オランダ連立政権が崩壊、アフガン巡り閣内対立
2010年2月20日（土）21:35
　【ブリュッセル＝尾関航也】オランダのバルケネンデ首相は２０日、アフガニスタン駐留兵力の駐留期限をめぐる対立から、３党連立内閣が崩壊したと発表した。

　主要派兵国であるオランダの駐留継続の見通しは立たなくなり、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のアフガン戦略にも影響を及ぼしそうだ。

　オランダは２００６年からアフガンに派兵しており、国会承認の駐留期限が今年８月に迫っていた。首相の率いる中道右派キリスト教民主勢力は、駐留規模を縮小したうえでの延長を模索した。だが、中道左派の労働党は早期撤退を求めて譲らず、１９日から２０日にかけて１６時間にわたる閣議の末、政権離脱を決めた。

　残る連立２党は、下院定数１５０のうち計４７議席の少数与党に転落した。地元メディアによると、首相は近く内閣総辞職を表明、５月までに総選挙が行われる公算が大きい。

　オランダ軍の現在の駐留規模は約２０００人。旧支配勢力タリバンとの戦闘が激しい南部一帯で米英、カナダと並び主力の一角を担う。米国やＮＡＴＯは駐留延長を要請していたが、これまでに兵士２１人が死亡したこともあり、当初から批判的だった世論の反発が高まっていた。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20100220-567-OYT1T00957.html 　

コメント
01. 2010年2月21日 13:37:20 ＮＡＴＯ軍事態の存立基盤が揺るがされる中、早期にアフガン撤退を決めたオランダはまだ悧巧だ。 無理をすればする程、本当にＮＡＴＯ軍が揺らいで仕舞う。 アフガニスタンでの戦争は小児の遊びではない。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
フォローアップ:

• Re: 【オランダ政権崩壊：イラク戦争、アフガン戦争で自滅ｗ】オランダ連立崩壊　アフガン駐留で対立激化 官からアメリカ人へ 2010/2/21 13:16:39 (0)

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 戦争b3掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。