投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 25 日 22:45:19: HWYlsG4gs5FRk
(回答先: 中国の梁光烈国防相: 「アフガニスタン国民軍をできる限り支援していきたい」【中国国際放送局】 投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 25 日 20:48:52)
いい流れです。
http://japanese.ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=3359&cid=112&p=21.03.2010
旧ソ連7カ国で作る集団安全保障条約機構(CSTO)と国連との協力が新たな次元に入りつつある。18日、パン・ギムン事務総長訪露の枠内で、両機構は地域紛争・テロ対策面の協力に関する共同宣言に調印した。
結ばれた宣言文(集団安保機構、国連と共同宣言 PKO参加見込む)のなかで両者は、国際社会の前に立ちはだかる脅威を克服していくための協力に主眼を置いた。具体的にカバーする分野は幅広い。テロリズムや国際犯罪、武器の密輸などが主だったところだろう。ロシアのラヴロフ外相は、両機関の団結によりこうした問題を解決するチャンスが広がると期待する。
「アフガンなどの難しい問題に関して、CSTO経由で国連とより密接な協力を図っていくことに関心を抱いている。CSTOはアフガンから周辺国へ流れ出る脅威に注目している。麻薬の流通はもはや地域だけでなく、国際的な平和と安全にとっての脅威と化した。自国の加盟するこの2つの機関が実際に成果をもたらすような協調体制を発展させてくれるものと期待している。」
集団安保機構には、ロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンが加盟する。アフガンの麻薬対策では、作戦「カナル(チャンネル)」の枠内で豊富な経験を有している。作戦は08年9月から常時稼動体制となり、参加国も毎年増え続ける。モスクワ宣言は国連との協力の新たな展望を開くものとなるだろう。露下院(国家会議)国際問題委員会のコンスタンチン・コサチョフ委員長は語る。
「(国連との協力宣言署名は)CSTOにとってよいニュースだ。ここ最近、ほかの国際機関は機構に無関心を装ってきたからだ。我々は北大西洋条約機構(NATO)にも、アフガン問題でCSTOとの協力を呼びかけてきた。機構加盟国のほとんどがアフガンと同じ地域(=中央アジア)に位置しており、当然のことだ。国連・CSTO間の合意はその点でNATO側に大きな刺激になるだろう。アフガンでCSTOと協力しなくてはいけない、という風に。
同国での作戦はNATOのものとみられているが、実際には国連の委任状を受けて行われている。CSTOが国連のパートナーとなったことは、アフガンにおける国連委任状の遂行において自動的にNATOのパートナーとなったことを意味する。」
一方、「アフガニスタンは協力のひとつに過ぎない」というのが米国カナダ研究所パーヴェル・ゾロタリョフ副所長の考えだ。
「冷戦による対立の時代が終わり、全ての脅威はグローバルなものからローカルなものになった。客観的にみて地域における安全保障のメカニズムを創設あるいは拡大する需要が生じた。欧州ではNATOを地域の安全機構に変えるプロセスが続いている。影響力の拡大を求めながら。
旧ソ連圏にも地域安全保障の枠組みがあり、それがCSTOというわけである。国連との文書調印により、機構のポテンシャルを地域レベルの安全保障のためにより幅広く活用できるようになる。」
つまり、平和維持などの難しい状況において、国連は今後CSTOの組織的・技術的ポテンシャルを当てに出来るようになった。その意味では加盟国で承認作業が続いている合同軍「集団機動対応部隊」創設も大きな意味を持つだろう(アルメニア議会、旧ソ連合同軍の協定を批准)。
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