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神奈川は関西だ!−道州制区割りに意義ありー http://www.asyura2.com/10/test19/msg/326.html
バカな奴だとお思いでしょうが、まずは申し開きから。 関東の関とはご存知のように箱根にあったものだ。かつて関東は坂東とも呼ばれ、坂東のの坂は金太郎が熊乗りをしていた神奈川県の足柄峠のことだ。 ようするに神奈川県は関東でもあれば、関西の部分も含んでおるのだ。ちょっとだけど。 さて、現在、民主党や自民の一部も賛成する道州制が、橋本知事や桝添おじさんの関西独立構想によって、だんだん現実化の度合いが高まってきているのは、阿修羅のお兄さんお姉さんたちもご存知だろう。 しかし、関西圏や他の地方の盛り上がりに比べ、関東圏は、東京をはじめ、かなりクールに眺めてるといった感じだ。よって、現実的な関東州の区割りなんかにも、関心が薄く、区分けに伴う諸問題が全然議論もされてない。 そこで、ケンタッキー州民がグレートケンタッキーと自州を愛する如き神奈川県民である小生は神奈川の関東州編入について、以下、異議を唱えたい。 1.まず、関東州が創設された場合は、首都東京を関東州から外すという案がある。これ自体にはあまり異議が無いんだが、その場合、神奈川は東京湾横断道路で千葉県と、また道志川流域でかろうじて、山梨と接しているだけになる。地方の方々には山梨と神奈川が接しているといっても、関東人にとって京都府が日本海に面しているぐらいピンとこないかもしれない。おまけに山梨が中央線や甲州街道一本で繋がっているのは東京の八王子からだ。もし、山梨が他の州に入ったら、完全に遮断される。それら三県を南関東州として区分けする案もあるが、これはナンセンス以外の何ものでもない。ただ三県の中心にある東京に対する依存を強めるだけだ。これによっても東京によって他の関東の県から遮断され、関東州編入で今以上に東京への依存を強めざるを得ない神奈川の地理的特殊性が分かろう。 2.では如何なる代案があろうか?私は数人のネット人が冗談半分で書き込んでいる程度の非現実的区割りと思われている神奈川県東海州編入を科学的に提案したい。長年、東京への長時間の通勤で苦しめられてきた者として、できれば、多摩川にタマリンの壁(多摩川東京湾臨海部の略です)を造って東京との連絡を制限したいぐらいだ。神奈川都民と揶揄され通勤通学と東京志向を余儀なくされてきた東京の城下町、もといベッドタウンである神奈川の県民はこれ以上、行政的に東京と一体化しても何の利益のないことは明白である。 まず、現行の区分けの基本にある地理的近接性が極めて根拠の無いものである。江戸時代までの日本人が東海道や東山道など、五畿七道に分けたように経済的にも文化的にも多くの場合、交通の条件が地理的近接性に優先するのだ。神奈川県民で群馬の軽井沢に行ったことがある者はお金持ちを除いてそんなにいないだろうが、貧乏人でも富士伊豆に行ったことがない者はほとんどいないだろう。軽井沢に車で行くのに何時間かかるか知らんが、3時間半あれば、東名で浜松競艇を越えて愛知領の豊橋に着いてしまう。東名、第二東名、東海道新幹線とモータリゼーションの恩恵に最大限与れるのだ。 3.そして、東海道の基点と終点である神奈川と愛知は当然、経済と文化の両端のコアとして、機能するだろう。このままでは関東州と関西州に挟まれて、今までどおり、いじけていくしかない愛知県民が、日本で唯一、東京に優越感を持っている神奈川県民と同州民になったら、まさに日本最大の経済力を持つ州の誕生だ。デラええ話しジャンカ!周知のように日本最後の主要輸出産業である自動車産業も愛知、静岡、神奈川に固まっている。 4.そもそも、道州制は中央に対する地方の政治的経済的文化的自主性を向上させるためのものだが、中央である関東州における道州制の意義が見過ごされている。東京の近接県は事実上、東京の植民地と化しているが、東京を関東州から外してみたところで、その状態は変わらない。むしろそれら近接県に放力がはたらくように、地方と合同させた方がいいのではないか。さすがに埼玉や茨城を東北道に編入するのはちょっと無理があるが、東京によって地理的に他の関東から切り離されている神奈川は、関東州に組み入れて東京の属国とするよりは、東海道州に組み入れた方が余程、未来における経済的社会的展望があろうというものだ。 阿修羅のみなさんの建設的ご意見をお待ちしています。
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