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[2010参院選] 参院選７月１１日決戦〜勝敗のカギを握る民主“新小沢ガールズ”の評判（ゲンダイ的考察日記、5.23）
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夏の参院選は、７月１１日でほぼ固まった。候補者もほぼ出揃いつつある。空前の１００人超を擁立する民主党は、そのうち３割が女性候補だ。昨年の衆院選同様、小沢幹事長肝いりの“新ガールズ”が、勝敗のカギを握ることになりそうだ。どんな注目候補がいるのか。
東京・大阪はぶっちぎり
民主党の女性候補は、現時点で選挙区２２人（推薦２人含む）、比例区７人の合計２９人。
この中で、ぶっちぎりで圧勝するとみられているのが、東西のタレント２人だ。
東京は候補者が乱立気味だが、「仕分け人」で名を売った蓮舫（http://blog.fc2.com/tag/%CF%A1%E7%D6）以外に知名度のある顔がない。
大阪も、高視聴率の長寿番組「探偵！ナイトスクープ」の看板秘書役だった岡部まり（http://blog.fc2.com/tag/%B2%AC%C9%F4%A4%DE%A4%EA）が強い。
無名の新人で注目は、広島の中川圭（なかがわ・けい）氏（http://blog.fc2.com/tag/%C3%E6%C0%EE%B7%BD）。国民新党の擁立断念で、急きょ、民主党の２人目の候補者に抜擢された。今月１３日に公認が決まったばかりだ。
「中川さんは、乳がんの手術を受けた後、患者団体の代表として啓発活動などに取り組んできた。一方で、ルックスはクラブのママのような華やかさがある。ライバルの自民・宮沢洋一氏（元衆院議員）と民主・柳田稔氏（現職）が地味なだけに、会見では記者の間から『これはいける』という声が上がっていました」（地元関係者）
広島・兵庫 キャラ際立つ
新人女性の場合、“キャラ”が立っているかどうかが当落を左右する。
その点では、兵庫の三橋真記（みはし・まき）氏も面白い。「元厚労官僚らしからぬ明るさが好感されている」（地元記者）という。
大接戦が予想される１人区で注目は、鳥取と徳島。鳥取は自民党の牙城だが、坂野真理（さかの・まり）氏は、祖父が自民党の元閣僚。地元では『元自民の田村耕太郎議員が民主党に移ったのは、坂野さんに勝てないから』ともっぱらだった。仙谷大臣のお膝元・徳島は、組織力が強固だ。
新ガールズは、どこまで議席を伸ばしそうなのか？
「ただでさえ女性は浮動票を獲得しやすい。それに加え、小沢さんは、選挙向けの親しみやすい女性を選んでいる。民主党は苦戦といわれますが、こういう女性候補たちは、接線になればなるほど力を発揮する。１人区に８人立てていますが、うまくいけば５人当選するかもしれません」（政治ジャーナリスト）
県連や連合の反対を押し切って小沢が擁立した２人区の２人目は選挙戦は厳しいものの、狙い通りの効果を生んでいる。
「２人区の現職は、これまで無風選挙で楽をしてきた。２人目が立ったことで、危機感を持って運動を活発化させています。とくに２人目に女性候補者を立てられた現職の男性議員が目の色を変えています」（民主党議員）
比例では、やはり谷亮子（http://blog.fc2.com/tag/%C3%AB%CE%BC%BB%D2）だ。タレント候補ラッシュで、票が分散するため１００万票とはいかないだろうが、３０万〜５０万票で全比例候補のトップに躍り出る可能性が高い。
（民主党・参院選女性候補）
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（日刊ゲンダイ 2010/05/22 掲載）
「政治に専念できない人は立候補すべきではない」
谷亮子さんが、現役続行を表明したことに対する批判は概ねこんなところ。賛否両論があるのは確かですが、”小沢憎けりゃ谷まで憎い！”ともいえます（笑）。しかし、彼女が、「両方頑張る」と言うのならそれでいいじゃないですか。真面目に一生懸命やってくれそうな人なら、それでいいじゃないですか。”大物議員”と言われ、偉そうにしてきた方たちは、これまでどんな政治に専念してきたというのでしょう。
民主党は、この国の立て直しのための政策を次々と実行に移しています。公務員改革、事業仕分、特別会計の見直し、子ども手当、高校無償化などなど―。もう止めてしまっていいのでしょうか。
賢明なる有権者は、しっかり見極めて投票しましょう。
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