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Re: 【支持した戦争の検証をするのは国家として当然の行為w】社説:イラク戦検証 日本も英国にならって(3月8日) http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/453.html
(回答先: 【真っ先にイラク戦争を支持した小泉政権を検証w】イラク戦争への関与検証=小泉政権の対応問題視−外相 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 3 月 11 日 07:15:30)
社説
大量破壊兵器は結局、見つからず、国際テロ組織アルカイダと旧フセイン政権とのつながりもなかったと判明した。 ならばあの戦争は一体、何だったのか。錯誤の原因はどこにあり、責任は誰にあるのか−。 一国の運命を大きく変え多くの市民を犠牲にした。「間違った戦争」の検証は欠かせない。同じ過ちを二度と繰り返してはならないからだ。 独裁政権が倒れ、イラクでは曲がりなりにも新たな政治体制が根付こうとしている。連邦議会選挙もきのう行われた。 だが、約10万人のイラク国民と4千人以上の米英兵らの命が失われたことが正当化されるわけではない。 約180人の兵士が死亡した英国では昨夏、5人の識者による独立調査委員会が設けられた。政府高官ら約80人を証人喚問する。 開戦を決めたブレア前首相は先月末に喚問され、その下で政権ナンバー2の財務相だったブラウン現首相も先週末に証言した。これまでの調査で戦争の根拠は極めて薄弱だったことが浮き彫りになっている。 開戦の半年前、ブレア氏は「イラクは生物・化学兵器を常備している」と発表したが、確度の低い情報に基づいていたことが分かった。 外務省の2人の法務担当者は、当時の外相に「イラク戦争は違法」と繰り返し助言したが、外相は受け入れを拒んだ−と、生々しく語った。 こうして英国は戦争に突き進んでしまった。恐ろしい実態である。 米英によるイラク攻撃を支持し、治安維持活動に派兵したオランダでも独立調査委が今年1月、イラク戦争は国際法違反であり、攻撃を支持したオランダ政府も誤っていたとする報告書をまとめている。 米国では、開戦当時のブッシュ大統領が退任前に「最大の痛恨事は情報の誤りだった」と自己総括した。 首をかしげざるを得ないのは、こうした検証が日本では全く行われていないことである。 当時の小泉純一郎首相はイラク戦争への支持をいち早く表明し、陸上自衛隊をイラクの復興支援に送り込んだ。航空自衛隊が行った米兵らの輸送活動については名古屋高裁が一昨年、違憲判断を下している。 政府としての総括が必要だ。 イラク支援にかかわっている日本の非政府組織(NGO)や、民主、社民両党の有志議員が政府にイラク戦争の検証を求めて動きだした。 ぜひ実現したい。鳩山由紀夫政権や国会はこの声に応えるべきだ。 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/219411.html
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