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法律問題サービス、ディボース・オンラインの英国での調査によると、昨年の離婚手続き書類の3分の1以上に、「フェイスブック」という語が含まれていた。また、離婚訴訟などを専門にする弁護士で作る米団体「American Academy of Matrimonial Lawyers」によると、米国の離婚弁護士の80%は、SNSの使用に関連する事例の増加が見受けられると指摘している。米コネティカット州の離婚弁護士ゲーリー・トレイストマン氏は「フェイスブックが関連して、破綻に至るケースがあちこちに見られる」と話す。コンピューターの訪問履歴や携帯電話のショートメッセージ、電子メールが証拠として採用される、同氏が担当する年間15事例のうち、60%はフェイスブックが絡んでいるという。
「Facebook and Your Marriage」の著者、K・ジェイソン・クラフスキ氏(妻のケリ氏と共著)は、「フェイスブックでは浮気は電光石火のスピードで起こる」と話す。現実の世界では、職場でのロマンスなどにしても発展するのに数カ月か、数年かかることさえあるが、「フェイスブックでは数回のクリックだけで実現する」と同氏は語る。フェイスブックでは他の大半のソーシャルネットワークサイトやデートサイトと違って、両者が昔の感情を思い出したり、過去に1度会っただけの人々を友人とすることができる。クラフスキ氏は「浮気など思いもしない人々が誘惑にかられる」と話す。フェイスブックはコメントを避けた。
フェイスブックとは無関係に浮気が展開する場合でさえ、不満をぶちまけたり、意図せずに配偶者の疑念をかきたてたりするような、一見心地よい討論の場がフェイスブックにより提供される、と専門家たちは指摘する。米ジョージア州アトランタを本拠とする弁護士で、現在、アメリカ法曹協会の家族法部門の会長を務めるランディ・ケスラー氏は、「フェイスブックの違いは、安全かつ無害で私的に感じられることだ」とし、「自身に不利になる膨大な量の情報を人々は進んで掲示する」と語る。
離婚訴訟の際は、フェイスブック上の投稿が離婚後の扶養手当や親権を決定するために使用されると弁護士は話す。昨年、コネティカット州の上級地方裁判所判事は離婚する夫婦にそれぞれのフェイスブックのパスワードを相手の弁護士に知らせるよう命じた。ケスラー氏は、証拠を集めるのに極めて役立つ手段だと話す。育児能力や過剰なドンチャン騒ぎ、裁判所命令に違反するような配偶者に関する中傷的な発言などに関連する、フェイスブックに記録された行動パターンが、法廷で証拠として認められることがあるのだ。フェイスブックが離婚裁判所に引きずり出されるのは、もちろん同社の非ではない。「使用する人々の非だ」とケスラー氏は話す。
ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)最大手の米フェイスブックFB-8.90%のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は19日に自身の婚姻区分を「既婚」に変え、フォロワーから100万件を超す「いいね!」を受け取ったばかりだ。しかし、同氏が創業したサイトは結婚にとってそれほど助けになっているわけではないようだ。実際、弁護士たちは、フェイスブックが結婚の破綻の増加につながっていると指摘する。
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