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Re:パレスチナ和平間接交渉に暗雲 新規入植地計画に米副大統領が激怒(産経新聞) http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/561.html
(回答先: 「友人でも意見食い違いある」イスラエル関係で米大統領(朝日新聞) 投稿者 近藤勇 日時 2010 年 3 月 19 日 06:59:05)
パレスチナ和平間接交渉に暗雲 新規入植地計画に米副大統領が激怒 【カイロ=村上大介】パレスチナ和平の実現を目指すオバマ米政権がイスラエル、パレスチナ双方から合意を取り付けた「間接和平交渉」の行方に、早くも暗雲が立ちこめている。イスラエルが9日、バイデン米副大統領の現地訪問中に新たなユダヤ人入植地の建設計画を発表したためで、バイデン氏を激怒させたばかりか、アッバス・パレスチナ自治政府議長は交渉開始の合意を撤回したとも伝えられた。米国は仲介役のミッチェル中東和平担当特使を来週にも派遣するが、何らかの実質的協議につながる土壌はないのが実情だ。 政権発足以来、パレスチナ和平実現に強い意欲を示してきたオバマ政権は、停滞を続けている交渉の再開問題で、米国が仲介に入る「間接交渉」の形で今月に入ってようやく双方から交渉開始の合意を得たところだった。 米政府からはバイデン副大統領が8日に現地入りし、イスラエル、パレスチナ双方の首脳と会談し、交渉への後押しを演出する計算だったが、訪問2日目の9日、イスラエル内務省が東エルサレム区域に1600戸の新たな入植地建設を発表。メンツをつぶされた形のバイデン氏は「イスラエルの決定を非難する」との声明を出し、イスラエルのネタニヤフ首相主催の晩餐(ばんさん)会に意図的に90分遅れ、不快感を表明した。 (2/2ページ) 訪問中の副大統領を激怒させる事態に、強硬派のネタニヤフ首相も「事前に発表することを知らされていなかった」と釈明。11日になって「発表のタイミングが悪かった」と米側に謝罪した。 イスラエルの現連立政権では、右派のユダヤ教超正統派宗教政党シャスが内務省を仕切っており、イスラエル国内では、ネタニヤフ首相の指導力に陰りが出ていると指摘する声もでているが、パレスチナ側は「問題は発表のタイミングではなく、違法な入植地建設を停止するかどうかだ」(パレスチナ側のアリカット交渉担当幹部)と反発。アッバス議長は11日、ミッチェル特使と電話会談し、改めてイスラエルによる入植地建設の全面凍結を交渉入りの条件に挙げたという。 パレスチナ側は故アラファト議長時代から、占領地へのユダヤ人入植地建設は交渉で決めるべき占領地の最終的地位をイスラエルに一方的に有利に改変する行為だとして全面停止を求めてきた。しかし、建設はなし崩し的に続き、和平交渉の大きな障害の一つとなってきた。 今回のイスラエルの発表では、仏政府が10日、「今回の決定は時期が悪いだけでなく、そもそも国際法の下で違法」(外務省報道官)との声明を出すなど、欧州主要国も相次いで非難した。
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