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プーチン首相: 対ミサイル防衛(MD)システム創設のため協議 【ロシアの声】
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/352.html
投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 03 日 07:03:52: HWYlsG4gs5FRk
 

http://ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=3118&cid=106&p=02.03.2010

ロシア版MD 業界再編で開発急ぐ

地対空ミサイルのS−400 プーチン首相は1日、国内軍産複合体に関する政府会合を開き、統一した対空・対ミサイル防衛(MD)システム創設のための同分野再編について協議した。会合は戦闘機製造大手スホイ本社で行われた。

 ロシアではここ数年で国際競争力の向上を目指して国主導で兵器業界の再編が進み、「統一航空機製造企業」「アルマズ・アンテイ」「オボロンプロム」「戦術ミサイル兵器」といった持ち株会社の設立が相次いでいる(世界の軍事企業 ロシア企業は9社がランクイン)。

 このうち、戦闘機やミサイルなど空からの攻撃に備える対空防衛兵器を製造するのがアルマズ社だ。「トリウムフ」の名称で知られる最新鋭の地対空ミサイルS−400を手がけ、現在は2015年の完成を目処に次世代型のS−500の開発に当たっている。最大10の標的を同時に捕捉、脅威を判定し、迎撃ミサイルを発射する。
 S−500の他にも、宇宙空間の監視やミサイル攻撃の警戒を担当するシステムも作成されており、専門家によれば2020年までに本格的な対空防衛が実現する。金融危機を受けて政府は製造企業への支援を続け、S−300、S−400とも自動車のように生産停止にはならなかった。

「対空防衛報知」誌のサイード・アミノフ編集長に話を伺った。
「第5世代の統一した対空防衛システムを創設することは、現代世界の要請に応えるものだ。第4世代は主に対戦闘機用であり、弾道ミサイルにしても航続距離2500キロを上回らないものを対象にした『非戦略的な』対空兵器だ。

 新世代型では近宇宙からの攻撃も防ぐことができるようになる。現在、脅威は空のみならず、宇宙からもやってくる。」

 統一対空・MDシステムの創設にあたっては新たに2箇所の工場が建設される。イノベーションの面で従来とは全く異なる開発が必要になってくるからだ。同時に現行の軍備に関しても一本化は課題だ。
イリヤ・ハルラモフ

 

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コメント
 
01. 2010年3月03日 19:20:32
ソ連崩壊から、学んだ方が良いのに!プーチンさん。
ま、もう間も無く『冷戦の勝者』米国も軍需産業の呪いに捉まって、地の底に沈む直前だけどね!
パックス・アメリカーナ後の世界は、丁々発止の外交交渉の世界。
重厚長大の軍需産業は、金は食うわ人間は搾取するわ、始末に負えない。

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