http://ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=3040&cid=106&p=23.02.2010&pn=1

アルメニア議会、旧ソ連合同軍の協定を批准

　アルメニアの議会は２３日、旧ソ連７カ国で作る集団安全保障条約機構（ＣＳＴＯ）の合同軍「集団機動対応軍」の創設に関する協定の批准を承認した。アルメニア・ニュースが伝えた。

　ＣＳＴＯにはロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの７カ国が加盟。昨年６月モスクワで開かれた首脳会議で、テロや麻薬犯罪、災害に対処する集団軍の創設を決定していた（集団安全条約機構　共同軍の創設で合意　ベラルーシは加わらず）。

　この日の会議ではナザリャン国防次官が軍の課題やトップの決定方法、脅威の確定などを議員に説明したのち、批准文書が採択された。一方で対外関係委員会のルスタミャン委員長は「コンセンサスによる意思決定が活動を阻害しないために多くのことをしなければ」と調整に時間がかかるとの見通しを述べたほか、いかなる攻撃に際しても自国を優先する立場を伝えた。

　加盟国のうち、すでにカザフスタンは上院が批准を承認し、ナザルバエフ大統領の承認を待っている。ロシアとの貿易紛争がおきたベラルーシは若干遅れて調印し（ベラルーシ　旧ソ連の合同軍に参加）、現在までに締結していないのはウズベキスタンのみとなった。 　

コメント
01. 2010年2月24日 15:46:21 ブッシュのミサイル防衛網計画が齎した「成果」。 ＮＡＴＯに対抗する機構を、又しても立ち上げさせた。 ポーランドその他にミサイル防衛網を敷く計画さえ打ち出さなければ、こうも早く出来なかったろうに。

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