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小渕沢内閣って覚えてますか。
小沢信者たちは、あえて触れないか、本当に知らない若者達でしょう。自民と公明が連立を組んだのもこのときからでしたね。
思いかせば、小沢先生も20年間、政局の混迷とねじれ現象に、ご尽力されましたね。
細川内閣→小渕沢内閣→小鳩内閣
17年前の細川首相の顔が、鳩山首相の顔にダブります。
その間、小沢先生は、何か大きな実績を残されたでしょうか。たんなる一人相撲のパワーゲームを演じられてきたんじゃないでしょうか。
国民は彼の豪腕は認めても政治理念や改革の実行に不信感を抱いているんです。
彼が改革派なのか、自民から飛び出した守旧派なのか計りかねているんです。
そりゃ当然でしょう。彼が自民の幹事長に就いたのは既に20年前ですよ。政治理念の不明瞭さに反比例した政治的バイタリティーでは宮崎県知事を凌駕します。
少なくとも、小沢氏について言えることは、常に改革派の内部で撹乱材料となり、改革派や国民が不審を抱いてしまう政治指導者だということです。そして、それを裏付けるように、彼にはあまりに実績が無さ過ぎます。これだけは確かです。
今回の民主政権も衆議院の絶対多数があるとはいえ、ほぼ細川政権の轍を歩んでいます。オセロゲームの小選挙区制でいつ与野党がひっくり返るか分かりません。参院選の結果次第で当然、次の衆院選も早まるでしょう。
鳩山総理の普天間の件でもあきらかになりましたが、小沢信者さんたちは、そろそろ個人崇拝から目覚めて、民主党政権の改革を継続させるか、小沢教祖を取るかの選択のときじゃないですか。
現政権の支持率低下が示すように、政治とは現実を無視し得ないものですから。
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