏は語った。 最初の奇襲による技術的な優位性を失った後は、イスラエル軍は精密攻撃をするのが困難になることだろう。 イスラエルの一般大衆は、シェルターでの生活と軍の喪失に直面し、いらだつことになるだろう。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2010/03/31 (Wed) 国際政治 (新世紀人コメント) 米国オバマ政権はイスラエルのイラン核施設への攻撃を望んではいないのか、又は、望んでいるのかについて簡単に推測してはいけないと考える。
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