http://www.asyura2.com/10/social8/msg/727.html
Tweet |
生活保護受給者を囲い込み「薬を転売してもうけたことある」
2012/06/20 11:14
【生活保護を問う】
■患者送迎・豪華設備の点滴室…
全額公費で賄われる生活保護受給者の医療費をめぐり、大阪市西成区の3診療所が生活保護受給者を囲い込んでいたことが明るみに出たが、3診療所では「タダだから」と連日のように通院し、必要以上の薬をもらって転売している生活保護受給者もいるという。関係者からも「税金を食い物にしている」と怒りの声が漏れる。
▼必要以上の量
今月上旬、3診療所のうちの一つから、大量の湿布薬が入った袋を提げた60代の男性が出てきた。「薬を転売してもうけたことがあるねん」。男性は昔話のように語ったが、薬は明らかに必要以上の量だ。「生活保護の受給者は、知恵を絞って生きていかなあかん」と話して立ち去った。
この診療所では、軽ワゴン車が30分〜1時間おきに停車し、数人ずつ男性を降ろしていく。「診察がある日はほぼ毎日、自宅から診療所までを送迎しているんや」。近くに住む男性(64)が解説する。
▼まるでサービス業
豪華なリクライニングシートが20以上並び、正面に大型テレビ。別の診療所の「点滴室」には高級サウナ店のような設備がそろう。
かつて勤務していた女性によると、通院患者の9割以上が生活保護受給者で、1日あたり約200人が来院する。
生活保護受給者に診療所が営業活動
IZAM、友人の親が生活保護受給でき…
多くが栄養剤の点滴を受けたり、足腰にマッサージを受けたりしており、酩酊(めいてい)状態で来院する患者もいるという。
「腰痛」のため、週5日マッサージに通っているという60代の男性は「受給者はどれだけ治療を受けても金がかからない。来ない理由がない」と話し、自転車で軽快に走り去った。
「ほとんど医療が必要のない人ばかりで腹が立った。医療だと思うと罪悪感を抱くことがたくさんあり、サービス業だと思うようにしていた」。女性は憤りをこめて振り返る。
▼難しい行政指導
女性によると、この診療所の“売り上げ”目標は月2千万円。病状が軽い患者にも、胃カメラや内視鏡などの検査を実施する。マッサージで軽い痛みを訴えただけでも整形外科で受診させるなどして、診療報酬を稼いでいたという。
生活保護受給者をめぐる過剰診療の疑いは、他の診療所でも指摘されているが、行政による指導は難しいのが実情だ。市の担当者は「病院側から『必要な医療行為』と主張されれば指導できない」と話した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/570164/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。