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仁王像さん、お待たせしました。
まず、あなたの小沢「信者」に対する「轢かれ者の小唄」論を読み、そこから居丈高な嘲笑、
揶揄をさし引くと何が残るのか考えてみました。
あなたは言っています。(以下、ダイジェストです。あくまで私が理解したものです。)
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鳩山首相,小沢幹事長のW辞任が「お前たち」の間にとてつもない混乱を引き起こしていることを
認めろ。二人の辞任が「お前たち」の敗北であることを認めろ。そのような現実を直視しようとも
せず、ほんのわずかな情報の欠片に夢想する「お前たち」の主張は笑うに耐えないものである。
混乱を混乱として認めず、敗北を敗北として認めない「お前たち」が最後の拠り所としているのが
「小沢一郎」ではないか。これのどこが「自立した存在」か。文字通り「小沢信者」ではないか。
笑止なのは、そのような自分の姿に気づくことさえせず、反省の一言もなく、相変わらず世迷い言を
繰り返している「お前たち」の姿だ。
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更にあなたは、ではどのように「今」を考えるかの方法論を提起されています。
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敗北し混乱している現実を正確にとらえ、まず「総括」しろ。現状の暫定的「総括」をせず、
局面の変化に場当たり的に対応している「お前たち」の言動など、所詮「ガス抜き」以上の意味は
ない。「総括」への行動は、現状への統合化された認識を生じ、それが次にトータルな戦略として
結実するであろう。統合化された意志と、それをどこへ結集させるかの方法論がなければ、現実の
変革など画餅に等しい。
このような行動の原則さえわきまえず、相変わらず、さえずり続けているお前たちの言葉など
もはや何の力もない。
さらに言えば、政権交代、新政権の行き詰まり、W辞任による政変、菅政権の誕生、後継政権の
逆コースへの舵取り、これら一連の事象は全て仕組まれている可能性さえある。それに気づかず
混乱し続けている「お前たち」はとうの昔に敗北者だったのだ。
だから、今「お前たち」が語っていることは、すべて「轢かれ者の小唄」なのだ。
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確かに「普天間問題」は最悪の結末を迎えました。これは私には全く予想外のことであり、敗北
感にしばしたたきのめされました。
圧倒的多数を誇る政権の首相が、懸命に変えようと努力しても、全く微動だにしなかった「現実」
の壁の厚さ。アメリカという実質的支配者の強大さをいやというほど知らされた日々でした。
主権者である国民が正当な選挙で選択し、獲得した政治権力。それがこれほど無力なものであった
ことに今更ながら愕然としました。
さらに、その後の電撃的政局の変化に、去年の夏、政権交代に自らの夢を託した人々は、たじろぎ、
とまどい、ある意味で、仰るとおり混乱状態にあります。
そして今、「国民の生活が第一」のマニフェストは各戦線において後退し、破棄されようとしています。
去年の夏、政権交代によって幕を開けた「無血革命」はほとんどなすすべもなく今閉じようとしています。
ここから、何が見えてくるか、以下次稿にて。
その為には「曳かれ者の小唄」の原義にまず戻る必要があろうかと思います。
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