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(回答先: Re: テスト 投稿者 明るい憂国の士 日時 2011 年 2 月 16 日 21:40:54)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-date-20110216.html
2011⁄02⁄16(水) 00:55
石川議員のIC録音と一色元保安官による尖閣ビデオ流出を足して二乗した竹原元阿久根市長の「自己可視化」に大拍手!
民主党のゴタゴタは、もう、目を覆うばかりで書く気もしない。
最近、体調を崩して少しスローペースに生活も転換している。
同時に本ブログについても、コラム的な短いものにしていくつもりだが、調べていくうちにいろいろ出てきて、つい長くなってしまう。
この党員資格停止問題については、岩手の達増知事が簡潔に切り捨てていただいた。
「恣意的で専制的。いかなる正義を実現しようとしているのか分からない」統一地方選を前にして「自爆装置にスイッチを入れたようなものだ」(産経新聞)
この言葉に尽きる。
もう、あとは知らないよ、というところだ。
今日はサンデー毎日の石川議員の「出廷記」を振り返りつつ、最近の出来事との関連性に触れてみたい。
石川知裕議員が2月の7・8日に開かれた東京地裁での初公判での感想を『サンデー毎日』に「陸山会裁判出廷記」としてインタビューに応えている。
この記事を読んでから興味深かったのが、ICレコーダーに録音したことについて語っている部分だった。
弁護側、検察側双方から、レコーダーの内容が読み上げられた時が一番緊張した、と言っている。
この中で、録音した経緯などは、他の雑誌インタビューで語っていたが改めて、サンデー毎日の記事を中心に振り返ってみる。
東京第五検察審査会が小沢氏に対する1回目の起訴議決をしたことを受け、東京地検特捜部から石川議員が5時間も任意で再聴取された。
その際に、佐藤優氏のアドバイスを受け、密かにICレコーダーをしのばせて取り調べを録音する。
その時の様子を別のインタビューで次のように語っている。
≪佐藤さんに言われたのは、「検察も調書や証拠のリークを平気で行ってるわけだから、自分の身を守るという意味も考えて」と強く示唆され、持っていくことにしました。最初に検事から「録音してないよね」と言われ、「していません」と回答しましたが、ものすごいプレッシャーでした。聴取の間も2〜3回はトイレに行ってますので、その間に検察官にカバンの中を確認されたら「なんだこれは」ということになります。その間も緊張しました。≫(THE JOURNAL 2011年1月21日)
サンデー毎日には「T検事」と名前を伏せているが、江川紹子氏のツイートでは本名で書かれている。
≪2011.02.07 19:16保釈後の田代政弘検事による取り調べを石川議員が録音。田代検事は、捜査段階の供述を変更すると、最高権力者の小沢氏が変えさせたという印象を持たれて小沢氏に不利になるなどと述べ、石川議員がいくら「4億円を隠すために時期をずらしたわけではない」と説明しても、それを調書化しようとしなかった≫
サンデー毎日さん、どうせなら実名を出さなければ、記事の価値が半減しますよ!、と誌面につぶやく。
思えば昨年、週刊朝日で、石川議員の女性秘書を嘘ついて呼び出し事情聴取した「取り調べ違法監禁事件」の主犯・民野健治検事の実名を出した、当時の上杉隆氏を中心とした編集部の記事は、画期的な出来事だった。
それによって今日の暴走検察を一般の国民に知らしめた功績は非常に大きいと思っている。
それまでは、ずっと検察が司法記者クラブメディアに守られ、個々の一検事の名前が出ることなど、人事以外になかったので、実名を出されたことに怒り心頭で、これが結構こたえたようだ。
この田代政弘という名前も、トンデモ検事としてその名が刻まれることになった!
話を戻して、石川議員はICレコーダーは持って行き録音はしがた、外に出すつもりはなかったと語っている。
ところが、1月31日に小沢氏が強制起訴されて状況が一変する。
「私が弁護団懐疑で『実ははテープがあります』と言ったところ、『なにっ!』という話になって・・・・・。一週間くらいテープを出すのを渋ったんですよ。取り調べで弁護士の悪口も言ってますから(笑)。私だって録音しているのを忘れてしゃべっていたし、『議員辞職を考えている』『無罪にならないのは分かっている』と素直に話しています」
参照:
・石川議員が録音した取調べの文字おこしテキストを公開(The Journal)
・石川議員再聴取やりとり詳報:共同通信(資料ブログ)
・衝撃!石川再聴取の録音全容 (日刊ゲンダイ)
次の公判は来週24日からで、石川議員らの被告人質問が始まるということだ。
********************
この石川議員のIC録音と、一色正春元海上保安官による尖閣ビデオ流出を足したような出来事が話題になっている。
先日の出直し市長選で落選した前阿久根市長の竹原信一氏が、任意での事情聴取の内容を録音し、しかもそれを全てユーチューブに投稿した、という衝撃的内容である。
≪「sadao24」を名乗る利用者が「阿久根 前市長、竹原信一の検事調べ」と題して2月13日に投稿。「sadao24」は、過去にも竹原氏や仙波敏郎前副市長が講演する動画を投稿していることから、竹原氏の支援者とみられる。動画は1時間42分に及び、冒頭の6分は、2回目の事情聴取前後に報道陣に囲まれる様子が映っている。≫
これに捜査当局も相当に頭にきているようで、捜査妨害の可能性もあるとヤメ検弁護士が語っている。
≪元福岡高検公安部長の牧野忠弁護士(福岡市)の話 一般の人に聴取内容が漏れると、捜査側と他の関係者との信頼関係が築きにくくなるほか、関係者が証拠隠滅をしたり、捜査協力に応じてもらえなかったりする恐れがあり、捜査妨害に当たる可能性もある。聴取の中で出た第三者の氏名などが独り歩きする可能性もあり、人権擁護の観点からも許されない。≫
これに対して、日弁連の担当弁護士は、あくまでも取り調べの可視化されてない現状では自己防衛のためには必要だとして次のように語っている。
≪任意の取り調べ内容の録音を禁じる規定や法律はない。取り調べ状況を自分で録音することは「自己可視化」といい、全面可視化が導入されていない現状では違法な取り調べから身を守る手段になる。(取り調べの可視化実現本部副本部長の美奈川成章弁護士)≫
参照:
●竹原氏の聴取ネット投稿 前阿久根市長支持者 地検やりとり録音(西日本新聞2011年2月15日)
●竹原前阿久根市長またお騒がせ!検察取り調べ音声ユーチューブで公開(スポーツ報知)
●竹原・阿久根前市長 取り調べ録音をユーチューブに公開(J-CASTニュース)
最初は動画が映っていたので、多分ビデオで声も録音したのだろう。
報道では何で録音されたかは、どの社も出してないが、もしかしたらICレコーダーなのかもしれない。
まあ、ビデオカメラが有力なのだが、なぜ録音した機材のことに触れないのか邪推してみた。
もし竹原氏がICレコーダーを使ったとなると、石川議員とのことがリンクして、読者は連想することになる。
あまり関連付けしてもらいたくない検察当局の意向を受けての報道ということだ。
竹原市長については、小沢さんの事件を冤罪だと支持している人の中にも、やり方が粗すぎる、市民のことと言いつつ自分中心で動いていると批判的な意見も多い。
以前も書いたが、マスメディアに総バッシングされ、連日メディアスクラムで「竹原市長=悪」を全国的に植えつけられた、その過程はまさに小沢さんと重なる。
当初からそのように感じていたので、あるシンパシーがあり、仙波敏郎氏を副市長にしたあたりから、ある確信をもって応援するようになった。
そのブログ市長と揶揄された自身のブログには次のように書かれている。
●竹原信一の検事調べ(2011/02/14)
≪1月30日と2月13日 鹿児島検察庁の白川哲也検事3席から事情聴取を受けた。 公務員独特のものの考え方がとてもよくわかる質問。彼ら自身は決して気づかない。この異常な国になったのは公務員の異常な考え方が原因だ。≫
●金融ファクシミリ新聞(2011/02/15)
≪金融ファクシミリ新聞の取材に応えた記事原稿の一部(予定)
――コスト削減など良いことに取り組んでいるはずなのに、マスコミで取り上げられるのは批判的な報道ばかりだ…。
竹原 すっかり「悪人」というイメージが定着してしまったため、私の実際の行動とのギャップを理解できないという人は多いだろう。現実問題として、市民のための仕事をする政治家というのは、公務員にとって居てほしくない存在だと言える。もともと役所は身分制度の中で公務員同士がその立場を守りあいながら肥大化していくものだ。そういった行動をさせないのが本来の「民主主義」のはずなのだが、日本国民は「民主主義」をこのような国家権力に対する「民主」ではなく、民同士の多数決のことと考えている。
このような考え方は世界的にも珍しいのだが、日本の学校やメディアは、当初から役人の管理下にあったため、官の下の卑屈な民主主義を教えてきた。公務員が自分たちを守るために、本来の民主という意味を欺き、国民にウソを教えてきたと言える。それが、もはやこの国が正常ではなくなってきている根源だ。≫
●ユーチューブ:(竹原信一ブログ『住民至上主義』)
「阿久根前市長 竹原信一の検事調べ」
http://www.youtube.com/user/sadao24?feature=mhum
教育会場で差別的な口封じ!?
阿久根市議会解散住民投票の街宣車広報1
投稿者: sadao24 | 2011年02月15日 | 再生回数 256 回
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阿久根市の竹原信一 前市長は
阿久根市議会の解散(リコール)投票に賛成を訴え
街宣活動中。
竹原氏には、地域活性化のため、原口氏の「日本維新の会」で、これからも官僚機構と闘っていって欲しいと思う。今後とも期待したい。
「自己可視化」として、いつ何があるかわからないので、私もICレコーダーは常に持ち歩いている。
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