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(回答先: Re: てすと 投稿者 亀ちゃんファン 日時 2011 年 3 月 26 日 18:44:22)
プルトニウムの恐怖:原発の現場で被曝し、癌で亡くなられた平井憲夫氏からの遺言(カナダde日本語)
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2624.html
2011.03.28 Mon 06:33
プルトニウムの恐怖:原発の現場で被曝し、癌で亡くなられた平井憲夫氏からの遺言
福島原発事故で悲惨な事故が起こっている最中に、フランスからプルトニウム入りの核燃料が日本へ送られているという情報があったが、グリーンピースによれば、今の現状を考えて、見送りになったという。もし、今回の福島第一原発事故がなければ、東京電力の福島第一原発3号機へ32体、中部電力の浜岡原発4号機へ30体、関西電力の高浜原発3号機へ20体の合計で82体のMOX燃料が送られる予定だったという。恐ろしいことだ。
プルトニウム1トン入りの核燃料、4月に日本へ: 見送りに
GreenPeace 2011-03-25 22:29
しかし、今回4月に見送りになっただけで、また将来再送される可能性がないわけではないので、注意深く監視することが大切だ。なぜなら、国内には、原子力産業と癒着したテレビ業界や御用学者などであふれているため、うっかりしているとそういった連中に国民が洗脳されてしまう危険性もある。さっそく、朝生では、原発推進派の無知識人だけを集め、放射能被害の過小評価を推し進めている。
この討論会の中で、これまでも問題発言が多かったことで知られる勝間和代は、以下のような無神経で無知な発言をし、ネットで叩かれている。
「プルトニウムはあちこちできるから他の放射性物質に比べて特に危険ではない 。」
「放射性物質が実際に比べて特に危険だと思われていることが問題。」
「チェルノブイリは小児甲状腺ガンは増加。しかし、それ以外の大人の病気はクリアに見えてこない。」
「比べていいかわからないが津波の死者に比べ(少ないのに)報道のされ方のバランスが悪い。」
「100、1000年に一度の災害に備えるのは無駄。」
朝生 原発 勝間和代氏発言他ハイライト #asamadetv
http://www.youtube.com/watch?v=zR9YoSB9-po&feature=player_embedded
また、司会の田原を初め、ライブドア前社長のホリエモンの発言もひどかった。反原発の知識人を1人も参加させず、原発推進派だけを集めてこのような討論会を主催するテレビ朝日は、さすがにNHKに次ぐ原子力産業御用メディアだけある。原子力産業関連会社が、天下りの巣窟となっていることにはもちろん、触れもしない。
このような原産御用メディアの番組に出演する御用無知識人どもには、私が読者のtetoさんから教えてもらった原子力発電所の現場で働いてきた平井憲夫氏の被爆者としてのレポートを読んで欲しい。平井氏が、被曝して癌にかかり、最後の力をふりしぼって書いた原発の現状告白を読み終わった後、涙が止まらなかった。日本ではあまり語られることのないプルトニウムの恐ろしさを訴えたページは必読だ。
日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
もんじゅに使われているプルトニウムは、日本が フランスに再処理を依頼して抽出したものです。再 処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃 料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、 プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れな いものです。
そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使 われています。長崎の原爆は約八キロだったそうです が、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの 原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガ ンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、そ の名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。
しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年) 南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。 フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るの に核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、 日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われて しまったことはほとんど間違いありません。
日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかった のには、そういう理由があるからです。もし、日本 政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。
日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒ チの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。
世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもの で電気を作ろうとしているんです。普通の原発で、 ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルをやろうとしてい ます。しかし、これは非常に危険です。分かりやす くいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。原発の元々の設計がプルトニウムを 燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂 の力がウランとはケタ違いに大きいんです。だから 原爆の材料にしているわけですから。
いくら資源がない国だからといっても、あまりに 酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、 プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あ ちこちで被曝者が増えていくばかりです。
原発がどんなものか知ってほしい
平井憲夫
私は原発反対運動家ではありません。二○年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。
私は原発反対運動家ではありません
「安全」は机上の話
素人が造る原発
名ばかりの検査・検査官
いいかげんな原発の耐震設計
定期点検工事も素人が
放射能垂れ流しの海
内部被爆が一番怖い
普通の職場環境とは全く違う
「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
だれが助けるのか
びっくりした美浜原発細管破断事故!
もんじゅの大事故
日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
日本には途中でやめる勇気がない
廃炉も解体も出来ない原発
「閉鎖」して、監視・管理
どうしようもない放射性廃棄物
住民の被曝と恐ろしい差別
私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
原発がある限り、安心できない
筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
植草さんの『隠された被曝労働〜日本の原発労働者』というエントリーで紹介されている原発労働者の方たちが真実を語るYouTube動画も必見だ。
問題のある日本の原発は福島第一原発だけではない。プルサーマル使用の原発は、もんじゅ、浜岡原発4号機、高浜原発3号機などもある。これを読んで、このまま日本に住み続けていいのか考えこんでしまう人も多いだろう。原発周辺住民への差別は初めて知ったが、原発は、こういった解決不可能な問題も生み出しているのだ。日本は、たったの30%の電気をまかなうために、多額の費用と多くの犠牲者や差別の問題を抱えながら、これからも、原子力発電に頼らなくてはならないのか。
「原発がある限り、世界に本当の平和はこない」と訴える平井さんの言葉がずしりと重く心に残る。これは、日本だけではなく、世界中の課題だ。人々がいつまでも安心して暮らせるように、各国の人々が知恵を出し合って原発に変わるエネルギー資源を考えなくてはならない。
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