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2011年08月22日 12:44
23億円が戻ってきた!?日本の道徳心はありえないと海外で話題に
東日本大震災から5ヶ月余りが過ぎました。いまだにその影響は計り知れないですが、各地で復興に向けての努力が続けられています。
震災によって多くの人がさまざまなものを失いましたが、紛失していた現金23億円分が返還されたというニュースが海外に伝わり、「日本人の道徳心は素晴らしすぎる」と感動の声が上がっていました。
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紛失した現金は財布からだったり、家庭の金庫だったりといろいろのようで、ボランティアによって見つけられた現金も含め、合計23億円もの現金が持ち主に返還されたそうです。
このことが海外のメディアでも報じられ、日本人の誠実さを表していると、驚きや称賛の声が各方面から上がっています。
海外掲示板でも大きな盛り上がりを見せていたので、一部をご紹介します。
・これと同じことが(地震後、略奪が起きた)ハイチで起こる可能性 = 0.0000000000000001%。人というのは違うんだ。
・そりゃそうさ、まずハイチで23億円が見つかるわけないじゃないか。
・飢死してるんだから、そりゃそうだろう。
・少なくとも世界には道徳心のある人々もいるってことだ。
・同種族の人ばかりの環境では容易なのかも。
・かつ、世界で宗教から最も遠い国民でもある。
・きっと「日本人でいる」という宗教なんだ。
・だが、密度の高いとてもうるさい環境で、長時間労働と、次のゴジラ襲撃のストレスにより、自殺率と精神疾患は高いレベルにあるんだ。
・おい作り上げるのはやめようぜ。そんなにうるさいわけではない。
・その頃イギリスでは2000万ポンド(約25億円)以上が台無しになり、それを祝っている。
・これこそが日本だろ。女子サッカーがW杯で優勝したかと思えば、バカな誰かが第二次世界大戦のことを言い出すとか。
・日本は素晴らしかったよ。住んでたときは楽しかった。財布、傘、パスポートなど、何をなくしても戻ってくるチャンスは100%だった。しかも財布に現金が入ったままで戻ってきたんだ。
・ついこの間、高齢の人々が福島の第一原発での仕事のボランティアを名乗りあげているというニュースがあったばかりで、今度はこれだ。もう日本人は世界でもっとも良い人柄なんだと思えてきた。
・おれはJALの社長がパイロットより給料を安くしたって話が好きだった。バスで仕事に行って、カフェテリアで食事をしていたぞ。
(参照:JAL社長の給料がパイロットより低い…「アメリカとは大違いだ!」アメリカ人たち大絶賛)
・日本の社会は世界の他の場所に比べると、極端に安全だ。しかし社会システムや慣習により作り出される環境には大きな犠牲もある。日本でほとんどが戻ってくる理由は、規則、階層、社会的な決まりごとが強いためである。
日本では権力にたてつくことや、規則を破ることが良しとされず、個人的な表現でさえも、少しでも流れに逆らうことなら、しかめっ面される。規則は規則であって日本では破られない。僕は日本でマヨネーズがついていないサンドイッチを注文することさえ不可能だった。なぜか、それは日本のサンドイッチにはマヨネーズがついてくるものだからだ。
比べてアメリカでは、個人の意見は尊重され、規則というのは破られるものと言われているのが一般的だ。そういう社会構造はよく議論され、個人の自由がうたわれる一方で、わがままな態度も増える。
日本の凝り固まった方法は、社会としてはよく機能している。その反面、息苦しくも感じる。女性は男性より地位が低いと受け止めているようで、そのため女性の政治の参入や女性の給料は先進国としては、ショックなほど低い。
さらに自殺は他国に比べてそれほど悪いことだと受け止められていない。個人にのしかかる連続したストレスなどが原因で自殺率が高いのもうなずける。
言いたいことは日本も完璧ではないということだ。社会システムは大半の国よりよく機能しているが、いったい社会システムのどこに価値を見出してるかを考えなくてはいけない。秩序がいいのか?自由がいいのか。個人の幸せがいいのか、コミュニティとしての機能を求めるのか。両方を選べないのか?
・4年間教師をしていた自分もよく似た意見だ。創造性がないことや、同一性を促していることほどイライラすることはない。生徒のほとんどは見られることや失敗を死ぬほど恐れているし、英語の授業では単調な文法の暗記がほとんどだよ。
・実体験を話そう:
日本で一番犯罪が多いところ(大阪のミナミ)に1年半ほど住んだ。そうしたら犯罪は全然多くなかった。僕はロサンジェルス出身で、犯罪が多いってことがどういうものかを良くわかっている。
日本はクレジットカードが使えないところが多くあるので、現金を持ち歩く(500ドルとかを一度にだ)。ある日、ぼくは3万円をATMで引き出し、その場に忘れてきたことがあった。すると20分後に銀行から電話があって、誰かがATMでそれを見つけてすぐに銀行に返し、銀行はすぐに僕を割り出して口座に戻しておいたと言う。
僕は地下鉄でカメラを2回も忘れ、両方戻ってきた。一度なんて酔っ払って倒れていたとき、目が覚めたらマクドナルドのセットが目の前に置かれていた。
・それはおもしろすぎる。きっと「うーん、外人が気絶してる……。どうするかな、きっとハンバーガーを好きだろうな。よしマクドナルドに行こう」こんな感じだな。
・きっとホームレスだと思われたんだよ。
・オレのストーリー。東京で散々酔っ払って、JRのトイレに寄った。最高の気分で家に帰った…つもりが最悪だった。トイレで僕の軍のIDやジュネーブ会議のカードの入った財布、ポケットの中身すべてを落としていたようだ。一週間して警察から電話がかかってきた。「財布が届いているのでとりにきてください」と。しかも現金も中にあった。クレイジーな国だ。
アメリカやイギリスのメディアでも、多額の現金が戻ったことに驚きと称賛の論調ばかりでした。
どの国でも良い点・悪い点はあり、視点や考え方によって変わってくるものだと思いますが、他所から見て良いとされているものはもっと誇っていいのかもしれません。
Japanese police say people have returned $78 million in missing cash after quake.
http://labaq.com/archives/51694147.html
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