http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100307-OYT1T00536.htm

　【テヘラン＝久保健一】イラクのイスラム教シーア派の反米指導者ムクタダ・サドル師は６日、滞在先のテヘランで記者会見し、「選挙は、イラクの占領者（米軍）を追放するための政治闘争だ」と強調し、同師も加わる「イラク国民同盟」への投票を訴えた。

　躍進も予想される世俗派やイスラム教スンニ派勢力については、「米国が支援している」と非難した。イラン国営通信が伝えた。

　サドル師は、同じシーア派主体のマリキ政権についても、「この４年間、何の成果も上げなかった」と批判した。

　シーア派の大国イランと密接な関係にあるサドル師の発言は、イラクでの米国の影響力低下を策するイランの思惑を代弁したものだ。ラリジャニ国会議長は７日、「イラクの選挙に介入し、地域情勢を流動化させる動きが拡大している」と述べ、暗に米国を批判した。
　

コメント
01. 2010年3月08日 09:41:09 イラクの多数派はシーア派だもんね。イランとぶつけておくにはサダムはうってつけだったのに。
02. 2010年3月08日 17:31:31 まあ言えば、日本の右翼が嫌韓流とか反中とか、一生懸命画策してるのと同じで、何処の国にもＣＩＡの為に働く裏切り者と言う「獅子身中の虫」は居る。 阿呆の煽動に乗って、日中韓がいがみ合うとか、イライラ戦争が再度起きるとか、すると米英にはとても都合がいい。 一番理想的な操作状況になる。 食い詰めれば僅かな餌で懐くし、ね。 ついでに、ホット・ウォーの場合、生体実験とか試作最新兵器の実地試験場にもなってますます便利。 劣化ウラン弾とか、白燐弾とか、ロボット兵器をＨＡＡＲＰで大気イオンを調整しながら遠隔操作とか。 結果、庶民は何処の国でも青息吐息になるんだけどね。

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